「慶吾さん、今日は楽しいです!」
「美海ちゃん、ってそんなにオッパイ大きかったっけ?」
「本物ですよ。
あぁそっか、初めて慶吾さんに取材してもらったのって、2年近く前ですよね?」
「それくらい経つかな」
「実はわたし、あの頃は歳をゴマかして働いていて・・・今18なんですよ」
「え?マジ、それ不味いんじゃないの」
「今は店も違うし平気です」
「平気って…💦 じゃ、ちゃんと自前で育ったんだ」
「そうですよ。まだまだ大きくなりそうです」
「あの頃って、黒髪だったよね。今はカラコンに金髪だもんな。
それによく似合ってる。美海ちゃんて、ちょっと向こうの血が混ざってるの?」
「よく分かりますね。母方のお祖母ちゃんがイタリア人で私クォーターなんですよ」
「なるほどね。顔小っちゃくてオッパイが大きい訳だ」
「お祖母ちゃんの若いころに似てるらしくて、まだまだオッパイ大きくなりそうだって」
「そ、そうなんだ💦」
「お店はまだ続けるの?」
「はい、二十歳まで続けてお金を貯めるつもりです」
「なにか夢がありそうだな」
「ありますよ。今は内緒です」
「そっか」
「今回のヌード特集のカメラマンさんが慶吾さんだってきいて、私、即 立候補したんですよ」
「それは光栄だね」
「慶吾さんは、覚えてないかもしれないけど初めて取材を受けた時、
店の女の子と一緒に食事とカラオケに連れていってもらって、私慶吾さんの傍にずっとくっついていたんですよ」
「アハハハ、あぁ覚えてるよ。なんか不安そうに俺の横にくっついていたっけ」
「覚えていてくれたんですね。その時にいっぱいお話したかったのに勇気なくて…」
「シャイだったんだね。あの頃」
「私がした質問も覚えてますか」
「え?いや覚えてないや。ゴメン」
「恋人はいるんですか?って聞いたんです」
「そうなの?」
「そしたら”居ないよ”って答えてくれて、”もう彼女は要らないかな”って言ってたんですよ」
「たしかに、それは俺の言いそうなことだな」
「あとスレンダーな子とグラマーな子はどちらが好きですか?も聞いたんですよ」
「それは・・・グラマーな子って言っただろ」
「そう!そう言われたんで、わたし黙ってしまったんです。
あの頃の自分は、グラマーじゃないし”私じゃムリなんだな”って。でも今はグラマーになりましたよ。慶吾さん」
「えぇ、どういうこと?」
「慶吾さんの彼女さんになりたいです」
「まいったな」
「え?慶吾さん、今は彼女さんいるんですか?」
「いや、いないけど」
「いないなら、いいじゃないですか」
「彼女はもう要らないかな」
「どうしてです?」
「たぶん、上手く付き合う自信もないし、臆病になってるんだろうな」
「わたし面倒くさくないタイプですよ。お試し期間ってのはどうですか?」
「なんだそれ?」
「セフレみたいな関係を3ヵ月くらい続けて…そのあとを決めるとか。
友達だけどセックスもするかも?くらいの関係で試してみる、ってことですよ」
「・・・。なんだか魅力的に思ってる自分が怖いし、そういう提案をすぐ出せる君にもビックリしたよ」
「そうですか?私は慶吾さんとなら、そういう関係でもいいと思っていたんで。
「こりゃ参ったな」