その学校には怪しい噂が流れていた。
ある日、クラブ活動の帰りに一人で下校をしていた男の子が行方不明になってしまったのだという。
そしてそれには学校のそばの幽霊屋敷に住んでいる妙な女が関係しているらしい。
①
「なあ優等生、知ってるか?」
「今こんな噂が流行ってんだよ」
「この学校のそばに人攫いが出るんだって」
「ひ…人攫い?」
「ああ」
「さ…さあ…僕は聞いたことないけど…」
周りを数人で取り囲み内緒話をするクラスメイト。
「…」
何か嫌な空気を察する主人公。
「ぼ、ぼく早く帰らないと…」
「みんなの宿題はちゃんといつも通りにやっとくからね」
「そんでその話には続きがあるんだ」
「…」
「学校の側にボロボロの幽霊屋敷があるだろ?」
「あそこに住んでる妙な女が攫ったって女子どもが噂してた」
「噂ではその女はとても背が高くて」
「いつも白いワンピースに大きな帽子を被っていて」
「それに何故か」
「その長い髪の毛で顔の半分を常に隠しているんだ」
「何故顔を隠しているのかって?」
横からの引きのコマ。
「その女の髪の毛の下の部分には」
「眼がないそうだ」
ドキッとする主人公。
「なんでもその女がまだ俺らぐらいの頃に」
「同じクラスの男たちに彫刻刀でエグられたらしい」
「虐めにしてはやりすぎだよな」
「そんな…酷いこと…」
「ーだからその復讐として」
「当時襲ってきたやつらと同年齢の男を狙って襲ってるんだってよ」
「そこでだ優等生」
「今からお前にはその女の家の調査を命じる!」
「…」
気の弱い主人公はクラスメイト達に逆らえずに
その日の帰りにその女の家を訪れることになってしまったー
-02/07へ続く-
月島ナツキ(青崎ひふみ)
2025-02-09 06:35:31 +0000 UTCAsef
2025-02-09 06:11:19 +0000 UTC月島ナツキ(青崎ひふみ)
2025-02-09 01:47:25 +0000 UTCよっぴぃ
2025-02-08 20:58:46 +0000 UTC