前回の続きです。

前回の続きです。 リアン「フフフ…そろそろ決めてあげるよ。」 リアンはアドナのショートタイツに手をかけ、アドナの体を持ち上げようとするが… その時驚くべき光景がリアンの目に飛び込んできた。 コーナーのトップロープからアルマスが今にもこちらに飛び掛かろうとしていた。 リアン(えっ…?まさかアドナごと…このボ...
アドナ「アルマス!今度こそキメるゾ!!」
アドナはリアンの方へ近寄ってきた。
対してアルマスは麗二の方へ向かっていった。
リアン(もう一度…もう一度アドナを魔法でハメることができれば…)
回復魔法で自身を回復しながら、リアンは再びアドナのスキを伺う。
アドナ「おい魔法使い!さっきはよくもアドナに魔法をかけてくれたナ!そろそろトドメをさしてやるゾ!」
リアン(今だ!!)
リアンはアドナを掴みにかかった。
しかしこの動きは完全にアドナに読まれていた。
さっと軽やかに躱すアドナ、そしてリアンの脇腹に蹴りをお見舞いする。
リアン「ぐはっ!!」
再びリングに横たわるリアン。もう満身創痍だ。
アドナはリアンを無理やり起こし、背後に周るとリアンの体を抱え込んだ。
アドナ「これで終わりだ!魔法使い!!」
一方、麗二はボロボロになりながらも最後の力を振り絞り立ち上がった。
そこに不適な笑みを浮かべ一歩一歩近づくアルマス。
一見するとただ図体がデカくて愚鈍に見えるアルマス、しかしアドナよりも警戒すべきはこのアルマスの方だった。
麗二のレイジモードの攻撃力に耐えうる肉体の強さ、魔法にかかったアドナを最適な方法で救う機転の良さ、時には味方を巻き添えにする大胆な行動力。
この試合をコントロールしているのはアルマスだ。
麗二「ハア…ハア…くそっ…!負けて…たまるか…!」
意地でファイティングポーズをとる麗二。
アルマス「まだ動けるか、面白いど!かかって来い!」
麗二とアルマスはお互い右腕で攻撃を繰り出す。
お互いのパンチがそれぞれの頬に炸裂する。
しかしここでも麗二はパワー負けしてしまった。
リングに崩れ落ちる麗二。
アルマスはまだ余裕の表情だ。
無理やりに麗二の体を起こすアルマス、背後に周り麗二の体を抱え込んだ。
アルマス「アドナ!!準備はいいか!?これで終わらせるど!!」
アドナ「おう!アルマス!これでフィニッシュだゾ!!」
アドナ、アルマスはそれぞれ麗二、リアンの体を持ち上げ、体を反り敵の体をリングに叩きつけ、そしてそのまま押さえ込む!
ダブルジャーマンスープレックス!
すかさずレフェリーはカウントに入る!
ワン!
ツー!
麗二(くそっ…俺は…負け…ねえ…!)
リアン(麗二くん…ごめんよ…もう体が…動かない…)
スリー!!
無情にもカウントスリーで勝負が決まる!
観客は大いに盛り上がり、獣人たちは狂喜乱舞!
負けず嫌いの麗二の目から悔し涙が溢れる。
そんな麗二のことを見つめるリアン、勝利に貢献できなかったことを恥じる。
麗二とリアンの初のタッグ戦、その結果は苦い黒星で終わった。
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ということで麗二&リアン vs アドナ&アルマス戦は麗二たちの敗北という結果となりました。
このタッグ戦は文章とイラストに修正を加え、またBOOTHで販売しようと思います。もちろん、ご支援いただいている皆様にもこのFANBOX内でPDF配布をしようと思っております。
さて、その表紙となるイラストのラフをご紹介いたします。↓
今回の試合ではアルマスが強すぎましたねw
レイジモードの麗二でも歯が立たない強靭な肉体、でも普段は温厚な気のいいおじさん的な設定ですw
麗二とアドナは両方おバカなので試合後なんだかんだで意気投合して盛り上がってそう。
リアンとアルマスは知的な話をしてしみじみと酒を酌み交わしてそうw