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ゲイ3P小説・アンノーンマスクマンズ(不明男の集い)第1話

Φφ(ファイ) 【それじゃあ、4月13日金曜日 イオータはPM8時に、ローはPM8時15分にプラム・モーテル203号室に来いよ。俺はPM7時からそこで待ってる。早めに来たり遅めに来るときは連絡してくれ。】 Ιι(イオータ) 【了解した。いよいよだな。】 Ρρ(ロー) 【ヘヘッ!楽しみにしてるぜ!】 3人の男たちはそこでチャットメールを切り上げた。 ネットのマスクゲイ同好掲示板で知り合い、親しくなったゲイ仲間。 ようやく明日直接会えるのだ。 ただし、条件付きだった。 1, ヘルメットとマスクと手袋・ブーツを持参、装着すること。 2. お互いの素顔を絶対に見ないようにすること。 3. お互いの個人を特定出来るような素性を一切明かさないこと。 アンノーンマスクマンズ(不明男の集い)の始まりだった。 イオータは目的の部屋へ入室する前に主催者のファイにチャットメールを送った。 【モーテルに到着した。今、203号室のドアの前にいる。着替えは済ませたか?入っても良いか?】 するとファイからすぐ返信があった。 【オッケー。着替えはもう済ませた。鍵は開けるから勝手に入ってくれ。出迎えはしない。奥の寝室で待ってる。浴室空けてあるから、そこでシャワーと着替えをして来てくれ。ローは予定通り15分後に到着する。早く済ませておけ。】 【了解した。】 イオータは素早く返信すると、辺りを見回して人が来ないか確認するとドアを開け、部屋へ入った。 玄関のすぐ脇に浴室と簡易キッチンがある。短い廊下があり、突き当たりに閉じられたドアがあった。ドアのすりガラス越しにライトが照っている。この向こうの寝室で、今まで長いことメル友だったが今日初めて会う男・ファイが待っているのだ。 そしてすぐ後にもう一人の男・ローが到着する。 イオータは初めてのことに一瞬戸惑ったが、ローに顔を見られてはまずいので早々に浴室で支度をすることにした。 シャワーを浴び、体を拭いた後、ボストンバッグの中に先程まで着ていた衣服や靴全てを詰め込み、それと入れ替わるようにメットとマスクと手袋とブーツを外に出した。 頭から目と耳と鼻までの上半分を覆い、口の周辺を露出させて、下半分は顎の下から鎖骨の辺りまでを覆う、黒いが視界はある程度確保され、通気性のある全頭の目隠し口開きラバーマスク。 そして白く、黒いラインの入ったラバー手袋にラバーブーツを裸の体に身につける。 最後にかぶったシルバーのメットにはギリシャ文字『Ιι(イオータ)』のマークが入っている。イオータはハンドルネームで、本名ではない。ファイとローも同様だ。彼らは3人共、自身が愛用していたメットに書かれていたギリシャ文字をハンドルネームとして使いチャットやメールや通話をしていた。3人が意気投合したのも、同じブランドのメットを使用していたりそれをハンドルネームに使うセンスが似ているという理由からだ。 イオータは洗面所の鏡に映る自身の姿をマスク越しの視界に捉えた。まるで別人のようだ。程よく筋肉のついた赤みがかった白い肌、下腹部ではノーパンのペニスが勃起して強く主張を始めている。 携帯でファイにチャットメールを打った。 【身支度完了。寝室に入っても良いか。】 【来いよ。】 待ちかねていたのか、数秒で返事が来た。 自分のボストンバッグを手に持つと、浴室を出て廊下を渡り、ドアをノックした。 「オッケー、イオータ。」 イオータはノブをゆっくり回し、ドアを開けた。 広めの寝室ではイオータと同じくメットにマスクに手袋とブーツを装備したファイが窓側の1人掛けソファーに座り、ペットボトルのミネラルウォーターを飲んでいた。彼はペットボトルを唇から離し、テーブルに置くとマスクで口元だけ露わになった顔でニッと悪戯っぽく笑いかけてきた。 黒に金のラインが入った『Φφ(ファイ)』メット、褐色肌、声。それにあの体つき、口元。クールでリーダー格な雰囲気。 間違いなくファイだ。互いのマスク姿でのエロプレイ写真や動画を投稿共有し合ったり、セックスのつもりでオナニーをし合う通話をしていたことがあるのでわかる。 直接会ったことがないだけで、信頼関係はある程度育まれている。 見慣れた姿と聞き覚えのある声にホッと胸を撫で下ろしたが、直接的に会うことによる不安と警戒心は依然としてあった。 「生で会うのは初めてだな。ファイだ。よろしく。」 「イオータだ。よろしく頼む。会えて嬉しいよ。」 「ドアを閉めてくれないか。ローがもうすぐ来てしまう。」 「ああ、すまない。」 ドアを閉めるとファイはソファーから立ち上がり、イオータに歩み寄ると握手を求めて来た。イオータは片手に持っていたボストンバッグをテーブル下のファイのレザートランクの横に置くと、握手を交わした。ファイは185センチ、イオータは183センチだ。あまり身長は変わらない。 ファイの褐色肌はテカテカと艶やかな光を帯び、ペニスはイオータと同じくギンギンに勃起していた。 イオータは思わずファイの肉体に抱きつきたくなった。 それを遮るように、テーブルに置かれたファイの携帯が振動し、バイブ音がブブブと鳴る。 ファイは携帯を手に取り画面を見つめてさらに笑顔になった。 「ローが今部屋の前に到着したらしい。あいつに指示をしているから、おまえは適当に準備したりくつろいでいてくれ。くれぐれもあいつと鉢合わせしないようにな。」 「わかっているとも。」 ファイの指示でローが荷物を持って部屋に入ってくる音が聞こえてくる。ようやくこの部屋に3人の男が集ったのだ。 イオータは後少し長くシャワーを入っていなくて良かった、とボストンバッグのポケットに電源を消した携帯をしまいながら思った。 ローがシャワーを浴びる音が微かに聞こえてくる。 再びソファーに腰掛けたファイに倣うようにイオータもその右手の壁側の1人掛けソファーにノーパンで腰掛ける。 勃起したペニスを剥き出しにしながらも素顔を隠した男2人が同じベッドルームのソファーにそれぞれ腰掛けている様子は異様な光景に感じた。 イオータは激しく緊張していた。同時に、ファイに欲情を覚えていた。 「なぁ、キスしても良いか。」 携帯をいじっているファイにそう話しかけてみる。 「ローがシャワーに入っている隙にか?」 「もう始めていたらいけないのか?」 「焦んなよ。このパーティはまだ初回なんだからさ。俺なんかオナニーもしないで1時間前から1人で待っていたんだぜ。」 「律儀なんだなあんた。それじゃあ3人揃ってからのお楽しみだな。」 「そうそう。欲望と興奮を貯めに貯めて3人揃ったら解放すりゃ良いのさ。」 イオータはファイの方を舐め回すように見続けていた。 ファイは携帯をいじりながら、イオータに興味のないフリをしていたがペニスは相変わらずギンギンに勃起し続けていた。 シャワーの音が止む。 そろそろローが支度して入ってくる。 イオータはファイから視線を移し、寝室のドアを見守った。 5分後、ローが入って来た。 白く、金のラインが入った手袋とブーツに白のラバーマスクを装着した黒人の男。背丈や体つきはファイやイオータと変わらない。ゴールドのメットにΡρ(ロー)の文字が記されている。 人の良さそうでひょうきんな雰囲気の漂う青年だった。 三人の男たちは互いの姿を確認し、喜びの声をあげた。 「おお、あんたたちイオータにファイかい?写真や動画で見たのと同じだ!本人だよな?」 「そりゃそうだろ。って言っても、ずっと顔隠してるし喋らなきゃわかんないよな。」 「ロー、そこに座れよ。荷物はテーブルの下だ。」 イオータがファイの向かい側の1人掛けソファーを指で指し示した。 ローは肩にかけていたエナメルバッグを下ろし、テーブルの下のイオータの荷物の隣に置くとソファーに腰掛けた。 「2人でくつろいでいてくれ。トイレに行ってくる。」 「ああ、わかった。」 ファイがトイレへ行っている間にローはイオータに話しかける。 「イオータ、あんた生で見てもやっぱり綺麗な体してるな。」 「ありがとう。君も実物の方が良く見える。」 「ずっと、その、会ってみたいと思っていたんだよ・・・。」 ローの声は恍惚としており、イオータは彼の股間に視線を向けた。 ペニスは勃ち上がり、ピンク色の亀頭からは我慢汁が垂れていた。 そのペニスに似合わずローは照れ臭そうに笑っていた。 イオータの手の甲にそっと自分の手を重ね、指を絡めてくる。 ソファーから乗り出してこちらに身を寄せ、熱い吐息が近づく。 イオータはローの態度を見て確信した。 (こいつ、ファイと違って俺に惚れてやがる。) イオータは厄介に思った。 前々からローはイオータに対して特別な素振りを露わにしていた。 チャットメールの時も、通話の時も。 ファイ抜きで二人きりになると3人の時よりもテンションは落ち、子犬のようにイオータに甘えてくる。 (妙に俺に懐いてるんだよな。俺はセックスしたいだけだし、それ以上の関係を迫られなきゃ良いんだが・・・。) この集いはお互いの素性を知り合わないことを前提に、思い切りセックスをすることを目的としたものだ。 イオータには恋人はいなかった。しかしセフレは欲しかった。 「言っておくが、俺たちはセックスをするためにここに来てるんだからな?恋人探しじゃないからな?必要以上に惚れるなよ?」 「わかってるさ。でも俺知ってるように惚れっぽいんだよ。あんたのこと気に入ってて・・・。」 「惚れっぽいなら俺じゃなくても良いだろ。俺にその気はないからな?」 「おいおい、初めて生で会って早々喧嘩かい?よしなって。」 ファイが戻って来た。 「よぉブラザー。ちゃんとちんぽ洗って来たかい?」 「おう、念入りに洗ったとも。それよりせっかくセックスしに来たんだ。もっと和やかに会話しようぜ。」 「それもそうだな、すまなかったロー。仲良くしよう。」 「いや、いやぁ良いんだよ。俺こそ、うん・・・。今日はよろしくな二人とも。」 ファイはニヤニヤ笑っていた。 イオータはその笑みに内心腹を立てていた。 彼はローがイオータに夢中なことを知っているのだ。 ローはファイに隠しているつもりだが、明らかに態度が違うのと普段の3人でのチャットメールや通話のやり取りでバレバレだった。 (こいつ、いつもこんな風に俺とローのやり取りを笑ってやがったのか。) マスクの下でカーッと頰が熱くなった。 (性欲に負けて生で会うことに賛成しちまったが、やっぱり生でからかわれるのはムカつくぜ!) 3人の男はソファーに腰掛け、数分程談笑していた。 そしてファイが寝室の壁掛け時計を見て2人に言い放った。 「よし、8時30分だ。そろそろ体も冷えて来た頃だ。始めるとしようぜ。」 「そうだな。みんな勃起しっぱなしは辛いもんな。」 「ああ、ドキドキする・・・俺こういうの初めてなんだよ〜っ。」 ローの視線はイオータに注がれていた。 「俺は何回かあるけどな。」 イオータはその視線を振り切るようにローに背中を向け、ぴしゃりと言う。 ファイはそんな2人を見て何か企むような笑みを口元に浮かべていた。 「で、ファイ。リーダーさんよ。これからどうする?・・・ンッ?!」 イオータがそう言ってファイに向き直った時だった。 ファイがイオータの腰を引き寄せ、キスをし始めたのだ。 ローとイオータは突然のことに驚きを隠せなかった。 特にローは自分が先に手を出してみたかったイオータがファイに真っ先に標的にされたことを悔しがり、動揺のあまりたどたどしく言葉を発することしか出来なかった。 「あ、ああ〜?ファイ、そんな、いきなり・・ず、ずるいぜ!」 「こういうのは誰かがいきなりやり出さないと始まらないんだぜ?」 そう言うと再びイオータの口を塞ぎ、いやらしく彼の臀部を揉みしだき始めた。体を強張らせていたイオータだったが、次第にファイの舌に自分のを絡め、彼のキスに応じ始めた。 そのまま2人でベッドの上に腰を下ろし。キスを続ける。 ローはたまらず、ファイとイオータの肩を掴み、絡めあっている2人の舌に自分のも絡め合わせた。 3人で濃厚なディープキスをする。 寝室には熱い吐息と荒い呼吸音とぴちゃぴちゃちゅぱちゅぱと互いの舌を咥え、吸い、唾液を啜り、唇を食む音が鳴り響く。 3人でオナニー通話をした時よりも生の感触と音と熱に3人とも激しく興奮していた。 「誰から挿れて欲しい?」 ファイはキスしながら2人に訊く。 「俺が一番最初。」 イオータが誘惑するようにファイの首に腕を回して微笑んだ。 ローはその光景に牙を剥くようにして素早く会話に割り込んだ。 「じゃ、じゃあ俺が先に挿れる!イオータに!」 「君が?良いよ、良いとも。」 イオータはローの積極的さを意外に感じた。 もっとシャイな青年だと思っていたのだ。 ファイは2人の様子を面白がっていた。 「こりゃ楽しめそうなスリーサム(3人組)だぜ。」 続く

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