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ジン(浜沼盡)
ジン(浜沼盡)

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淫球魔降誕(4)

慣れたアラームの音で目を覚ます。 もぞ、と枕元を辿ろうとし――普段と何もかもが違っていることに気がついた。目の前にあたたかな体温があり、目を開けると人の顔。驚いて飛び起きる。 知らない部屋だ。そして隣に、知らない男が幸せそうな顔で眠っている。 ばっ、と布団から飛び出すと、男が目を覚ました。 男は、うっとりとした顔でこう言った――。 「んぁ――ご主人様ァ♡」 そう言われ、自分は朧げに思い出した。俺とこの男は昨日、獣のようにセックスをしたのだということを。 俺が、この男とセックス? 自分の記憶が信じられないほどだったが、それは間違いじゃない。俺はこいつとセックスをしたんだ。 でも。 どうして? どうして俺はこの男と? 「はぁ…ッ♡ご主人様……お目覚めのフェラをさせてくださいぃ……♡」 男がベッドから這い出して、俺の足元にやってくる。嬉しそうに、顔を俺のなぜか勃起している股間に擦り付ける。 男の高い体温を俺のパンツの向こうに感じる。 「なん、で」 俺の声は小さく、きっとこの男の耳にも届いていない。男は嬉しそうに、とても嬉しそうに俺のパンツをゆっくりとずり下ろす。 勃起し、先走りが先端をじゅんと濡らすペニスが現れる。 「あ、……ご主人様のちんぽ…今日も、かっこいい、です♡」 男が嬉しそうに言う。鈴口から溢れる先走りを人差し指でつついて、つうと糸を引くように引っ張ると、その先走りに塗れた指を赤ん坊のようにしゃぶった。 「んん♡んまッ♡ご主人様のッ♡先走りッ♡」 変態としか思えないそんな大男の痴態を見て、 俺はなぜか背筋がゾクゾクと震えるのを感じた。 俺はその澤田――そうだ、そういう名前だ、こいつは――の頭を掴んで、頬にちんぽをぺちぺちと、ビンタするように何度もあてた。 「欲しいのか?これが?ああ?」 澤田は目でちんぽを追いかけ、 「あぁ♡ほしい♡ほしいですぅ♡」 「男の癖に男のちんぽが好きなんだな、お前は」 「はいぃ♡俺ッ♡淫乱奴隷ですッッ♡ご主人様のちんぽが何よりも好きな変態ですッッ♡♡♡」 俺のクサいちんぽを顔に擦り付けられても、むしろうっとりとその臭気を取り込もうと鼻をひくひく広げるその変態の姿を見て――俺は、今まで感じたことのない悦びのようなものを感じていた。 期末試験を無事終えたときよりも、 野球で試合に勝ったときよりも、 強い強い、抗い難い征服の悦び。 「いいだろう――しゃぶらせてやる」 俺はそう言い、ぴとりとその肉厚な唇にちんぽを当てた。 「ふひっ♡」 澤田は知性を感じさせない笑みを浮かべ、 少しずつ唇を開けてじゅぷりと俺のちんこを飲み込んでいく。 温かな口の中では舌がいやらしく動き回り、じゅるるるるっと音を立てながら俺のちんぽを刺激する。 「ん、…」俺が思わず声を漏らすと、澤田はちらりと俺を見上げ、より激しい口淫を開始した。 唇をすぼめフェラに没頭する澤田。 より大切にちんぽを味わおうと、目をうっとり閉じて――それでも舌を激しく動かして俺のちんぽをしゃぶりつくす。 俺は澤田の後頭部をがっしりと掴んで喉奥までちんぽを押し込む。 「んぅ♡」 そんな屈辱的な目に遭っても、澤田はむしろ幸せそうだ。 「よし、いいぞ、いいぞ、ザーメンでる、濃厚ザーメン、しっかり味わえよッ!!!」 ぐいっと腰を押し込んで、食道に直に注ぎ込むように精液をドクドクと放った。 ぐ、うっ。と澤田が声を漏らすが、すぐに喉仏を上下させてそれをゴクゴクと飲み込んでいく。 ぷはぁ、と澤田が口をちんぽから離した。 「口の中、見せてみろよ」 澤田は頬に抜けた陰毛をへばりつかせたまま、従順に口を開く。 ぬちょぉっとザーメンが澤田の口の中で糸を引いていた。 俺は澤田の唇をぴとりと触って、 「ちゃんと全部飲めよ」 という。 「もちろんです…ご主人様♡」 口の中を舌で舐め回す澤田を満足そうに見て―― 俺ははっと気がついた。 時間。 見ると、とっくに朝練の集合時間は過ぎている。それどころか、このままでは一時間目に間に合うかも怪しい。 俺は慌てて脱ぎ捨てた制服を拾いあげ、澤田の家を飛び出した。 バタバタと校門を駆け込んで教室に向かうと、 「長谷部!」 と後ろから声をかけられた。 振り返ると、野球部の顧問、ハヤセンこと林秀治がいた。 「二日連続で休みだなんて、どうかしたのか?」 ハヤセンはいかつい見た目で誤解されがちだが、生徒思いの良い教師だった。 今も、俺を責めるというよりも、心配してくれているのだということがすぐわかる声色だった。 「あの、いえ、その」 俺はハヤセンを見る。紺色のジャージを着込んだハヤセン。朝練に参加していたのだろう、じっとりと汗が滲んでいる。 「大丈夫か、何かあったなら相談乗るぞ」 今まで俺は、ハヤセンのことを尊敬していた。ハヤセンは奥さんが大好きで子供も二人いて、きっと良い父親なのだろうと思っていた。 ハヤセンの股間を見る。 ときおり部員たちが「ぜってぇでけぇよな」と囃し立てるそのイチモツは、今日もどっしりとそこにあった。 それを見た瞬間、俺の心臓がどくんと強く跳ねた。 そうだ、『栄養補給』をしていない。   セイキが    セイキが欲しい 頭の中でガンガンと声がする。 それが生気なのか性器なのか、それともまったく違いナニカなのか、俺にはわからない。 同時に、俺の頭の中で『俺』が言う。  ――ダメだ!   ――正気を保て!    ――相手はハヤセンだぞ! 胸元をぎゅっと抑え、はやる鼓動を押さえつける。呼吸が荒くなって冷や汗が滲む。 「お、おい。大丈夫か!?」 ハヤセンが心配して俺に体を寄せる。瞬間、ハヤセンのにおいがした。大人の男の、苦いにおい。 だめだだめだだめだ そんなものを嗅がされてはおかしくなってしまう 「長谷部?」 ハヤセンが俺を覗き込む。男らしい太い眉毛を、心配そうに歪めて。 俺は、何も考えずハヤセンにキスをしていた。 ――!? ハヤセンは一瞬驚きに顔を歪めたが――すぐに、俺の唾液の力でその表情が抜け落ちる。 それを見て俺は、冷たい声でハヤセン――いや、林に言う。 「じゃあ、行きましょうか先生。俺がどうして二日もサボったのか教えてあげますよ」 「ッ、はい……」 だらりと両手をぶら下げた林が、俺を導くように歩き出す。 俺は悠々とその後を追いかけた。           * 「こちらへ、どうぞ」 案内されたのは、体育館脇の教官室。 体育館では授業中なのだろう、キュッキュという靴が床に擦れる音と、バスケットボールの弾む音がかすかに聞こえてくる。 命令を遂行した林は、ぼんやりと立ち尽くし宙を見つめている。 教官室にはいくつか机があり、この学校に常駐している体育教師何人かの席があるようだ。 もう授業中だから今更誰かが来ることはないだろうが、万一、見つけられてはまずい。 「誰も入ってこれないように、扉にバリケードを作っておけ」 「はい」 俺の下した耳を疑うようなそんな命令にも、林は従順に従う。 林は、自らを追い詰めるためのバリケードをせっせと積み上げていく。 エアコンがうっすらしか聞いていない部屋。バリケートを作る林の顔には汗がじっとりと浮かんでいる。 表情はうつろだが、息が上がっているようだ。 「終了、しました」 林は扉の前にいくつか机や椅子を積むと、そう言って再び立ち尽くした。 「そのまま、立ってろよ」 俺はそう言い、林のもとへと歩み寄る。 しげしげと林を見た――鑑賞した、とでも言おうか。 男らしい、厳つい顔。逞しい顎には無精髭が生えている。髭には白いものが混じって、この男の年齢を感じさせる。普段は鋭い目つきだが、今はどんよりと濁った目を半分開いている状態だ。 俺は林の首元に顔を寄せにおいを嗅ぎながら首筋に舌を這わせた。 「ぁ」 小さく林が声を漏らす。抵抗の声なのか、それとも快楽の予感に震えているのか。 新鮮な汗を垂らす林の首筋は塩辛い味がし、濃厚な雄の色香が漂っている。 俺はどっしりと体積のある股間に手を伸ばした。 「勃起しろ」 耳元で言う。 「ぁ、ぅ」 林は呆然と正面を見つめたままだ。 ゆっくり。 ゆっくりと、俺の手の中で林のペニスが血液を集め硬くなりはじめる。 「そうだ、いいぞ勃起しろ」 俺は再び言う。 「勃起しろ」 「お前は勃起する」 「興奮し、勃起するんだ」 何度も何度も囁く。この男の頭の中をちんぽと興奮でいっぱいにしていく。 「あ、あ、ああ……」 口角からよだれを垂らしながら、林は完全に勃起した。ジャージ越しでも、それがかなり大きいことがわかる。 ぐちゅっぐちゅっと強めに刺激を与えてやる。 「あ、いああ」 林は強烈な刺激に腰をひいた。 「気持ちいいだろう?」 「は、い……きもち、いい…です」 「大切な部員にしごかれて興奮してるわけだ」 「あ、あぁ、……それ、は…ちが……」 「違わないだろう?」 俺は言い、林のジャージの中に手を突っ込んでペニスを直に掴んだ。すでにそのペニスは先走りでぐじゅぐじゅになっている。手にべっとりと先走りがつく。 「いぁっ」 林が声を漏らす。 「認めろ、お前は教え子にちんこしごかれて興奮する変態だ」 「い、あ、……あ……」 「変態だ。変態なんだ、そうだろう?」 ぐちゅぐちゅ、むき出しの亀頭をぐりぐりとねじるように刺激する。 「ああ、あ、あ、きもちいい、きもちいい、俺は変態、俺は変態、変態、変態……」 林は自分自身に言い聞かせるかのように、壊れたレコードのように繰り返し出した。 ――堕ちたな。 「そのまま自分に言い続けろ」 そう言い、「あぁ、はい、俺は変態、きもちいい。きもちいい、変態」と呟く林の前にしゃがみこみ、ずるりとジャージのズボンを下ろした。 ぶるんっっ。 溢れ出すように飛び出した林のちんぽは先走りの汁を散らし、猛烈なにおいを放っている。朝から炎天下で練習したのだ、無理もない。 俺はその逞しいちんぽをじっと見つめる。唾液が溢れる。 うまそうだ。 口を開け、林のちんぽをしゃぶった。蒸れたにおいが鼻の中に広がる。 「あぁ、俺は、俺は生徒にちんぽしゃぶられて感じている、変態、変態、変態だぁ」 林がうつろに呟くのが聞こえる。 興奮が極限まで昂っているのだろう、どくどくと先走りが口の中に溢れ出る。 ぐちゅぐちゅと舌を亀頭に絡ませる。 「ひああ、あああ」 間の抜けた声を漏らす林。 そろそろか。 加えたペニスの尿道の奥底に、俺は力を強く送り込む。ビリビリと信じられないほどの快楽を林が襲っているだろう。林は白目を剥いて、 「あああっ射精射精射精しますっっ私は教え子に射精いぃぃいっっ!!」 そう言い、どくどくと濃厚な精液を俺の口内に注ぎ込んだ。 二人の子供を作った濃厚な精液が、俺の喉の奥へと流れこんでいく。 ああ。いい。いいぞ。素晴らしい――。 俺は力が満ち溢れてくるのを感じる。その場にうずくまり体を自ら抱き締める。 下唇を強く噛み、溢れてくる声を殺す。 ああ、これが俺の力か。 「んぁ、んぁああああっ」 堪えきれず声を漏らすと、俺の体が変化したのだとわかる。 「大丈夫――ですか」 林が俺の脇にしゃがみこんで問いかける。俺は林の固い肩に捕まって立ち上がった。 林の背後に、小さな鏡があった。それを見ると、俺の坊主頭から二本、立派なツノが生えていた。さらには、制服のズボンを押し退けるように、尻尾まで生えている。 そうか。 俺は―― 俺はもう、人間じゃないのか。 「ふはっ」 思わず、笑いが漏れた。 「ふふ、ふは、ふははっっ」 俺は人間じゃなくなった! そうか!俺はもっと尊い存在。人間から生気を吸い取り食い散らかす存在に! 人間が恐れ、崇める存在になったのだ! 林を見た。俺の淫気に当てられているのだろう、林のペニスからは壊れた蛇口みたいに精液がとぷとぷと溢れ出している。 もったいない。 俺は尻尾の形を変化させると、その先端で林のペニスを包み込んだ。 「あっあああっ」 林が声を漏らす。 「もっと気持ちよくしてやる。まだお前には俺の力を与えていなかったな」 「んぁ、これ以上、気持ちよく……」 「嫌か?」 意地悪く問いかけると、 「ああ、素晴らしいです!私に力を分け与えてください!そして私を、あなた様の、眷属……にッ♡」 林はその顔を快楽に歪め、俺に懇願した。 俺は林を机に押し倒し、ジャージのズボンを完全に脱がせて尻を露出させた。


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