明日はいよいよ県予選の決勝だった。 体力温存のため軽いメニューでの練習と、試合のためのミーティング(という名の決起集会)を終える。 部員たちが帰っていく。この野球部の主将、橋田智也は部員たちを見送っていた。 「主将!明日は頑張りましょうね!」 部員たちは興奮した口調でそう言う。 「おう、ちゃんと寝ろよ」 智也は爽やかな笑顔でそう言って、部員たちの肩をぽんと叩いている。 爽やかで、頼り甲斐のあるこの部の主将。 俺は入り口近くに立ってそんな智也の姿を見つめていた。 最後の部員が帰って、部室が静かになる。 「いよいよだな」 俺が言う。 「ああ」 智也は真剣な表情だ。 「ようやくここまで来た。全国の切符は絶対に手に入れる――」 智也はベンチに座って、自分の手のひらを見つめている。何度かそれを握って、のそりと立ち上がった。 「だから柴木、お願いだ」 歩いて俺の目の前にやってくる。 そして真剣な目で言った。 「俺を――調整してほしい」 ――調整―― 智也は自分が主将に選ばれたのが意外だったらしい。 智也には部員をまとめるキャプテンシーがあったし、責任感も強かった。後輩からも自然と慕われていたから、俺は智也が主将になるのはごく自然なことに思えた。 ただ、――智也に問題があるとすれば――責任感が若干強すぎた。 試合で下級生がミスをしたりしたときに、自分までその責任を感じてしまうことが多かった。 無論、それ自体は必ず悪いことではない。試合のポジションなども決めているのだから責任はゼロではないし、ミスした人をカバーするのも主将の役目だ。 それでも、智也は傍目に責任を感じすぎていた。リトルリーグから一緒にプレイしている俺には、智也が苦しんでいるのがよくわかった。 だんだん、部活がつらいだけのものになっていっているように見えた。 将来プロに行くような人間もいるが、大多数の人間にとって部活はただの部活でしかない。 そんな中で真剣に取り組みすぎてメンタルを壊すのは馬鹿げていると俺は思った。 ――部活最近楽しいか。 俺がそう問いかけると、智也は固まってしまった。 首を振って楽しくないと言うことさえできない状態なのだと俺はわかった。 「俺が楽にしてやるよ」 親父がメンタルカウンセラーだった俺は、こっそり盗んだその技術を使うことにした。 二人きり、誰もいない部室で智也に催眠療法を施した。 自宅から持ってきたリラックス効果のあるアロマや、導入効果の強いペンライトなどを使った。 智也は催眠をかけられることを拒絶しなかった。多分、智也も自分が限界だと感じていたのだろう。 「智也、聞こえるか」 智也は簡単に、まるで自ら飛び込むように深い深い催眠状態に陥った。 「、…ああ……」 普段はキリッと凛々しい智也の眉がとろんと落ちて、ぼんやりとした表情をしている。体はだらんと脱力して、逞しくハリのある筋肉が脱力して俺に体を預けている。 練習後の智也の体からは汗のにおい、智也のにおいが濃く漂った。俺が頭に鼻を寄せてそのにおいを吸い込んでも、こいつは何の反応も示さない。 ゆっくりと智也の体をユニフォームの上から撫でた。 「っ、ぁ……」 智也が声を漏らした。慌てて手を離したけれど、智也は薄く口を開いてぼんやりと宙を見つめているだけだ。 俺はおかしくなってしまった。 こいつを俺のものにしたいと思った。 今の俺にはそれができるんだ。 不思議だ。俺は今まで智也のことをそういう目で見たこともなかったし、別に男が好きだと思ったこともない。だけど智也がとろんと心の中の全てを俺に預けるみたいな表情をしているのを見ていたら、もう絶対これを逃すわけにはいかないと思った。 こいつを俺のものにする。 俺はゆっくりと指を智也の口の前に突き出した。 「……しゃぶれよ」 俺が言うと、智也の光のない目がぼんやり指の先を見つめた。 俺は指を唇にぴとりと当てた。 智也はそれに舌をぬるりと伸ばした。暖かく湿った唾液が俺の指に絡みついて、 ちゅぷ、……ちゅっ……じゅる… と智也が音を立てて俺の指をしゃぶった。 赤ん坊みたいに。 大きい体の智也が。 うっとりと。 俺のちんこが痛いくらいに勃起していた。 そして急に実感する。『そっち』をしゃぶらせることだって今の俺にはできる――。 「智也、立って」 「…あぁ」 智也は返事をし、のそりと立ち上がった。頭が重たいのか少し首を横に傾けて立つ智也。 俺は智也の後ろから智也の首筋に鼻を埋める。すううっと息を吸い込むと智也のにおいが鼻いっぱい肺いっぱいに広がってすげぇ幸せになる。 俺は智也の股間を後ろから掴んだ。どっしりとボリュームがある。 「智也ァ……」 ぐいぐい揉みながら語りかける。 そういえば少し前に、部活を引退するまで俺は彼女は作らないなんてこいつが言っていたことを思い出す。 そんなの、最高だ。 それどころか、もう一生彼女なんて作らせない。 「勃起しろよ、俺にちんこ揉まれてすげえ気持ちいいだろう?」 俺が耳元で囁く。 「あぁ、……俺、勃起する……柴木にちんこ揉まれて……すげえ、気持ちいい…から……」 むくむくと血流が集中し、智也の股間の体積が膨らんでいく。 ぱつんぱつんのユニフォームにテントができて、先っちょを指でくりくりすると、敏感になっているのか智也の体がぴくぴく震えた。 覚えさせてやるよ、お前に最高の快感を。 それでお前を、俺が最高の主将になれるように『調整』してやる。 * 「今日もちゃんと俺の命令通りにしてたか?」 「あぁ、……俺は…柴木の命令通りに…してた……」 「よし、じゃあ確認するぞ、いいか?」 「ああ、…確認、してくれ……」 智也の手がベルトにかかって、かちゃかちゃとバックルからベルトを引き抜く。ベルトが外れるとだらんと智也の手が垂れ下がった。俺は智也の前にしゃがみ込んで、ベルトを完全に外してユニをスラパンごと下ろす。 ぼろん、と練習で蒸れた智也のクサいちんぽが現れる。皮が綺麗に剥けた智也らしいどっしりした太ちんぽ。 俺は眼前に現れたそれにごくりとつばを飲み込んだが、今の目的はそれじゃない。 智也の後ろに回り込んだ。毛がそこそこに生えた、キャッチャー特有のデカい尻。 その真ん中に、黒い異物がある。 アナルプラグだ。 俺はそれをコツコツと中指の骨で叩く。 「あ、ぅ」 智也が反応する。 「えらいぞ。今日もちゃんとこれを入れて練習してたんだな」 「あ、ぁ、……俺は…淫乱主将だから、な」 智也が言う。 頬が僅かに赤らんで、催眠状態なのに強く興奮していることがわかる。 「そう、お前は淫乱主将だから、練習中にアナルプラグを入れて部活するんだよな」 「ああ、そう、だ」 俺が智也に施した『調整』はこういうものだ。 智也は責任感が強すぎる。部活に全力投球で真剣勝負すぎる。 だからそれを、ちょっと脇道にそらしてやったのだ。 ――部活は今まで通り真剣にやっていい。だけど、その意志を濁らせる。 ――ノイズの混入。 ――それでお前は、少し自由になるんだ。今までと真剣さは変わらない。ほら、いい話だろう? そんな無茶苦茶な俺のアドバイスに、智也は「そうしてくれ」とぼんやり呟いた。 自分を淫乱主将として仕上げることを、自ら受け入れた。 そしてそのコンディションを、定期的に俺に調整してもらうことも。 そうして、今の智也の姿がある。 もちろん最初は抵抗があった。 俺は何度も何度も催眠をかけ、徐々に心を溶かしていった。 部室で全裸にさせる。着替えているときにいつもしているんだからと言い聞かせて。 部室でオナニーさせる。家でしているのと何も変わらないと言って。 自分の体に興奮させる。お前はとてもかっこいいと言い聞かせて。 ――そういう風に智也を調整して、今では無茶苦茶な命令もだいぶ素直に受け入れるようになった。 練習中にアナルプラグを突っ込んで、常にファウルカップの中で勃起状態。 爽やかなだけじゃない汗を流しながら練習に励む。 「ありがとな、柴木。お前のおかげでだいぶ心が軽くなったよ」 毎回そういってお礼を言ってくる智也は本当にかわいい。 「智也、床に横になって俺によくプラグを見せてくれ」 俺がそう言うと、智也は従順に床に寝転がって、自ら足を持ち上げた。 『調整』は順調だ。 とはいえ明日は本当に大事な試合だ。 メンタルコントロールが必要なのは、決して智也だけじゃない。 「なあ智也、部活のやつらみんな緊張してたよな」 「あぁ、そうだな……」 「お前は主将として、部員たちのためにできることならなんでもしてやりたいよな?」 「もちろんだ、おれはあいつらのためになんでもしてやりたい……」 「だそうだ。入ってこい」 俺が言う。 部室の扉が開いて部員たちが入ってくる。 「え、あ」 突然の事態に、智也の意識が戻ってこようとする。そりゃそうだ、自分がアナルにプラグをつっこんでケツを広げている姿を部員に見られたいわけがない。 だけど。 俺は智也の頭を柔らかく包んで言い聞かせる。 「だめだろ、『調整』中だぞ」 「――あ、う……」 智也の目がとろんととけ、またまどろみの中に入っていく。 ぞろぞろと部員たちが入ってきて、部室の雄のにおいが濃くなった。それを喜ぶように智也のちんこがぴくっ♡と震え、先走りがぷくっと亀頭に浮かんだ。 これならうまくいきそうだ。 「俺たちは明日の試合のために一心同体にならなきゃいけない。部員の緊張もほぐしてやらないと。そのための手段だ」 「しゅだん……」 「チームにならないとな」 「あぁ、なる……チームに…」 ぼんやりと言う。 「お前らも、な?」 部員たちに言う。 「主将!俺、主将と一つになります!チームになります!」 「そんで明日、絶対に勝ちます!」 「主将のまんこで童貞卒業したら、頑張れる気がするっす!」 「――オナシャス!」 部員たちがガチャガチャとベルトを外して、ちんぽをあらわにする。むわぁ♡と生臭い臭気が立ち込めた。 ぼんやりとした目でそれを見ていた智也の太い腕がゆっくりと動いて、……ぬぽっ♡とプラグをケツマンコから引き抜いた。 「斎藤、……お前に四番を任せるぞ……一発、俺の中に……でっかいホームランぶち込んでくれ……」 そう言いながら、ケツタブを広げてひくひくとアナルを動かした。 「…ッス!」 二年ながら四番を担う斎藤は腹から返事をすると、「失礼シャス!」と言って既に先走りでぬるぬるのちんぽを智也のケツにブチ込んだ。 鍛えられた足腰で激しく智也のケツを掘る。 「サイコーっす!主将のまんこ、すげーあったかくてめっちゃイイっす!」 「いいぞ、斎藤ぉ…!もっと来い……!」 そう言ったあと、智也は部員たちを誘った。 「薗部ぇ……お前、随分緊張してるみたいだったなぁ……ほら、こっち来い……俺がしごいて楽にしてやる…」 「はいぃっ!主将っっ!」 薗部は犬のしっぽのようにちんぽを振り、先走りを散らしながら歩み寄る。 溢れた汁が智也の顔に滴った。智也はそれを掌でべろっと拭い、肉厚な舌で舐めとった。 「んぅ、いいなぁ♡うまいぞ薗部ぇ……♡」 「しゅ、しゅしょぉー!」 薗部はたまらず、智也の口を使い始めた。 部員たちはわらわらと智也の元へ歩み寄り、各々好きなように性欲を発散し始めた。 部室の中の雄のにおいがどんどんと濃くなって、智也は嬉しそうにちんぽを振っている。 先走りをとろとろ流すそれを俺は掴んだ。 「んぁッ♡」 智也がちんぽから口を離して喘ぐ。 「いいぞ智也、今日は遠慮なくぶっぱなせ!お前は最高の主将だ!」 俺が言うと、部員たちも嬉しそうに破顔する。 「最高っす!」「主将!」「明日は絶対勝ちますよ!」 「あぁ……絶対に勝つ、ぞ…!お前らと全国に……イくぅっ!」 びゅるるっと智也のふとちんぽから精液が溢れ出た。 それが合図になったように、他の部員たちも精液を智也の体に注いだ。 ほかほかのザーメンシャワーを浴び、ユニフォームをカルキ臭く染め上げた智也。 呼吸で胸を揺らしながら、 「しばきぃ」 そう言った。 「どうした、智也」 「調整、ありがとなぁ……俺、最高の主将になれてるか……?」 俺は智也を見た。顔も髪も全身も、ケツの穴からもザーメンを垂らす智也の姿。 俺は笑う。 「ああ、お前は最高の主将だよ」 * そうして俺たちは『調整』を繰り返し全国を勝ち進むのだが、それはまた別の話だ。