大変悲しいお知らせなのですが、本日BOOTHよりこのようなメールが届きました。
これが計4つ、つまりは現在BOOTHで販売してる同人誌全てが販売停止を食らってしまったことになります。
25日午後三時の時点で全ての商品は削除することになりました。
フォロワー。支援者の皆様の中にはBOOTHでご購入された方もいらっしゃるかと思いますが、誠に勝手ながら販売停止及び削除要請を受けてしまった為、今後は購入された作品はダウンロードが出来ません。本当に申し訳ありませんがこちらではどうにもなりませんのでご了承頂けますようよろしくお願い致します。
さて、上記のメールを読むとわかると思いますが、今回販売停止に至った理由がまるで明記されておらず、また個別に対応しないとまで明言しております。
一方的に販売停止を行っておいて、理由は言わないというやり方は正直言って、円之怜はとても気に入りません。
二年前までは表現規制が緩く、商品展開のしやすさが売りだったBOOTHですが、近年の決済会社(PaypalやJCBなど)による成人向け商品への規制の圧力の影響で、あの規制が厳しいとされるFANZAよりも更に表現規制が厳しくなってしまいました。
更には海外からのアクセスがしやすい影響か、特に同人誌に関してはスキャンレーター(違法翻訳海賊版をを作ってアップロードして支援や広告収入を得るハイエナのような連中)によって目がつけられやすいプラットフォームでもあります。
過去には規制の緩さを利用して他プラットフォームよりも表現規制の緩い内容(一応言っておきますが無修正ではありません)で販売もしてたことはありましたが、購入ユーザーから4Kに耐えうる解像度のアップを要請されそれに応えたところ、見事に高解像度のファイルを違法アップされてしまった経緯もあり、以降BOOTHの販売商品に関しては他と同じ表現規制のままで販売することにもなりました。
そんなリスクを抱えながらもPixivやFANBOXから直接DL販売ページにつながる為、販売経路として確保してたわけですが、実のところ言えば円之怜のクリエイター活動での全体の収益の中ではダントツに利益率は低いプラットフォームでありました。今回唯一の救いはこの一点につきます。
ここまで利益率の低い理由は他の同人販売プラットフォーム(DLSiteやFANZA)のように広告ページや広告媒体がなく、ランキングページもあるわけでないため、目がつきにくい上にBOOTHの認知度の低さもあります。
そして割引セールの効果も期待できないためにロングテール(長期に渡って持続的な収益)が見込めるわけでもない。正直言えば同人誌を販売するにはかなり不向きと言えるプラットフォームであり、当然ながら海賊版対策も行っていません。
メリットといえば「表現規制の緩さ」ぐらいしか取り柄がありませんでした。
今回その唯一のメリットも無くなってしまったため、同人誌作家(特に成人向け)にとってはBOOTHは「海賊版アップローダーやスキャンレーターに目を付けられやすく、更に表現規制が厳しい」だけのプラットフォームに成り下がってしまいました。
ですので今回の販売停止受けて、今後はBOOTHでの円之怜の成人向け同人作品のダウンロード販売は一切考えておりません。
今後この状況が改善される見込みは決済会社が成人向け商品を目の敵にしてる限りは恐らくないでしょう。
さて散々、決済会社がまるで悪者のように語ってしましましたが、Paypalやクレジットカード会社にとってはアダルト関連のサービスや成人向け関連の商品は非常にリスクが高く、特に海外ではまずクレジットカードの不正使用や犯罪に絡むのがこの手の商品である為、どの決済会社もそのリスクの高さからアダルト関連のサービスや商品を非常に警戒して忌避しています。
国内では理解が難しいのですが、海外では圧倒的に犯罪に絡むのがアダルト関連のサービスや商品である為、決済会社が成人向け作品に対して非常に厳しくなるなるのは仕方ないとも言えます。
更にBOOTHのみならずSkebでも起きてた事例として「マネーロンダリング」などがあります。当然ですがマネーロンダリングは犯罪に絡んでます。
近年ではフェミニストの影響から漫画やアニメやゲームなどの成人向け作品への規制強化も強くなってるという話もありますが、決済会社に関してはまず間違いなく上記の理由が大きいかと思われます。
BOOTHの規制強化はこうした事情がある為にプラットフォームの正常な運営を考えると、当然の結果と言えるでしょう。なにせ海外からのアクセスどころか海外での代理購入も認める仕様になっていますから。
ここからは円之怜の推測です。
おそらくBOOTHとしては、近年は大手のVtuber運営のボイスやグッズ販売などの企業の販売プラットフォームとしてBOOTHが使われることも増えてきた事を受けて、このような判断を下したはずです。
「表現規制を強化した結果、それに不満があるクリエイターが利用しなくなっても痛くも痒くもない」
「表現の自由を取るリスクよりも、規制強化で得られるメリットの方がはるかに大きい」
あくまで推測でしかありませんが、大方間違っていないかと思います。
BOOTHがそういう考えで運営の舵を切ったならば仕方がありません。
ただ、円之怜としては「全く使いづらいプラットフォーム」を信用も信頼もしなくなっただけのことです。
今後はグッズの販売にBOOTHを利用することも考えてたのですが、そもそもBOOTHに対する信用や信頼がない現状、このまま利用していいかすら今のところ判断が難しい状況であります。
FANBOXを利用してるのであれば、グッズの販売にBOOTHを利用するのが一番なんですが、今後は販売ページを容易に運用できるファンティアの活用なども視野に入れております。
Twitterの件もそうですが、ひとつのプラットフォームに頼り切りであることは非常にリスクを伴います。なぜならば運営する側のさじ加減でこちらの生殺与奪が握られてしまうからです。
今のところFANBOXに関してはまだ表現の規制は緩いですが、FANBOXの運営もBOOTHを運営するPixivである以上、そしてPaypalなどの決済会社が絡んでくる以上、いずれはPatreonやEntyのような表現規制の締めつけ強化、更には突然の支援停止なども考えられると思われます。
そうしたリスクを今回、BOOTHでの販売停止で改めて意識することになった以上、今後はFANBOX以外での支援プラットフォームやBOOTH以外の販売プラットフォームの利用を検討していかなければいけません。
そこで皆様からなにか意見がありましたら今後の活動の参考とさせて頂きますので、どうかご意見をコメント欄に記載していただければ幸いです。
何にせよ、今回は安い勉強代の割に大きな教訓を得ました。
成人向けに限らず、クリエイターが今後活動していくためには、こうしたプラットフォームへの疑いの目を常に持ち続ける必要があるのだと思います。
円之怜/Enno rei
2021-03-04 12:20:28 +0000 UTC円之怜/Enno rei
2021-03-04 12:17:37 +0000 UTC霜ダルマ
2021-02-25 13:05:49 +0000 UTC