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きくお / Kikuo
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「ナイフ、ナイフ、ナイフ」制作小話とかとか

さて、今回は「きくおなりのロック」ということでコンセプトを決め打って作ってみました。いかがでしたでしょうか・・・!


事の始まりですが、ある日制作依頼のメールが来ました。

仕事募集してないですけど、風呂でメール見たせいでメロディと歌詞思いついちゃいました!俺風呂でよく曲思いつくんですよー!とか言って、風呂で朗々と歌って録音したものをラフだとか言ってすぐにボイスメモ添付して返信したところ、やべえ奴認定されたのか2通目にして返事が来なくなりお蔵入りした曲です。

ダウナー系のコミュ障だと思われがちですが、自覚があってめっちゃ抑えてるだけで、根はゴリゴリのアッパー系コミュ障なのでテンション上がるとやらかしてしまう・・・。


さて、ロックは最も苦手とするジャンルです。特にエレキギターは最も扱いにくい。

例えばガムランなどの民族楽器だと、皆さんあまり聞き慣れていないために、多少いろいろとごまかしても割りと行けてしまうんですが、エレキギターやロックは演奏者も視聴者もあまりに多すぎて皆さん耳が肥えております。多少のことでは考えの甘さが見抜かれてしまいます。

これが想像以上に超えるべきハードルが高い。本当に高い。とりあえずは楽曲から演奏動画から漁りまくるところから始めました。


もちろんボカロックも聞きまくりました。恥ずかしながらボカロックというジャンルをほぼまったく聞いたことがなく、すべてが新鮮だったのですが、中でも「ロキ」の歌詞があまりにもぶっ刺さってしまい仰天しました。

良すぎない??????ビックリした・・・。ボカロと人間の歌って共生できるんだな。何この作り手目線の歌詞。心の芯に刺してくるじゃん・・・。


あと切り抜き動画をキッカケにしてVTuberをいろいろ見ているニワカ勢なので、これもかっこよすぎてぶっ飛んだ。歌ってみたっておもしろいなって思った。


ギターのフレーズなんかよくよく聞いてみるといちいち超かっこよくレベルが高い、もしかしてこういうのいっぱいあったりするのか?レッドオーシャンか?と思って少し調べてみるとまあ右も左もレベルの高いこと高いこと!

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おそらくロックというかボカロックの世界は、このレベルのギターフレーズを入れてくる方々がめちゃくちゃたくさんいるのではと予想。

試しに自分でもこのイケてるチャキチャキギター感を真似て打ち込んでみるものの・・・。なんか違う。テーマに対して音に重さが出ない。斜に構えたようなイメージにもならない。

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しかも調べれば調べるほど・・・

動画12:00~ぐらい、ギターパートは1音1音丸一日かけて2000テイク録音して切り貼りしているだの、というか1日だけでそんなに進むのがオカシイが・・・

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このいかしたギターのフレーズ一音一音を全部素材集の切り貼りで作っているだの、どいつもこいつもなんだ!猫も杓子もエレキギターにばっかり惚れ込んで。そんなにハードルを上げるんじゃない。

この界隈明らかに化け物みたいなレベルの上がり方をしていてもう怖い。レッドオーシャンすぎない?この界に打ち込みで切り込んでいこうとしてるの真剣に対して竹刀で挑もうとしてない?作り手も聞き手もことエレキギターに関しては耳の肥え方がとんでもないのなんで・・・?

しかもロックに関しては特に苦手ジャンルであるだけに失敗してきた歴も多く、トラウマがある。ああこれはヤバい。


ということでこんな化け物どもと正攻法でやり合うのは無理だ。やはり目指すは「きくおなりの」ロック!あくまでロックではなく、ロックの音を取り入れた、自分の表現をやるのだ。堂々と!さあ正解のない試行錯誤の大迷宮へ・・・。



できればライブ前に曲をアップしたい!ということで進めていたため、西島大介さんに早く曲をお渡ししなければ、ということでめっちゃ制作途中の音源と歌詞とコンセプト文を投げる形でご依頼。よく引き受けていただけたなあ・・・。神対応大感謝・・・。

西島大介様ご依頼用






ボカロは今回もミクsweetに歌わせております。小さくてかわいい声のボーカルが張り上げて歌うと、そういう良さが生まれると思う。

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