荒れ狂う暴風は、絶対的な存在を追い落とす革命と化した。 この街においてどのような戦いにも、どのような賭けにおいても失敗したことが無いと自負する美女は、この嵐のような苦しみと痛みの中にありながら、それでもなお冷徹な一部分が的確な判断能力を発揮していた。 相手の力量や状態を読み違えたのは何故か。目の前の敵が最初の状態から手を合わせていた彼女には推測ができていた。 複数の魔力を一つの肉体にとりこむ肉体の限界を無視した魔力ブーストによるオーバーリミット状態。長くは続くはずがない。 その希望的推測は、おそらく正しく、同時に、今も現実を打撃として叩きつけられ続けている彼女を絶望的な気持ちにもさせるものだった。 もはや指の一本すらも自らの意思を受け入れなくなってきている今。果たしてこの猛攻を耐えきれるだろうか。耐えきったとしてもその後に自分は敵地にあるというこの状況を乗り越える力が残っているだろうか。 その艷やかな肉体は、耐久の限界を迎えようとしていた。 ――――――――――――――――――――――――― 新年あけましておめでとうございます!(二回目) まずは更新遅くなりましたことをお詫びさせていただきます。ごめんなさい。 新年の抱負といたしまして。今年早いうちにこちらの方完結をする予定です。 ただ2つの展開で悩んでおります。そこ以外はスッキリ進められると思うのでラスト自体も手早く結論を出したいと思ってます。 本年も拙い画力と展開力ではありますが、お付き合いいただけると幸いです。 最後になりましたが、本年もよろしくおねがいします。