DoujinStars
ギャランドゥ
ギャランドゥ

fanbox


空手家の筋肉女子、ハーフのレスリング少女のフェロモンに完全敗北する

大正12年。ちょうど今から100年前の、1923年のある日。




第一次世界大戦が終わり、日本はさらに欧米化が進んでいた。1853年ペリー来航から鎖国をやめ海外の文化を取り入れるようになったこの国では、洋服を着る者も既に珍しくない。


ザワザワ...ザワザワ...


街ゆく人々は忙しなく歩いており、多くの者は労働に勤しんでいる。しかし、中には幸運にも休みを手に入れ、仕事から開放された人間もいた。そしてその一部は銀座にある大帝国劇場、少女劇団「帝国華撃団」の演劇を見に来る。


「やぁぁぁぁぁ!」


ズバリッ...!


ホールの中で可憐な少女が剣を振るう。


おぉぉ...!


パチパチパチ...


その堂の入った動きに、観客からざわめきと共に拍手が届けられた。演劇の内容は、少女とその仲間たちが街を暗躍する悪の組織を成敗する、といったどこにでもありそうな在り来りなものだが、観客たちは少女たちの演技に見入っている。


ズバンッ...


演劇はクライマックスに入り、組織の長であった悪の首領が少女に切り捨てられ、舞台演出とともに退場した。


パチパチパチパチパチパチパチ...


観客たちに賞賛の拍手を送られながら、演劇を終えた帝国華撃団の団員たちが幕の後ろへ消えていく。













「ご苦労だった、みんな良かったぞ」


幕が閉じきった後、互いを労いながら汗を拭く団員たちに対し、1人の男性が近づいてきた。彼の名前は大神一郎。この劇場で働く支配人だ。


「大神さん!」


彼の声に少女の1人、真宮寺さくら(シンクウジ サクラ)が反応した。彼女に続き、他のメンバーも次々に挨拶する。


「今は特に任務もない。演劇も無事終えられたし、疲れたことだろう。何かあれば呼ぶから、みんなゆっくり休んでいてくれ」


大神は舞台を終えた帝国華撃団花組の面々にそう言った。大神一郎、彼の正体は帝国海軍大尉。れっきとした軍人である。


「分かりました!」


その言葉にさくらたちが返事を返す。普段は演劇団としてカモフラージュしているが、彼女達の正体は帝国が保有する秘密部隊の1つ。「霊力」と呼ばれる不思議な力を使い、国を仇なす「魔」と戦う守り手たちなのだ。


「あら、皆さんお休みにはなれませんわよ?」


隊長の言葉により解散の空気が流れていたその時、団員の1人神崎すみれが待ったをかけた。


「あん?何かあんのかよ」


それに反応したのは、すみれとよく喧嘩をする桐島カンナ。沖縄出身のよく焼けた肌を持つ20歳の美女だ。197cmという非常に大柄な身長に、桐島流空手28代目という肩書きを持つ鍛え上げられた体。演劇の中では男形をすることが多い団員である。


「あら、そういえば今日セリフを噛みかけていましたわね。」


「なっ...!?そ、そんなことどうでもいいだろうが!」


すかさずすみれはカンナが舞台で失敗しかけたことをからかい、カンナはそれに反論した。ほかの団員たちはまた始まった...と恒例の2人のじゃれ合いに苦笑する。


「おいおい、それじゃあ話が進まないぞ」


見かねた大神一郎が間を取り持ち、すみれはようやく休めないと言った理由を説明するために口を開く。


「だって、これからお客様たちへの握手会がありますもの」


「あ...」


すみれの言葉にカンナが思い出したように声を漏らした。他の者も忘れていたのか、少し気まずそうにしながらいそいそと衣装を整え直すのだった。












「はーい!最後列はこちらでーす!お好きな団員の列に並んでくださーい!」


ザワザワ...と集まる観客たちに対し、大神一郎が声を張り上げる。長机の後ろでズラリと並んだ花組の団員たちを前に、人々は目当ての人物を決め列に加わっていく。


「あ、あのっ!カンナ様っ!今日の舞台もとてもかっこよかったですっ!」


カンナの列には、若い少女が多く並んでいた。女性ながら男前な容姿で、舞台の上でも男形として活躍する事の多いカンナは、女性たちの憧れになっていたのだ。


「おう!ありがとな!」


ギュッ...


カンナが大きな手のひらで少女の手を握れば、彼女たちはみな嬉しそうに握り返してくる。


「かっこいい〜❤」


「学校の男子たちとは全然違うよね❤」


快活な笑みを浮かべファンサービスをしてくれるカンナは、握手会でさらに人気が伸びそうだ。


「カ、カンナ様っ❤」


その時、また1人の少女がカンナに握手を求めてくる。13.14歳ほどの少女は海外の血が混ざっているのか、青い瞳に、少し金がかった髪色をしていた。


ギュッ...❤


「......っ!」


(へぇ...この子、結構鍛えてんな...)


カンナはその少女と握手した瞬間、彼女の肉体がかなり鍛え上げられていることを理解する。優秀な武術家でもあるカンナは、相手の手を握ればある程度の力量が分かってしまうのだ。


「わ、私エリーって言いますっ❤あのっ❤カンナ様のことを前見た時に知ってっ❤その時からずっと好きでっ❤」


ハーフの少女、エリーはカンナと握手出来た感激からか、少し言葉に詰まりながらも好意を伝えてくる。


「あぁ、最近よく来てくれてるよな!今日もあたいの名前大きな声で呼んでくれてたろ?」


「〜〜〜っ!?❤き、気づいてくれてたんですかっ!?❤」


エリーの声に聞き覚えがあったカンナは、ニカッ...と笑った。エリーはあまりの感激に、言葉にならない歓声をあげる。


「すいません、そろそろ...」


その時、ずっとカンナの手を握って離そうとしないエリーに、大神一郎がさすがに待ったをかけた。


「あっ...カ、カンナさん!私また来ますから!」


名残惜しそうにカンナの手を離しながら、大きく手を振るエリーにカンナは笑みを浮かべながら手を振り返す。こうして他のメンバーも含め、握手会は大成功に終わった。






「よいしょっと」


握手会が終わったあと、カンナは使っていた長机をたたみ片付けようとする。そこそこの重量があるはずなのだが、筋肉がある彼女は軽々と片手で抱えていた。


「あ、隊長」


その時、カンナの前を大神一郎が通り掛かる。


「おぉ、カンナか。そういえば、この前は押し花のしおりをくれてありがとうな。大事に使わせてもらってるよ」


「えっ...!?ほ、ほんとか!」


大神一郎はカンナに以前もらった押し花の礼を告げた。自分には似合わない趣味だろ...?と自嘲していたカンナだが、敬愛する隊長に褒められたことで、顔を赤くしながら喜ぶ。


「そ、そう言ってもらえると嬉しいよ...そうだ!また作ったら、隊長んとこに持ってくからさ...」


ポリポリ...と頬をかきながら恥ずかしそうに言うカンナ。その姿は乙女チックで、普段の男らしい彼女とは違った愛らしいものだった。


「あぁ、ありがとう。ぜひ頼むよ」


大神一郎とカンナは穏やかに会話を続ける。








「......っ!」


ギリッ...


しかし、そんな2人をこっそり見つめる影が1つあった。その人物はカンナのことを凝視しながら、悔しそうに歯を噛み締める。


クルッ...


タッタッタッタッ...


しばらくの間雑談を続ける大神一郎とカンナを眺めていた影だったが、急に踵を返すと、そのまま走り去っていく。


ハラリ...


影が立っていた傍には、金がかった美しい髪が1本垂れ落ちていた...















ホー...ホー...


ほとんどの人間が寝静まる深夜。木に留まるフクロウの声が静かな夜に響き渡る。


「フッ...!フッ...!」


ブンッ...ブンッ...


そんな中、花組の面々が休む宿舎の中庭でカンナが1人拳を奮っていた。闇を切り裂くように鋭い正拳突きが放たれる。


ブォン...!


大技の回し蹴りの風を切る音が凄まじい。彼女は今日行えていなかった日課の鍛錬をするため、こっそりとベッドから抜け出し汗を流していたのだ。


「ま、いい感じだな」


カンナは自分の服で汗を拭いながら満足そうに頷く。服の下をタオル代わりに使っているため、男性顔負けの鍛え抜かれた腹筋や、その上にある柔らかそうな乳房の下部分が見えてしまう。しかし、他に起きている人間もなく、カンナは周りの目を気にせず過ごしていた。


「こんばんは」


「...っ!?誰だ!」


バッ...


その時、カンナに対し声をかけてくる者が現れた。予期せぬ来訪者に警戒を示し、空手の構えを取りながらカンナが誰何する。


「私です、カンナ様...」


スッ...


暗闇からゆっくりと現れてきたのは、金がかった髪をした少女だった。カンナは昼間会った見覚えのある少女に、少しだけ体の力を抜く。


「お前は...エリー...だったか?」


「はいっ...!」


カンナに名前を覚えてもらえていたことに、エリーが嬉しそうな声で返事をする。


「...なんでこんな所にいるんだ?しかも、こんな夜遅くに...」


カンナは叱る口調でエリーに尋ねる。自分のファンである彼女は知らないだろうが、ここは帝国海軍の秘匿された施設でもあるのだ。もし自分以外の人間と会えば、良くて拘束。悪ければもう家に帰れないという事態にすら陥ったかもしれない。


「わ、私どうしてもカンナさんに伝えたいことがあってっ...」


エリーは震えた声でそう言ってくる。しかし、その目には強い決意が垣間見えた。


「言ってみな」


カンナは既に警戒を完全に解き、優しい視線を向けながらエリーに続きを促す。彼女はきっと、男役である自分に恋をしてしまったのだろう。同じ女であるカンナにとって、この年頃の恋多き時期は理解できるものである。彼女の言葉を茶化さず受け取り、その上で今日のことを叱った方がこの少女の成長につながると思ったのだ。


「わ、私と勝負してくださいっ!」


「は...?」


だからこそ、エリーから口頭で挑戦状を叩きつけられた時は、思わずカンナはポカンと口を開けてしまった。


「しょ、勝負?なんのだよ?」


予想と違いすぎる発言に、大人としての余裕を見せていたカンナが慌て始める。


「も、もちろん格闘での戦いですっ!私が勝ったら、カンナ様には言うことを1つ聞いてもらいたいんですっ!」


「お、おう...」


エリーの勢いに少し押され、カンナはどっちつかずの返事をしてしまう。


(確かに結構鍛えられてる体とは思ったけどよ...)


カンナはエリーの体を改めて観察した。確かにこの歳にしてはしっかりと鍛えられた体で、今も芯があるように安定した姿勢を取っている。


(でもなぁ...)


どうしたものかとカンナは頭を悩ませた。桐島流空手の28代目当主に相応しい実力を持った自分は、肉弾戦の専門家だ。男にも負けぬ、それどころか勝る体格も活かし、軍の中でも近接戦で自分に勝てる者などいない。そんな自分がこんな小さな少女に本気を出してしまえば、たちまちエリーは死んでしまうだろう。


(合気道でもかじって少し勢いづいてんのか...?...ったく)


カンナは自分に勝つつもりで鼻息を荒くするエリーを見て、護身術の武術を習って気が大きくなっていると分析した。


「...わかった。いいぜ」


「ほ、本当ですかっ!?」


しかし、結局カンナはエリーの申し出を受けることにする。カンナからの了承の返事に、エリーは飛び上がりながら喜んだ。


(ま、軽く転がしてやりゃ目を覚ますだろ。忍び込んだ説教はそのあとすりゃいい)


カンナはそう考えながら、自然体を崩さないままエリーに体を向ける。


「じゃ、今から始めんぞ。先手は譲ってやるから、好きにかかってこい」


空手を極めた達人の自信に満ちた声が、2人の試合のゴングを鳴らした。














「はっ?」


カンナの口から間抜けな声が漏れる。開始の声をあげた瞬間、自分の視界からエリーが消えたのだ。


ズドンッ!


そしてほぼ同時に足にとてつもない衝撃が走り、カンナはバランスを崩して地面に倒れてしまう。


ドサッ...!


(な、何が起きて...)


状況を把握できないカンナ。彼女は辛うじてエリーが自分の足に低い姿勢で突進してきたことを理解する。頭3つ分離れている体格のカンナの背を軽々と地につけさせたことに、彼女はようやく目の前のエリーを脅威として認識した。


「やるじゃねえか...!けど...!」


グイッ...!


カンナは体格差を活かし、エリーの体を引き離す。その際エリーの技術によるものか、彼女の体をはがすためにほぼ全力の力を入れる必要があった。


ザッ...


2人の距離が開き、勝負は再び仕切り直しとなる。


「...驚いたぜ。さっきの技はなんだ?合気道や柔道とも違ぇ...」


カンナはエリーの実力を率直に認め、彼女の流派を尋ねた。


「レスリングです」


「れすりんぐ?」


エリーが答えてくれるが、あいにくカンナには聞き覚えのない単語だ。不思議そうに首を傾ける。


「母がアメリカ人なんです。アメリカでは結構メジャーなスポーツですよ」


エリーの言葉に、海外の武術だったのかと頷くカンナ。エリーはカンナに対し、姿勢を低くしながら手のひらをこちらに向けた状態で前に手を向ける独特な構えを見せる。


「カンナ様に勝って、私のお願いを聞いてもらいますから!」


エリーはそう叫ぶと、カンナが返事をするより前に再び飛び出してきた。


(や、やりづれぇ!?)


カンナは迫ってくるエリーの低すぎる姿勢にどう対処すればいいか戸惑ってしまう。体格の近いもの同士で組手をする空手のみをやってきたカンナにとって、間合いをゼロに詰めてこようとする相手の戦いは馴染みがなかったのだ。


(蹴り?いやダメだ。当たりどころが悪ければ大怪我させちまう...耐えてゲンコツを落とすしかねぇ!)


グッ...!


エリーが迫ってくる方の足へ力を入れ身構えたカンナ。そんな彼女の予想通り、再び足に強い衝撃が走る。


「ぐおっ!?」


1度目の不意打ちと違い、しっかりと足への攻撃が来るとわかっていたカンナだが、十分に助走をとったエリーの一撃はそれでも彼女の体をぐらつかせた。


ガクッ...


カンナはたまらず片膝をつくが、これでエリーの勢いは完全になくなったはずだ。


「よっし!こっから...」


耐えたカンナが反撃に転じようとするが...


「なっ...!?」


カンナを屈ませたエリーは、カンナが顔を上げる頃既に次の技の予備動作に入っていた。カンナの目の前に、彼女の白い服が迫る。


(何をする気っ...はぁぁぁぁ!?)


ギュウゥゥゥゥゥ...❤


「んむぅぅぅぅぅぅ!?❤」


エリーは自分より低い位置になったカンナの顔を、自分の胸の中に閉じ込めてしまう。


「ベアハッグって技です❤」


カンナの耳元で、エリーが技の名前を囁く。


「もがっ❤ふぐぅぅぅぅぅ❤」


しかし、今のカンナにそれを聞く余裕はなかった。


(こ、こいつの胸の匂いっ...甘ぁぁぁぁ...!?❤)


ムワァァァァァァ...❤


ビクビクッ...❤ビクンッ...❤ビクンッ...❤


なぜなら、彼女は自分の肺を埋めつくすエリーの甘い香りに意識を奪われてしまっていたからだ。


クンクン❤クンクン❤️


(な、なんであたい、女の胸の匂いなんか嗅いでっ...!?❤)


カンナは無意識のうちに鼻をヒクヒク❤と鳴らしてしまっていた自分に驚く。自分より年下の少女に拘束されているという屈辱、手も足も出ないという現状に対する驚愕、そしてエリーの香りに対する興奮。


キュン...❤トロ...❤


色んな感情がないまぜになったカンナの股は、しっとりと愛液で湿ってしまう。


ムニュムニュ...❤ムチ...❤


「んほぉぉぉぉぉぉ!?❤」


少女特有の、女性らしい膨らみを帯び始めたハリのある乳房に包まれ、カンナが情けない嬌声をあげた。





さて、カンナはなぜこのような反応をしてしまったのだろうか。彼女は同性愛者でも、年下に興奮するという性癖を持ち合わせていないにも関わらず、だ。その秘密は、カンナ自身の体に理由があった。


ムキ...❤ムキ...❤


今はエリーの胸に顔を埋めながら、喜びを示すように痙攣しているカンナの筋肉だが、見てわかる通り彼女の肉体は非常に恵まれている。それは当然彼女自身の努力による部分が大きいだろうが、普通の女性ではカンナ程の筋肉をつけるのが難しいのも事実だ。カンナがそれほどの肉体を持つことが出来たのは、彼女の体に存在する男性ホルモンが女性の平均をかなり上回っていた、というカラクリがある。それが何を意味するか。つまりは、カンナという女性は押し花が趣味など乙女らしい可愛い一面を持ちつつも、身体面で言えば他の女性より少し男よりというわけなのだ。そんな彼女が、海を越えてやってきた強く美しいメスのフェロモンを嗅げばどうなるか。


フーッ❤フーッ❤フーッ❤フーッ❤


今のように、エリーの体臭や彼女にとてつもない魅力を感じてしまうに決まっている。







スッ...❤


しばらくして、ようやくエリーが変則的なベアハッグからカンナを解放した。


「う...❤あぁぁ...❤」


エリーの胸に閉じ込められ続けたカンナは、すっかり蕩けた表情になっていた。カンナにまつわる先ほどの説明は、あくまで生物学的に見た相対的な話で、彼女自身はれっきとした女性だ。もし他の者が見れば、思わずそう説明したくなってしまう程の発情したメス顔をカンナは見せている。


「カンナ様、すっかりだらしない表情になっちゃいましたね❤可愛い...❤」


スッ...❤ナデ...❤ナデ...❤


エリーがカンナの頬を優しく撫でてきた。


「んおぉぉぉ...!?❤」


ビクッ...❤ビクンッ...❤


ピュッ...❤


カンナはエリーに可愛いと言われたことに喜びを感じ、身体を震わせながら軽く愛液を噴いてしまう。


「じゃあ、勝負の続き...始めましょうか❤」


「へ...❤」


エリーの言葉で、快楽に思考力が鈍っていたカンナは自分たちが何をしていたかようやく思い出す。彼女が気づいた時には、カンナの顔のすぐ目の前にはエリーの腋があった。


ムギュッ❤


「おほぉぉぉぉぉぁぉ!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


獣のような咆哮と共にカンナの体が跳ねるように痙攣する。


バサバサ...


近くにいたフクロウなどが驚き、一斉に逃げ出していく。


(なんだっ❤なんだこれぇぇぇ❤)


モワァァァァァァァ...❤


クンクン❤クンクン❤クンクン❤クンクン❤


「はひっ❤あへぇぇぇぇぇ❤」


先ほどの胸の香りとは違う、蒸れた腋の甘酸っぱい香りにカンナは言葉にならない嬌声を叫ぶことしか出来なかった。


「これはドラゴンスリーパーって技ですよ❤カンナ様の可愛いお顔、私の腋で隠しちゃいますね❤」


ムギュゥゥゥゥ...❤


「んへぇぇぇぇぇ!?❤」


ビクンッ❤ビクビクッ❤


エリーに強く顔を挟み込まれ、カンナは性感帯に触れられてすらいないまま絶頂に達する。


プシッ...❤プシャッ...❤プシュゥゥゥ...❤


服を貫通した潮が股から噴き出し、地面に飛び散った。


ガクガクッ...❤ガクガクッ...❤


ムワァァァァァァン...❤


絶頂してなおカンナは甘臭い腋から出してもらえず、脳や全身の細胞にエリーのフェロモン臭を覚え込まされる。





「も、もうやめてくれぇ...❤あ、あたいおかしくなっちゃうよぉ...❤あんたのこと...❤エリーのこと見ると頭の中真っ白になって...❤」


エリーや自身の汗、ヨダレで顔がベトベトになったカンナは、情けない声でエリーに懇願した。エリーの体臭を嗅がされる度に、匂いを覚えさせられながら絶頂する度に、自分の価値観が、性癖が塗り替えられていく。このままでは自分が隊長大神一郎に抱いた恋心さえも消されてしまうのではないか。カンナにはそれが恐ろしくてたまらなかった。


「それでいいんですよ、カンナ様❤」


「あっ...❤」


しかし、カンナが恐怖を感じていた変化をエリーが笑顔で肯定してしまえば、カンナの胸には安堵が広がってしまう。彼女は既に、自身より遥かに矮躯な少女に感情をコントロールされ始めているのだ。


「カンナ様も辛そうですし、そろそろトドメを刺してあげますね❤」


エリーはそう言うとカンナに"これからのこと"を、幼子に言い聞かせるようにゆっくりと説明していく。


「これから私はカンナ様に三角絞めを仕掛けます❤と言っても、カンナ様にはどんな技か想像つきませんよね❤」

エリーはそこで言葉を切ると、何故か地面に尻をつけて座り込んだ。カンナに股を見せつけるように足を開き、少女とは思えないいやらしい格好をとる。


「な、何を...❤」


カンナはエリーにどういうつもりか尋ねようとするが、その目はエリーの股から外せない。


「三角絞めは、カンナ様のお顔を私の股の間に閉じ込めちゃう技なんです❤私の恥ずかしい香りがいっぱいするお股に、ムギュムギュゥ❤ってお顔を埋めさせちゃいます❤」


「あっ...❤あぁぁっ...!?❤」


ゴクリッ...❤


ビクンッ...❤ビクンッ...❤


エリーの言葉を実際に映像で想像してしまったカンナは、喉を鳴らしながら軽く絶頂してしまう。


ポタ...❤ポタ...❤


口の端からは我慢の限界なのか、唾液が伝って垂れていた。


「カンナ様は、最後自分の意思で私に技をかけられるんです❤」


エリーはカンナの目を真っ直ぐ見つめながら、妖艶な微笑みを浮かべる。


「おいで❤」


「は、はひぃぃぃぃ❤」


ガバッ...❤


トドメとなるエリーの誘惑の言葉に、カンナが抗えるはずもなかった。


ギュムゥゥゥゥゥゥ❤


「あひぃぃぃぃぃぃ!?❤」


自ら股に飛び込み顔を埋めたカンナの体を、エリーの足が固定する。


モワァァァァァァァン...❤


クンクン❤クンクン❤スゥゥゥ❤ハァァァ❤


カンナの鼻を、エリーの圧倒的なメス臭が貫く。


「んほぉぉぉぉぉぉ!?❤」


(エリーっ❤エリー❤エリー❤エリー❤...)


カンナの頭はピンク色に染まり、愛しい少女のことしか考えられなくなってしまう。


ムンムン...❤ムンムン...❤


スンスン❤スンスン❤


「この勝負、私の勝ちでいいですよねカンナ様❤私のお願いは、カンナ様と恋人になること❤女同士ですけど、そんなの愛があれば関係ありませんから❤あ、ちなみに当たり前ですけど浮気は絶対禁止です❤あのカンナ様に馴れ馴れしく話しかけてきた男には、それから指一本触れさせたらダメですからね❤」


「んふーっ❤んふーっ❤えりぃ❤えりぃぃ...❤」


ヘコヘコ❤ヘコヘコ❤


エリーがカンナにお願いの内容を伝えるが、エリーのフェロモンに夢中なカンナはエリーの名前を呼びながら匂いを嗅ぐばかり。


「これは聞こえてませんね❤」


その姿に一瞬ムッとしたが、しかし、自分の名前を呼んでいるのだからよしとしようと思い直したエリーは、カンナの顔を更に強く締め上げた。


ギュゥゥゥゥ...❤


「んひっ!?んほぉぉぉぉぉぉ!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


さらに強く圧迫されたカンナは激しく絶頂に達しながら、ゆっくり意識を手放していく。


「これで両思いですね、カンナ様❤」


カンナは無理やり恋人にさせられてしまった少女の声を聞きながら、エリーの股に顔を埋め気絶する。


ジョボボボボ...❤


カンナの股間からは、完全敗北を示すように黄色い染みが広がっていく。こうして桐島カンナは、レスリング使いの少女と付き合うことになり、失禁アクメをキメさせられてしまったのである。











(あれ...あたい...❤何して...❤)


ンチュッ...❤レロォ...❤


「んむぅぅぅぅぅ!?❤」


ゆっくりと意識が覚醒していくカンナ。口の中に甘く温かい何かが這いずっているのを理解し、慌てて目を覚ます。


「あ、あにひえぅ...(な、なにしてっ...)!?❤」


カンナは地面に寝転がったまま、エリーにキスされていた。呂律の回らないまま何をしているのかと言おうとするが、


チュルルルル❤


「んにょぉぉぉぉ❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


エリーに舌を啜られてしまえば、たちまち甘い声を出して絶頂してしまう。


「ようやく起きたんですね❤カンナ様❤」


エリーが微笑みながら、カンナの顔からゆっくりと離れ、代わりに体に手を伸ばしてくる。


コリッ...❤


「おほぉぉぉぉ!?❤」


カンナはピンッ...❤と勃起した乳首を弄られ、また快楽に喘ぐ。


「これからよろしくお願いしますね❤」


「は、はひぃ...❤」


エリーが耳元で囁けば、蕩けた顔のカンナはコクリ...❤と頷く。








こうして昼はスタァとファン。夜はエリーが屋敷に忍び込み、カンナを快楽で鳴かせるという秘密の恋人関係が出来上がったのである。





※いただいていたリクエスト


『サクラ大戦』の桐島カンナが、“太正”12年の帝都で少女レスラーに惨敗し、レズ責めと匂い責めで堕とされてしまうお話をお願いしたいです。


簡単なあらすじとしては

・帝国歌劇団のスタァとして、特に女性人気の高いカンナ。最近、熱心にカンナへ入れあげている少女がいた。

・14歳位で外国の血が入っている少女は、握手の際にかなり鍛え込んでいるとカンナも感じていたが、特に騒ぎを起こす訳でもないので、ファンとして大切に扱っていた。

・ある時、大神一郎と親しく話しているのを目撃され、少女は妙な様子で立ち去る。

・その夜、眠る前に中庭で桐島流空手の鍛錬を行っていたカンナの前に、どこからか入り込んだ少女が現れ、自分と戦ってほしいと迫る。もし自分が勝てば、願いを聞いてほしいと。

・合気道でも習った少女が、つい調子に乗ってしまったのだろうと、不法侵入の注意も兼ねて勝負を受けるカンナだが、初動の見えない高速タックルで引き倒され、対処の分からない投げ技や絞め技を仕掛けられる。

・実は少女はアメリカ人のアマレスラーを母に持つハーフで、日本人になじみが薄いレスリングを極めていた(※史実のレスリングではなく、レズ責め・匂い責め特化のエロ“レズ”リング。遠い未来の技も平気で使う感じで)

・ベアハッグで胸に顔を埋めたり、ドラゴンスリーパーで腋に顔を挟み込んだり、三角締めで股間を押し付けたり、徹底的に少女の甘い体臭をカンナに覚え込ませつつ圧倒。

・カンナがKO寸前になったところで「負けたらカンナさんは私の恋人ね?浮気は許さないから」と宣言され、そのまま失禁しながら気絶。キスで無理やり起こされ、年下の少女の恋人にされてしまう。

・その後も表向きはスタァとファンだが、夜には中庭に忍び込んでくる少女に、得意の空手が一切通じないまま弄られ、筋肉マゾ嫁として愛されるカンナであった。



More Creators