屋良麗二は強い敵に飢えていた。
麗二はさまざまな格闘技に挑戦し、強敵を次々に撃破してきた。
自身の特異な能力「レイジモード」。これはやられればやられるほど、気分が昂ぶれば昂るほど強くなると言うもの。この能力により強敵を次々に打ち破ってきた。
麗二が勝利にこだわるのは勝利した瞬間の快感を楽しむため。
しかし自分が強くなればなるほど相手が弱く感じ、勝利した時の快感は薄れていく…そのことに麗二はフラストレーションを感じ始めていた。
麗二 (もっと…もっと強いやつはいねえのか…自分の全力で戦いてぇ!)
そう思っていたところ、とある機関からスカウトを受けた。
上品なスーツの男「君の力が必要だ。我々に協力してくれないか。」
聞けば世の中に害をなすテロリストや犯罪から市民を守るために作られた機関で、強い人材を募集してるらしい。
麗二(強いやつと勝負できるなら…!)
麗二は二つ返事で引き受けた。
渡された衣装はアメコミのヒーローが着るようなぴっちりスーツで、麗二は最初は抵抗があったが、徐々に慣れていった。このスーツには見た目以上の防御力が備わっているらしい。
麗二という名前にちなみ「レイジマン」と名付けられた新ヒーロー。
「やられればやられるほど強くなる!」そういうキャッチコピーで機関は麗二を売り出した。
麗二は順調に勝利を積み重ねていったものの、思わぬ強敵に出会う。
それが、「怪盗ミナカ」。
麗二が所属する機関も手を焼いている、凄腕の盗賊だ。
とある美術館に届いた予告状。その美術館にある最高級の絵画を奪うつもりらしい。
そこに麗二が派遣された。
思った通り怪盗ミナカが現れた。
長い銀髪に白い肌。緋色のマスク、コスチュームに身を包んだスレンダーな体型の男。
麗二は勝つ自信があった。これまでの敵は苦戦しながらも、最後にはレイジモードで逆転勝利してきた。
ところが…今回の敵は麗二の想像を超えた強敵だった。
ズバ抜けた体術、先進の機械技術を用いた武器、並外れた分析力。
全てのステータスが麗二の上を行っていた。
「この勝負(ゲーム)、アタシの勝ちかもねん?」
オネエ口調の怪盗は大袈裟なジェスチャーを使って言った。
レイジモードの特性も最初から分析されたいた。
「戦ううちにどんどん強くなる能力なら…時間をかけず最初から全力で勝負を決めれば良い話よね。」
麗二はなすすべもなくボコボコにされた。
ミナカ「あらあ…この程度なのぉレイジちゃん…正直ガッカリだわあ!」
高笑いするミナカ。
そして自身が開発したという楔形の器具を使って、麗二の四肢をコンクリートの壁に打ち付けて固定する。
ミナカ「ほらほら、ちゃあんと屈辱に塗れたお顔を見せなさい!」
麗二「な…何をするつもりだ」
ミナカ「決まってるじゃない!ゲームに負けたのだから罰ゲームに決まってるでしょう!?レイジちゃんの苦痛を表情をちゃんと記録するのよ!ちょっと待ってね、ライブ配信の準備をするから!」
背中に装備したリュックのような機械からカメラとスタンドを取り出し撮影の準備をした。
麗二「ら…ライブ配信…ちょ…やめろテメエ!」
ミナカ「あらあら、そんなに取り乱しちゃって!負けた姿を撮影されるのがそんなに嫌なのかしら!?カワイイわね!ますますいじめたくなっちゃったわよ!」
カメラをセッティングしてライブ配信を開始する。
ミナカは麗二の股間をいじくり回す。
「アナタ、ひょっとして今まで自分が最強だ、自分が中心だ、なんて思ってたクチじゃないかしら?とんだ甘い考えね。井の中の蛙、大海を知らず。アナタの知るこの世界以外にもいろんな異世界があるのよ。」
麗二「あっ!やめ…アッ!」
キ○タマをモミモミされ、感じて勃ってしまう麗二。
ミナカ「ギンギンに勃ってるじゃないレイジちゃん!やられればやられるほど強くなるんじゃなかったのお?強くなるってココのこと?やられればやられるほどコーフンするの!?それってただのドMじゃない!?」
麗二「あうう…はあ…はああん…俺は…ああ…ドMじゃ…ねぇあ…アッ…アッ…」
ミナカ「見てレイジちゃん!コメントの弾幕よおお!読みきれないわ!」
新ヒーローくっそ弱wwwワロタwww
生ぬるいよもっとやれww
本名屋良麗二だってオワタ\(^o^)/
┌(┌^o^)┐ホモォ..
アッアッアッアッアッアッアッアッアッアッ^o^
ミナカ「すごおく盛り上がってるわよ!」
グチュ…グチュ…グチュ…グチュ…
ミナカ「レイジちゃん…パンツの中がぐちゅぐちゅいってるわよお?なんでなのかしらん?」
パンツ越しに麗二のアレを弄りわますミナカ。
麗二「アッ…アッ…や…やめ…て…もう…やめ…アッ…ああああっ!!!」
ビュルビュル!!ビュルル!!
パンツの膨らみから大量の液体を放出するドMヒーロー。
ミナカ「あらあん?派手に放出したわねえ?すごおおおい!見て!投げ銭の嵐だわよ!レイジちゃん!もっとヤレだって!アナタ大人気だわね!おかげで美術品のお宝以外にもすごおく儲かったわあ!これは一大コンテンツの予感がするわ!」
興奮状態のミナカ、麗二の表情に目を移す。
ミナカ「あれえ?アナタ泣いているのかしらん?」
麗二の方を見ると悔し涙をボロボロと流しているではないか。
麗二「てめえ…うう…ひぐっ…うう…グスン…もう許さねえ…こんなこと…しやがって…グズっ…ぶっ○してやる…うう…」
ミナカ「あららん?ヒーローにあるまじき言動ねえ。だめよヒーローたるもの常に冷静さを保たなきゃ。まだまだ未熟ねえ…」
とミナカは麗二の屈辱に塗れた表情を見てご満悦だ。
ミナカ「男のコが泣きべそなんて究極にダサいわねえ。ココについてるタマタマは飾りなのかしらん?」
ギュウウっと麗二のタマを鷲掴みする。
麗二「あうう…!」
ミナカ「ふふっ…未熟なヒーローを完熟になるまで見守るのも一興かもね。面白いからアナタ、このまま美術品として飾っといてあげるわ。」
ミナカはカメラはそのままに撤退の準備をし始めた。
ミナカ「ああ、安心してねん。その端末からアタシの情報や居場所を特定できることは絶対ないから。それじゃあね、レイジちゃん、また戦いましょ!」
ミナカは美術品を担ぎ、鮮やかに立ち去った。
麗二「ちくしょう!覚えてやがれ!この次にあったときはボコボコにしてやるからな!」
負け犬の遠吠え。
機関が麗二の惨めな姿を回収するまで、ライブ配信では非日常に飢えた観戦者から莫大な金額の投げ銭と嘲笑コメントが投稿されたのであった。
ken
2022-12-14 11:51:39 +0000 UTC