Skeb https://skeb.jp/@SAD_LW で受けたご依頼絵
redstoneさまのオリジナルヒロイン、セーラーツクヨです。
今回は有難いことに以前自分がここでもあげましたナイトレイラ ー『魔塞』の構図を気に入ってくださいまして、ほぼ同じ構図での製作です。
大きい相違点としては同様に腰部に張り付き蠢く下級妖獣がほぼマントの下に隠れているというところでしょうか。
これはredstoneさまのご指定だったのですが、あえて全容を見せずマントの内側の情景を想像させてくれるところがいいですね( ^ω^ )
(駄目…‼︎ アルテミス・・ディアナ・・来ちゃダメ!)
目の前に浮かぶのは天井からY字型に拘束された不甲斐ない己の立体映像。
ディアナの槍を模したのであろう安っぽいイミテーションの金属棒とそれに幾重にも絡まった触手に吊り下げられ、首には太い鎖の繋がった鉄枷。
そして何ヶ所も無残に裂かれたマントの内側では腰部に吸い付いた下級妖獣が蠢き、触手をのたくらせて股間前後をまさぐってくる屈辱そのものの図だ。
今夜、市内各所で同時多発的に出現した妖魔に対応するためやむなくアルテミス、ディアナの二人と別行動をとったツクヨだったが不幸中の幸いかツクヨが赴いた場所にはさほど強力な妖魔・妖獣たちはおらず何とか倒し切ることが出来た。
だが、その事と自分の前に現れた妖魔群の行動に明確な目的が見出せず、不吉な胸騒ぎを覚えてアルテミス達の元へと駆けたツクヨだったが、時すでに遅く二人は罠を張っていた上級妖魔の前に危機的な状況に陥っていた。
触手拘束され拉致の寸前だった二人を救出すべく強襲し、激しい戦闘の末に二人の拘束を解き脱出させることに成功したものの、その代償としてツクヨ自身が囚われ妖魔達のアジトへと連行されてしまったのだ。
カン高く耳障りな妖魔の嘲笑は自分のみならず、アルテミス達に向けられたものだった。
この姿を自分に見せつけ屈辱を煽るだけではなく、傷ついた仲間たちを誘き寄せる為の生き餌として自分を利用する気なのだ。
たとえ敵が場所を口にせずとも映し出された映像の背後には荒れ果てた建物内部に特徴的な機械類が並び、此処がどこなのかはすぐわかるだろう。
単なる陵辱ダメージのみならず、明らかに何かの毒物…あるいは寄生物でコスチュームを汚染されてしまっていたアルテミスたちが来ても結果は火を見るより明らかだ。
『イヒヒ!じゃあそろそろライブ開演といきますか〜♪ カワイイ声をた〜っぷりオレたちとお仲間に聞かせてくれよツクヨちゃ〜ん♪ せっかくの獲物を逃してくれたオシオキをしなきゃねぇぇ〜〜〜』
廃工場の構内に反響するその声を合図に、生臭い臭気を吐き散らし欲望を滾らせていることを隠しもしない人ならざる気配がいくつも囚われの美しきアーチャーに迫ってきた。
ーENDー
#フキダシ・擬音なし