ザ・ドッグトレーナー #35『下半身:二日目を終えて…』(⇔33)
Added 2024-02-19 13:04:57 +0000 UTC#35 「結局……リサさんはアレの次の挑戦で見事クリアされましたね♪」 あなたのテーブルの前にエリナが炒飯やら棒棒鶏やら餃子やら点心やらをずらりと並べながら、頬を膨らませて不機嫌そうな表情を浮かべている姉に向かってその様に言葉を零した。 今日の夕食は中華料理に初挑戦する予定だとソフィアから告げられた事でどんな創作料理が飛び出してくるか多少不安には思っていたあなただったが、調理を担当するのがソフィアではなくエリナという事を後で知り失礼ながらも少し胸を撫で下ろすくらいには安堵することが出来た。 (当然エリナの作る料理は平均の打点を軽く超えるような味と見た目を提供してくれたわけで、扱う箸も普段以上に進むこととなった) 「そうよ! ムカつくったらありゃしない! 私としてはもう少しイジメ尽くして、制限時間ギリギリでまで苦しめてやろうって思ってたのに……あいつったら何処に隠してたのかも分からない気力を振り絞っちゃったりしてさ? “絶対に落とさない”とか喚き散らしながら本当に耐えきって見せたのよ! あの時の“やり切った”とか言いたげなあの顔! 今思い出すだけでイラついてしょうがないわ!」 頬を膨らましながらもその様にエリナに返すソフィアだが、言った後の口元は僅かに口角が上がっており……言葉の強さとは裏腹に彼女も内心では今回のリサの変化に手応えと喜びを噛みしめている風に見てとれた。 「ウフフ♥ お姉様ったら終わった後もリサさんにワザとらしく強めに当たっていましたね? 拘束を解きながらグチグチ文句言ってたの……見てましたよ?」 「うぐっ! わ、ワザとらしくって何よ! ワザとじゃなくていつも通り強く当たってやっただけよ!」 「そうですかぁ? わたくしには……照れ隠しで敢えて意地悪をする小学生男子のように姉様が見えましたけど……」 「だ、誰が小学生男子よ! 歳も性別も何もかも私とかけ離れているじゃないっ!」 「それだけ可愛く見えたと言っているのです♥ あれだけ調教対象に対して取り繕わないお姉様を見たのは久しぶりでしたので……」 「と、取り繕っていたわよ! アレは調教師としての厳しい私を演出してたのっ!」 「リサさんに舐められないようにするためにですかぁ? それだったら……子供みたいにじゃれ合わないでもっと真摯な態度を示してあげればよかったのにぃ……」 「あんな奴に真摯な態度で接したら……それこそつけあがられて舐められるのがオチよ!」 「そうですかぁ? 私が見る限り……リサさんはちゃんと私達の所作を見て言葉を選んで発していると思いますけど?」 「ど~こが! アレは絶対私達の事舐め切った目で見てんのよ! だから、本気でイジメてやったってのに……まさか一発でクリアしてくるなんて……」 「わたくし達の事を下に見ているのでしたらお姉様のあの言葉に心は揺れなかった筈です。彼女はまだ環境に慣れていなくて自分を守るために攻撃的になっているだけに過ぎませんわ……」 「うぅ……ぅ……そんな事……分かってるわよ。でもあいつの地の性格は絶対にひねくれてて歪んでるに決まってるわ! 私に平気で嘘はつくし、状況が変われば強気にもなるし……」 「それはお姉様がその様に仕向けたからでしょう? お姉様だって調教とは別に過剰に厳しい態度を見せてるじゃありませんかぁ。それじゃあ……反抗したくもなりますよ?」 「そりゃ……やり過ぎだって事くらい……理解出来てるけど……。でも、あれ位やらなきゃ、言う事聞かないじゃない!」 「全く……。お姉様はリサさんを信用しなさすぎですよ。もう少し肩の力を抜いて接してあげたら良いのに……」 「あんたが甘すぎなだけ! それに……今回の調教は時間もないじゃない。時間がない時こそ厳しくいかないと……舐められたら調教どころじゃなくなってお仕舞よ!」 「私達はリサさんのご主人様ではないのですよ? 調教は奴隷候補との信頼関係が第一……そう教わったでしょうに? 圧力だけが調教ではありませんわ」 「ぅくっ! あんたに言われなくても……分かってわよ……そのくらい……」 「フフ♥ まぁ、でも今回のあの所作はお姉様なりの愛情表現ですわよね? 敢えて厳しくするのがお姉様の愛ですもの♥」 「な、何よその歪んだ愛情表現はっ! 私はあいつに愛情を向けた事なんて一切無いわよ! 今までも今からも今後一切! 一切よっ!!」 「ハイハイ♥ そういう事にしておいてあげますって~♥」 「むぐぅ! エリナぁ~? あんた……リサに感化されて性格悪くなってきてない?」 「そうですかぁ? わたくしは……わたくしですわよ? 何も変わってませんよぉ~♥」 「嘘つけ! いつから私にそんな生意気な事言うようになったのよ! お仕置きしてやる! ほら、大人しく両手を万歳しろ!」 「ひゃぁ~~~~っ!? お姉様ぁ!? ちょ、ワキに手を挿し込まないでっっへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「生意気エリナめっ! 成敗してやる! ほら、ココでしょ! ココが弱いんでしょ? コチョコチョコチョ~♪」 「ニャ~~~ッハハハハハハハハハハハハハハハハハ、お姉様ぁはははははははは、お食事ぃぃひひひひひひひひひひ、今はお食事の時間ですからぁ~~~はははははははははははははは♥」 「ったく……どの口が私に説教垂れてるのよ! この口か? 悪いのはこの口かっ!」 「ひぃ~~~~堪忍して~~♥ いひひへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! お姉様の手くすぐった過ぎィぃ~~~っひひひひひひひひひひひひひひ!!」 ソフィアとエリナの言い合いとじゃれ合いをいつまでも眺めていたいと思っていたあなただったが、食事が始まっても未だに明日の調教プランの確認を二人に出来ていなかった事を思い出し、慌てて咳払いをして二人のじゃれ合いをやめさせる。 そして、二人に向かって今日の調教の成果と明日の調教をどう行う予定であったか……確認の意味を込めて言葉を投げかけてみた。 「今日の成果ですか? そうですね……リサも調教を始める前は逃避段階と絶望段階の兆候が現れていたのを確認しましたが、終える頃には恐らくその二つは乗り越えられたのではないかと……私は判断してます」 と、その様に自分の調教を評価するソフィアの返答にあなたとエリナはウンウンと頷いて「その通りだ」という仕草の返しを行う。 「しかし、あまりにも調教スケジュールが早さを求めてしまっている為、彼女の頭がついてきていない様子で……部屋に入れるなり我慢していた感情が溢れてしまったのか、急に私に泣きついてきて……振りほどくのに苦労させられました」 「振りほどく? またまたぁ~♥ そう言う割には……リサさんの事しばらく慰めていたように見えましたが? 泣かれてどうしていいか分からずアワアワしてるお姉様……と~っても可愛かったですわよ♪」 「う、うぐっ! ちょ、なんでそこまで知ってるのよ! あんた……リサの部屋のカメラまで見てたわね?」 「いやぁ~~♥ 調教が終わって気を許し合った仲になった二人が……部屋の中で何かするんじゃないかなぁ~? なんて思って……ついつい見届けたくなってしまいましてぇ♥」 「誰がするか、この色ボケ! そんな暇があったんなら、あんたがリサの面倒見なさいよね! 夕飯の支度に忙しいだろうなって思ったから手伝ってやったのに……」 「まぁまぁ、それだけ打ち解けられたという事でしょうから♥ 良いじゃありませんか♪」 「奴隷と打ち解けても良い事なんて何もないっての!」 「えぇ~? リサさんに怯えられて嫌がられる事に人一倍傷ついていた癖にぃ~?」 「エリナぁ? その減らず口閉じないと……その口から笑いしか出なくさせるわよ?」 「うっ……うぅ……は、はぁ~~い、ごめんなしゃ~~い♥」 「ったく! っで、明日の調教でしたっけ?」 今までの調教は……段階的に言えば“躾”の段階であり、奴隷候補に状況と立場を分からせ自分から調教に臨めるよう誘導してきた段階だとも言える。 本来この躾の段階は調教の時間よりももっと長くとってじっくり教え込んでいくのが当たり前なのだが、今回の調教は駆け足で行う事を条件づけられている為かなり簡略化してリサを誘導したのは間違いない。だから、この嵐のように目まぐるしく初めての世界を経験させられているリサがすぐにその環境に対応出来る訳もなく、今日の試験も半ば強引にリサの感情を抑え込ませて合格させたという流れになってしまった。 その目まぐるしさは時にリサの判断力を鈍らせ気を強く持たせる事に寄与していた部分もあったが、試験も終わり無事に条件をクリアできたという安堵感を味わうとその魔法も解け、今まで溜まりに溜まって消化できずに麻痺させられていた不安やら恐怖やら絶望やらの感情が甦ってしまい……彼女に涙を流させてしまった。 彼女の目に我々調教師は自分を苦しめる“敵”として映っていた事だろう。 初日から今日まで……敵しかいない孤独な環境で気を張って緊張を強いられながら調教に耐えていたのだ…… その緊張感が緩んで感情を放流したという事であれば、彼女の目に映っていた敵はもはやただの敵ではなく……自分を導いてくれるかもしれない敵……くらいには見え方が変わったのではないかと思える。 現に初日の振る舞いから“怖い”というイメージを植え付けられていたソフィアに身を預けて泣きついたのだ……少なくとも、身体を預けられる敵というイメージにくらいは彼女もなっている筈だ。 しかし、調教師というのは何処まで行っても奴隷候補から恨まれる存在であり……調教されて感謝される存在には決してなり得ない。自分から望んで調教を受けたいと最初から思ってる候補ならそう思う事もあろうが、大体は理不尽な過去や理不尽な現実を突きつけられた末に送られてくる不憫な娘たちばかりだ…… 彼女達が我々に向ける視線は常に敵意であり……気を許される存在には決してなる事はない。 とは言え我々も彼女達に好かれようと思って調教を行ってはいない。逆に嫌われれば嫌われる程主人の元へ送られた際“こっちの方がマシ”と思える環境に仕立てることが出来る。そういう効果も望みたいのだから調教に容赦などしてはならないのだ。どんなに可哀そうに映っても……どんなに理不尽な事を強いていると感じても……手を緩めず責め抜く事が調教師の資質として求められている。 それが我々の仕事なのだから……。 「明日は……わたくしも参加して、二人でリサさんを責める……。そういう流れでしたよね?」 「そうよね? 明日はいよいよ本格的にくすぐり奴隷としての調教を行う段階……。くすぐりの苦痛に性的快楽を混ぜて苦痛と快感の境界線をぼやかす調教を施す予定……っで良いんですよね?」 「わたくしが快楽担当で、姉様がくすぐり担当……。これも変更なく予定通りですわよね?」 エリナとソフィアの問い掛けにあなたは頭を縦に深く振る。 「大まかな流れはこんなニュアンスで大丈夫ですか? エリナがまずリサに性的快感を加え、限界まで快感を蓄積する。リサの快感が限界まで達しそうになったらその直前でエリナの手を止め、私がくすぐりを入れて笑わせ、その蓄積した快感をリセットする……十分に快感がリセットされたらまたエリナに性感を責めさせてリサの快感を煽る……っで、また私がリセットする……それを繰り返してリサを焦らして最後にくすぐりと同時にイかせる……そういう責め方で良かったんですよね?」 ソフィアの言った調教の流れに間違いは一つもない。だから、その言葉にも一度頭を縦に振って見せるが…… この調教が全体の中で見ても一番の“肝”であり最も加減の難しい調教になる為、言葉でいくら段取りをつけられたとしても実際の現場で些細なミスが起こればそれがそのまま調教失敗に繋がりかねない。 明日はくすぐりを快感の刺激に近づける為の擦り込み作業がメインとはなるが、その快感の加え方次第でリサの感じ方は良い方にも悪い方にも極端に振れてしまう。 あまりにも強い性的刺激を与えすぎると、快感の感じる度合いが性的刺激に偏り過ぎてその刺激だけにしか快感を感じないようになってしまうし……逆に足りな過ぎると身体だけが敏感になり過ぎて、くすぐりに刺激が交代した時に苦痛を強く感じるようになってしまう。 “良い塩梅”の加減でくすぐりも性的刺激も与えてやるのが理想だが……リサがどんな刺激にどの程度性感を高める事になるのかなどのデータがまだまだ足りていない状況だ。 本来なら調教に入る前にじっくりそういうデータも取りたい所ではあったが……時間が足りない事もありエリナには最初の感度チェックのデータを基に探り探り手を加えて行って貰うしかない。 くすぐりの刺激も同様に加減をミスすれば苦痛感だけがリサに残って快感を覚える隙が生まれなくなる。これもソフィアの手の加え方次第で良い方にも悪い方にも転がってしまう為、強すぎず弱すぎずの塩梅を彼女が守ってくれる事を祈るばかりだ。 最終的には責めの押し引きはあなたの指示に委ねられる部分ではあるが……現場で責めを行うのはマーガレット姉妹だけなのだ。彼女達の力量も技術も精神も……全て明日の調教でぶつけて貰う事になる。 あなたの指示も大事だが……二人のこれまでの調教師としての経験値も大いに試される調教となるだろう。 二人がそれをプレッシャーに感じていない筈がない。特にソフィアの方は……今日の仕事が終わったばかりで明日の調教へ意識を向けられてはいなかっただろう。 時間というものはその場に座っているだけでも勝手に過ぎていくものだ。 こうして談笑しながらとっている食事中でも、時間は一刻一刻と明日へ向かって針を進めている。 願わくばプレッシャーに潰されずに明日へと臨んでもらいたいと思うのだが…… 「あぁ~? 姉様ぁ? もしかしてぇ~柄にもなく緊張してますぅ?」 あなたの不安を察したのか……はたまた、ソフィアの表情の僅かな曇りを見て気を利かせたのか……エリナがソフィアの脇腹をつついて悪戯を仕掛ける。 「ぷっはッ!? こ、こら! エリナっっ!! あんた食事中に脇腹つつくなぁ!!」 中々口の中の食事が飲み込めずにいたソフィアは、そのつつきに不意を突かれ思わず口のモノを出してしまう程の吹き出しをしてしまう。 「そんなに緊張してたら食事も美味しくならないでしょ? ほらぁ~♥ 明日の事は考えずにわたくしの美味しいお夕飯を食べて下さいまし♥ ほらほらぁ~♪」 「くふぁ!? ひゃひひひひっ!! こ、このぉぉ! よくもやったわね~~エリナぁ!!」 「キャハッ♥ お姉様ぁ~♥ わたくしへの反撃はイイですからぁ! お食事の方をちゃんとしてくださいまし~~♥ ンハハハハハハハハハハハハ♥」 「うるさい! 今日という今日はちゃんとお仕置きしてやるんだからっ!! ほら、腋を見せなさいっっ!!」 「うっっひぃ~~~~ひひひひ~~~っ!! お姉様ぁはははははははは、食事中ぅぅ! マスターも食事中ですからぁ!! やめっっへへへへへへへへへへへへ!!」 「うぐっ! すぐマスターを盾に使ってっ!! この卑怯者っ!」 「はぁはぁ……。もう! わたくしもお料理を吹き出しちゃったじゃありませんかぁ~~」 「ったく、覚えておきなさいよ? 後であんたの部屋に行くからね! そこでお仕置きの続きをしてやるっ!!」 「ひぃ~~~♥ マスター、見て下さぁい! ほら、お姉様が怖~い顔してますぅ~♪」 「くっ!? こ、この馬鹿エリナめっ! 今日は泣いて謝るまで許してあげないんだからっ!」 「ひゃあ♥ こわ~い♪」 エリナはソフィアの事をよく見ている。 目の前の事に集中的に取り組む事に秀でた姉のソフィアと違い、エリナは物事を広い視野で観察して分析する能力に長けている。 そんな彼女だから、ソフィアの不安や恐れの感情には敏感に気付けるし……自分がどういう態度で接すればソフィアを安堵させる事が出来るかも心得ている。 真面目過ぎるソフィアにはエリナの存在は必要不可欠なのだ。 彼女のメンタルを保っているのは他でもないエリナであると断言できるほどに、ソフィアにとってはかけがえのない存在の妹である。逆にソフィアの高い技術力はエリナの良い手本となり見解を広げてくれている。飽き性であり勉強嫌いなエリナにとって、理詰めで技術を習得するという行為は彼女の最も苦手とする分野なのだから、調教師としての経験値はソフィアから吸収していると言っても過言ではない。姉の振る舞いを見て自分も経験値を得る……それがエリナの勉強スタイルであり、彼女の調教スタイルでもあるのだ。 姉妹は二人で一つ……とはよく言ったものだが、彼女達はお互いを支え合って奴隷調教師というディープな仕事に就いている。 それが良くも悪くも彼女達を同時に成長させ、そしてお互いをなくてはならない存在と認識させている。 これからの将来の事を考えると、お互い離れられないというのは多少不安に思わなくはないが……まぁ、この先彼女達がこの屋敷から出て行かない限りはずっと一緒であるのだから……そこまで気にするような事でもない。 それよりも、この二人の強みを生かす方向に舵を切って成長させた方が調教師としての仕事もやり易いというものだ。 だからあなたは、この微笑ましい程に愛に満ちたやり取りを幸せそうな眼差しで眺めている。 こうしてじゃれ合っている二人を見ていると、明日の調教の不安など何処かへ飛んで行ってしまいそうだ。 正直……ここまで良くやってくれたとも思っている。 時間が無いなりに……精一杯の調教は施せていると思う。 だから、あなたは「明日の調教は肩の力を抜いて挑んで欲しい」と彼女達に伝えた。 成功するにしろ失敗するにしろ……彼女達には良い経験となる筈だ。 そりゃあ……(ルルシア嬢からの)罰を受けないに越した事は無いが……どちらに転んでも二人の成長に多大な経験値を授けてくれる事となるだろう。 こんな緊張感のある調教を強いられたのは初めての事なのだから…… 「マスター! ほら、さっさと食事済ませちゃってください! これを片付けたらエリナのヤツを懲らしめてきますから!」 ソフィアはすっかりいつもの彼女に戻った様子だ。 「お姉様ぁ~? 本当にわたくしの部屋に来るつもりですの?」 エリナはそんな彼女の表情を見て安堵の笑顔を見せている。 「当たり前よ! 明日のシミュレーションも兼ねてくすぐり倒してやるんだから!」 「えぇ~~そんなぁ~~~! わたくしィ~早く床に就こうと思ってましたのにぃ~~」 「だまらっしゃい! 風呂から上がったらパジャマなんて着ずに下着のままの格好で待ってなさいよね!」 「えぇ~~? いやぁ~~~ん♥ お姉様のエッチぃ♥」 「っくっっ!!! こ、このっ!!」 あなたは二人に「ほどほどに……な?」と釘を刺し食事を終えてダイニングを後にした。 あなたも今日の就寝は早めに……と考えていたが、エリナの部屋が隣である以上早めの就寝は無理そうだと悟ってしまう。 きっと二人の声が……壁から聞こえてきてしまうだろうから…… 楽し気に笑い合う……二人の声がきっと程よく睡眠の邪魔してくるだろうから…… →#37へ