――時は夜
――場所はガルディゲンの迷宮
――黒い美女軍団があった。
「ふふふっ♪」
「クスクス♪」
ボウボウと燃える火に照らされ、豊満な女の影が浮かび上がる。
――黒いビキニを纏った美女達。
――ブラックパイル。
黒ビキニを纏ったヘルヘブンの女戦闘員である。
豊満な曲線を描く女体。
グラマラスな肉体をギュウギュウと黒のビキニがしめつける。
子供を産むためだけに発育した様な大きな尻。
子供を育てるためのミルクがたっぷり詰まってそうな大きな乳。
その肉体は正にダイナマイトボディ。
魅惑的な肉体は大半の男が『抱きたい』『種付けしたい』と本能的な衝動にかられるだろう。
美女の群れはその雌性を惜しげもなく主張する。
密集する女達からはムンムンとしたフェロモンが発せられていた。
普通の男ならこの美女達に囲まれるだけで満足に行動する事はできないだろう。
天国のような光景を演出する黒ビキニの美女軍団。
だがその女達の瞳の奥には一線を越えた危険が潜んでいる。
◆
「ふふふっ♥」
一人はセクシーな雰囲気をまとったヘルヘブン女戦闘員――ヒアンナ・プルエ。
濃厚な揮発性の色気ともいうような、刹那的な色気があった。
豊満な肉体からはフェロモンがムンムンと溢れでている。
零れでんばかりのHカップオーバーの乳。
HHカップ(ヘルヘブンカップ)ともいわれる大きなバストだ。
いかにもフェロモン指数が高いセクシーな、「女」の肢体。
だが油断してはいけない。
彼女達は自爆美女軍団『グラマラスボムズ』。その魅惑的な肉体も、敵を自分もろとも鏖殺する肉爆弾となる事を。
肉付がいいので血も肉もたっぷり飛び散りそうだ。
目はイッていた。
焦点の合わない瞳は既に女が一線を超えている事を意味している。
女は強い洗脳を受けていた。
自爆部隊という、うら若き命を投げ捨てるかの如く部隊に所属してるが故。
薬物も強く投与されており、その中には恐怖を消し性的快楽を高める効果もある。
キメセク時に男の上で踊るようにでか乳をぶるん性的に逝きまくるヒアンナ。
エロくて若くて乳がでかいセクシー美女ヒアンナ・プルエ。
だが――一人の敵をうつために命を散華する事への迷いはイッた瞳からは感じられない。
◆
「クスクス♥」
グラマラス・ボムズの一人、ディジーティア。
片目を隠した妖艶な女。
蠱惑的な瞳は来たる敵を見据えていた。
艶やかな容姿。
頭の回転が早く、情報収集に長ける。
特に男を誘惑し情報を引き出す事に一日の長があった。
相手の隙を作り出し、その隙を突くことを得手とする。
いかに相手の隙をついて懐に潜り込み、密着して自爆する事が戦果に直結するグラマラス・ボムズの女戦闘員として、優秀な資質を持っていた。
そして――
「私達の命はヘルヘブンのために♥」
ヘルヘブンへの絶対的な忠誠心。
長い髪から覗く瞳は一線を超えていた。
多くの男を誘惑しその欲望を受け止めてきた『女』の肉体はその全てを、来る敵に、一人の男へと捧げられるのだ
――自爆という形で。
だがその末路に恐怖も悲観も見られない。
「歓迎してあげるわ、私達の命でね♥」
――これで最期よ♥
その言葉は相手と自分へと。
女スパイは妖艶な微笑を深くした。
◆
女達は美しかった。
顔をまるごと埋められそうな深い谷間からは乳の香りがフェロモンがモワモワとただよってくる。
そして甘い蠱惑をムンムンと放つ――ダイナマイトボディ。
そのダイナマイトボディというのは一つの意味ではない。
「「ヘルヘブンのために!」」
称揚する女戦闘員達。
完全洗脳済みの瞳は一心にきたる敵手、『あの日本人』を幻視していた。
「あの男を――」
「私達の全ての命を使って」
「迎えてあげるわ!」
ハーレムがはじまる。
ハーレムというには余りに過酷で、余りに残虐。
未来を爆散させる肉弾接待。
グラマラス・ボムズ。
危険な美女軍団と男の死闘が始まろうとしていた。