DoujinStars
ハルカナ
ハルカナ

fanbox


ザ・ドッグトレーナー #75『エリナ差出ルートB』(⇔59)

#75  ライブカメラが最初に映し出された映像は、ルルシア嬢の屋敷にある地下プレイルームを天井から見下ろすように撮影された映像だった。  彼女が罰を与える様子は記録映像として撮影して後ほど送ってくれと条件を付けていたが、ルルシア嬢は折角ならその様子をリアルタイムで見れるようライブ配信にして撮影してあげると言ってくれた。  あなたはその申し出を有難く了承し、今その映像を確認し始めた所なのだが……  その映像にはまだルルシア嬢の姿はおろか送り出したエリナの姿もなく、ただ誰もいない地下室の様子だけが映像として映し出されているだけの状態だった。  まだ準備が整っていないだけなのかもしれない……と、あなたは考え、折角だからと映された地下室の様子をじっくり見る事とした。  部屋は、壁に掛けられたランプの明かりだけが光源に使われていて全体的に薄暗い。部屋の広さは個室の2部屋分ほどの大きさがあり、部屋の中央には今回使う予定であろう拘束用の台が用意されてある様子が伺える。  ただの拘束台であれば、自分の屋敷にも調教用のモノが有る為別段気にはならないのだが……ルルシア嬢が用意したこの拘束台は普通のそれではなく、この時のために用意したであろう“特注感” がそこかしこに見受けられ、あなたは驚愕させられてしまう。  拘束台と言っても造りは大きな岩を切り出して作ったかのような石塊で、その上で暴れてもきっとビクともしないだろうと想像が付くほどの重量感が伺える。  台の表面には人間の女性の身体を模った窪みが設けられていて、顔の部分と胸の部分が二つ凹んで造られているのを見るにその台は“うつ伏せ”の状態で寝かされるのだろうという事が理解出来る。  これがエリナの裸体を模った型なのかは判断できないが、随分とふくよかな胸の形を模して作ってあるためルルシア嬢本人がその型に寝る事は無いのだろうと推察できてしまう。きっと奴隷用に特注したか……或いは、今日の事を見越して……  などとあなたが思案を巡らせているとモニター上に複数の小さな枠が出現し、その枠に様々な角度から台を映した映像が次々に映し出される。  それと同時に部屋の入り口から、ルルシア嬢のメイドに囲まれながら入室してくるエリナの姿が映り込み、彼女がメイドらに追いたてられる様にその台の横に立たされる姿を見る事となった。  エリナの入室から少し遅れてボンテージ姿に着替えたルルシア嬢が部屋へと入り、その入り口の扉の鍵をガチャンと閉めて人の出入りが出来ないよう施錠を行った。  そして、ルルシア嬢はエリナの方へと詰め寄り…… 『早速だけど、その服……脱いで貰える?』  と、指示を下す。  エリナはギクリと顔を引きつらせる様子を見せるが、逆らっても良い事など無いと諦めたのか渋々といった顔で上着のメイド服から脱衣を始めた。 『あ、あの……下も……ですか?』  上着とシャツを脱いで上半身は下着の姿にまでなったエリナは、スカートも脱ぐのかとルルシア嬢に伺いを立てる。それを聞いたルルシア嬢は“当たり前じゃない”と言わんばかりに頭を縦に振り、メイドに合図を送って服を入れておくための篭を彼女に差し出させた。 『うぅ……沢山の方がいらっしゃるのに裸になるのは、恥ずかしいですわ……』  エリナはその様な事を呟きつつもスカートのホックを外してそれを足元へ落とし、下半身も下着の姿になる。  そして上半身の下着であるブラジャーにも手をかけ胸から外すと、代わりに手で胸を隠す仕草を取りつつ用意された篭にそれらを入れ頬を赤らめながらもルルシア嬢を恨めしげに睨みつけた。 『ほら、ソレも脱ぎなさい? 衣服は全部脱ぐの!』  恨めしい視線を受けてもなお動じようとしないルルシア嬢は、サディスティックな笑みを浮かべて下半身を隠していたパンティを指差しそれも脱げと命じる。  エリナは“くぅ!”と悔しそうな声を漏らしながらもそれにも逆らわず下着を脱ぎ去っていった。  胸は右手で……股間は左手で隠し、太腿をモジモジさせながらエリナはルルシア嬢を睨み続ける。そんな視線が送られようと気にも留めないルルシア嬢は、次にエリナにその用意された台に“うつ伏せ”で寝るよう指示を送った。  エリナは靴を脱ぎ素足になってその石台の上へとあがると、言われた通りにうつ伏せになってその台に寝る格好となった。  “ココに胸を置け”と言わんばかりに掘られた窪みに左右それぞれの胸を合わせて置き、メイド達の誘導に従って手を頭上の方へと挙げさせられていく。  石台の上部には、両手をまとめて拘束する用の金属製の二連になった手枷が備え付けられていてたが、その枷はまだ装着されず先に足の方を拘束しようとメイドたちはエリナの足を指定の位置に誘導し始めた。  メイドたちの誘導に従って足を預けるエリナだったが、しかしながら足の拘束具は台の端ギリギリの所に設置されていて台の端から足先をはみ出さないとその足枷は装着出来ないよう設置されてある。だから必然……エリナは足先を台の縁からはみ出させる格好を強いられ足裏だけが宙に放り出されている格好となってしまった。  そしてこの石台は、こうして足を放り出す事を前提として作られてあったのか、端からはみ出た足を拘束する為のもう一つの拘束具が備え付けられていた。  ベッドの下部の端面に等間隔に張り付けられている二つの縦長な箱状のモノ……その二つの箱は恐らく機械式の何かが仕掛けられているのであろう、台の横から伸びた配線が繋げられている。  その箱の側面には複数の“小さなこけしの頭”の様な突起が用意されていて、メイド達がエリナの足をその二つの箱(こけしの突起)の間に運び込むと自動的にそのこけしが突き出てきて、彼女の足の両側面を同時に挟んで抑え込むという拘束を行い始める。  こけしは……足指の横、母指の付け根の横、土踏まずの横、カカトの横、などの足側面をそれぞれを左右から挟み、痛くなるかならないかの絶妙な力加減で押し付けて足底の動きを完全に封じ込める。そこから更に足首の枷をはめて脚全体の動きも抑制する為エリナは脚を動かす事のみならず、足先を暴れさせるような動きさえも封じられる事となった。 『くぅ……! な、なんですかこれは? こんな厳重に拘束などしなくても……わたくしは逃げたりしませんのに……』  足だけでもこれ程までに厳重な拘束が施され一抹の不安を煽られるエリナだったが、次に誘導された手の拘束を受けその不安は更に強くなる事となってしまう。  ベッドの上部に設置された二連の枷はエリナが肘を緩く曲げた格好でも届く位置に用意されており、無理に万歳しなくても手首はその枷に届いてしまう程だった。  その二連になった枷に手首を置くと、上から同じ形の枷が被せられ……その枷が絶対に外れないようにと太いネジが回され固定が成される。  その枷の下には溝が掘ってあり、枷の金具がその溝の下に繋がっている様子も見て取れる。  そして溝の中をよく見ると大きな歯車が何個か噛み合わせてあるのが確認出来、台の横に備え付けられたハンドルを回してその枷を上下に位置調整できるよう仕掛けが施されている様子が伺える。  エリナの手が枷によって並んで拘束されたのを確認したルルシア嬢はメイドにそのハンドルを回すよう指示を下し、手枷の位置を更に上へ移動させエリナの身体を引っ張り始める。  その行動に、最初こそ肘を曲げられるほどの余裕があったエリナであったが、巻き取りが進むにつれその腕はピンと伸びるように万歳の形を取る事となる。  足が完全固定されている為、手を拘束した枷を上へと引っ張りあげれば必然的にエリナの身体は上へと引っ張られる事となり……結果腕やらワキやら腹部やらが引き伸ばされ突っ張ってしまう感覚を味わう事とになる。  そのまま枷を引き上げ続ければ、下手をしたら筋肉や骨が断裂するまでに至るであろうが……勿論ルルシア嬢はそこまでの事を望んではいない。あくまで“身体を限界まで引っ張る”事が目的であり、限界以上に引っ張って身体をいたぶろうなどという考えは持ち合わせてはいないのだ。  だから“この辺が限界だな”と判断したらメイドに止めるよう指示を出し、ハンドルが逆回転しないようロックを掛けさせて引っ張りを終えたのだった。  足先すらも暴れられないよう拘束され……更には手も腕も頭上いっぱいに万歳の格好を強いられ、身体も限界ギリギリまで伸びきった状態を維持させられる事となったエリナ……うつぶせの状態でそれを強いられている彼女の背中にルルシア嬢はソッと人差し指を触れさせて問い掛けを行っていく。 『いかが? 身体の筋が伸びきる感覚を味わうのは……♥ 筋肉のスジだけじゃなくてそこに通う神経までも緊張させられいるって感じるでしょう?』  ツツツっとその指が背中の中心を上から下へと撫で、エリナに刺激を加えていく。 『ひぅ!? くっっふぅぅぅ!! や、やめて下さいまし! 背中っっなぞらないでっっ!!』  浮き出た背骨をなぞり終えて腰の窪みへと指が滑り込み、そして尻のワレメの直前まで撫で上げるルルシア嬢の指……その刺激があまりにこそばゆさを生んでしまっているのか、エリナは笑ってしまわないよう顎を震わせながらも口を堅く閉じて耐えようとする。 『引き伸ばされ……緊張した神経をこんな風に指先でなぞられると……と~~っても……こそばく感じるわよね?』 『くぅぅっっ!! んぐぅぅぅぅぅっっっくっっ!!』 『背中だけでもこれだけこそばく感じるんだから……腋とか足の裏とか……さぞかしくすぐったいんでしょうね?』  尻のワレメに差し掛かる箇所を焦らす様にチョロチョロと触った後、また背中の方へと戻っていく動きを始めるルルシア嬢の指。その指が背骨のラインから僅かに横へとズレて肩甲骨の方へと寄り道を始めると、エリナは頭をクックックッと小刻みに震わせて笑いを堪える反応を返す。 『ほら……もう少しで私の指が……背中から腋に回り込んで触ってしまいそうよ? ……どう? このままこの指先がこの伸びきったワキを触ったら……あんたは耐えられると思う?』  ルルシア嬢の問い掛けにエリナは素直に首を横に振って“耐えられない”という意志を示す。その反応を見てルルシア嬢は口元に意地悪な笑みを浮かべて…… 『そ? じゃあ……試してみよっか♥ あんたが……どれほどくすぐりに弱いか……』  その様に言って指の動きを止めたルルシア嬢は、遊ばせていた左手をエリナに気付かれないよう左の腋へとし伸ばしていき……準備が整ったと見るや右手も彼女のワキへと一気に滑り込ませて左右同時にくすぐりを開始した。 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ♥ 『ぶひゃっっ!? ひっっっっ!? ぃヒギャ~~~~ッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、いひゃ~~~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!』  刺激を想像させられた直後に訪れた想像以上のくすぐりの刺激に、エリナは我慢も空しく大口を開けて激しい笑いを吐き出し始めてしまう。  ビクビクっと背中は震え、頭を左右に振って笑い悶えるその姿は、きっと拘束されていなかったら手足をバタつかせて嫌がる仕草を取っていたことだろう。しかし、手足は拘束されその動きはさせて貰えない……エリナは笑うか震えるかくらいの反応しかさせて貰えないのだ。 『ぎゃ~~~っははははははははははははははははははははははははは、ルルシア様ぁははははははははははははははははははは、や、や、やめっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、いきなりそんな激しく責めないで下さいましィヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、くぁはははははははははははははははははははははははははは!!』  ルルシア嬢はエリナの言葉など聞く耳持たないという態度でくすぐりを続ける。  左右の手を交互に上へ下へと移動させ、指の動きもランダムに動かしワキから脇の下までのラインを痛痒い刺激で埋め尽くしていく。  その手の動きはとても最初の責めとは思えない程激しくて素早く、エリナの体力を初手で奪いにかかりに来ているのが見て取れてしまう。  ワキの窪みは素早くコチョコチョと指を折り曲げくすぐっていき、ワキから少し下へと手を移動させると今度は胸横の骨をマッサージする様にムニュムニュと揉み解すくすぐりを行う。  それから脇腹の方へと手を下げていくと、また指を素早く動かして引っ掻く刺激をそこに加えていく。後はまたくすぐりながらワキの方へ戻るルートと、背中を愛撫しながら戻るルートを使い分け再びワキの窪みへ集結しくすぐり責めにしていく。  焦らしも煽りも何もせずにこんな本番の責めをいきなりヤられたエリナは、笑いを我慢する事など諦めてしまったかのように口を大きく開き切ってギャハギャハと大笑いを繰り返してしまうのだった。 『うんうん♥ 良い反応ね……私好みだわ♪ この調子であんたには笑い続けて貰うつもりだから……今日は遠慮せずに一生分の馬鹿笑いを私達に見せて頂戴ね?』  一切の遠慮も一切の慈悲も見せないルルシア嬢のくすぐりに、エリナは顔を真っ青に染めて笑い悶えていく。まだ始まったばかりだというのに激しい笑いによる筋肉の疲労が既にみられ始め、意識が遠くなる程の酸欠をいきなり味わってしまっている。この調子で一日も責め立てられるのかと想像すると、自分が生きてこの屋敷から出られるビジョンが浮かばず、1時間後でさえ自分がどうなっているのか想定する事も出来ず不安と恐怖が脳内を駆け巡る。  顔は笑っているがエリナの心の中は早々に死の恐怖がチラつき始め、余計に不安が募って仕方がない。  ルルシア嬢は本気で自分の事をくすぐり殺しにかかっているのではないか? と、そういう殺気すらも感じ取ってしまっている。 『あがぁっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、ぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ! 苦ひぃぃ! もう苦ひぃぃっひひひひひひひひひひ!! もうしんどいですぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!! ぁはははははははははははははははははは……』  ルルシア嬢のくすぐりは的確にエリナの弱点を見抜き、そこを正確に突いて彼女を確実に笑わせて来る。何処をどのように、どんな力加減でくすぐるのが最も効果的か……この短い時間で嬢はエリナの反応を見てそれらを冷静に分析しつつ責め手に反映している。 『あらぁ? ワキだけでもうギブアップ? 案外根性無いわね……こんなのまだ序の口よ?』 『っはははははははっははははははははははは、ヒィヒィ! じょ、じょ、序の口ぃ!? これでぇ??』 『えぇ、だってまだ喋る余裕が有るじゃない♥ 粗相をしたメイドや奴隷に施す私の罰はこんな生易しい責めではないのよ? それこそ……無駄口を叩く余裕すらなくすくらい苦しい笑わせ責めを施すのが私流の罰だもの♪』   エリナはその言葉を聞いて更に顔を青く染めさせる。エリナ的にはルルシア嬢が最初からギア全開の責めを受けていると感じていたのだが、どうやらまだ全開どころかローにも入っていないと彼女は言っている。それはつまりこれからもっとギアが上がっていくことを暗に示しており、苦しみもそれ相応に強くなることを教えている。  これ以上の責め苦が自分に与えられるなど考えられない……いや、考えたくもない。  彼女はそういう意図を込めて顔を横に振って嫌がるそぶりを見せるが…… 『さて……あんたの上半身の弱いトコは大体分かってきたから、次はコッチの弱点も探ってみましょうかね?』  ワキへのくすぐりを一度中断させたルルシア嬢は、構えた手をそのままエリナの尻の上へと移動させ、必死に呼吸を整えようと腰を上下させて息を吸っている彼女を労わる様にその尻を撫でてみせる。その労わりを受けエリナは涙目になりながら頭をブンブンと横に振って気を紛らわそうとするが、ルルシア嬢の手はすぐに労わる動きから爪を立てて責める姿勢へと転化し、その立てた爪の先で今度は尻の敏感な肌を触るか触らないかのいやらしい触り方で刺激を開始した。 『ひっ!? ヒィィっ!? いひぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃ!!?』  尻のワレメ付近をゾワゾワと撫でて来るルルシア嬢の意地悪なくすぐり方に、エリナは不自由な上半身を限界一杯に持ち上げようと力を込め震えを起こしていく。  爪先でなぞられる寒気と、神経に電気でも流されているかのような鋭い痺れ、そして思わず身を捩りたくなる程の痒みに同時に襲われ……エリナは目と口を大きく開いて声にならない悲鳴を連続的に上げてしまう。 『フム……大きくて張りのある良いお尻ね♥ 羨ましいわぁ~胸だけでなくこんな立派なお尻を携えているだなんて……コレ見てると、ついつい嫉妬しちゃいそうになるわぁ♪』  その様に感想を零しながらも、ルルシア嬢はエリナの尻を余すことなく撫で回し彼女を悶えさせていく。 『あっっはっっっ! はぁぁあぁぁぁぁぁっぁぁぁぁ!!! んくぅぅぅ!!』  ゾクゾク、ゾクゾクっっと寒気による震えを身体全身に引き起こされ、エリナは台に額をぶつけながらその刺激を紛らわそうと努力する。しかし、不自由さが極まったエリナにその刺激を紛らわす程の抵抗が行える筈もなく……徐々に込み上げて来るもどかしい感覚に、彼女の顔は苦悶の表情から笑いの表情へと変化を見せ始めた。 『くっっふ♥ くふふ! んくく……ぅぅふふふふ……くくくくくくく!!』  尻をくすぐられるという経験がなかったエリナは、最初こそ寒気と痺れのような感覚を強烈に感じるだけに留まっていたが……刺激が痒みを伴うもどかしさを含み始めると、その刺激が途端に“こそばゆい”という感覚に変貌を遂げ、エリナの口角を緩ませて笑いの形を取らせようとする。  エリナはその刺激の変貌に戸惑いを覚える間もなく笑いを口から零し始め、その刺激が耐え難くこそばいと感じるようになってしまう。 『ふぐぅぅぅふふふふふふふふふふふふふぁはははははははははははははははははは!! や、やめてぇへへへへへへへへへへへへへへへへへ、お尻ぃぃひひひひひひ、こしょばいぃぃいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!』  爪の先が尻のワレメの縁をコソコソとなぞり始めると耐え難いむず痒さがエリナを襲う。5本の指の爪が同時に尻の肌を掴むような刺激を加え始めると、電気を浴びせられたかのような痺れを全身に発し寒気と痒みとこそばゆさを同時に感じ取ってしまう。  そのこそばゆさは腋をくすぐられるよりも繊細で鋭く……激しい笑いを生むというよりは身体が勝手に嫌がる反応を示してしまうという拒絶感を彼女に与えた。 『あっっひゃぁぁぁああぁあぁぁぁっぁあっぁあっぁ!!? はひぃぃっっぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、くひひひひひひひひひひひひひひひ……』  爪先だけでなく手のひらで撫でたり、指の腹で尻の丸みをなぞってみたりと様々な責め手を披露するルルシア嬢……。その刺激の多彩さはくすぐったがれば良いのか痒みに悶えたら良いのかエリナの判断を鈍らせ彼女の頭を混乱させる。  手足の拘束さえなければ、いの一番にこの刺激から逃げ出して尻を守ろうと転げ回るだろうが……うつ伏せの状態で拘束されているエリナは嬢のくすぐりからは決して逃れられない。  どんなに嫌で仕方がなくても、嬢の手からは逃れらえないのだ…… 『フフフ♥ 大きいクセに敏感だなんて……ほんとあんたの体ってエロく出来ているのね?』  ルルシア嬢は尻責めもエリナに効果的だと確認すると、ニンマリと笑みを浮かべてその様に零す。そして手をそのまま尻の付け根部分まで降ろしていくと、くすぐる動きはそのままに太腿や内太腿の方へとその手を移動させていった。 『ひっ!? いひぃぃっ!? ひぃぃぃぃぃっっっひぃぃぃぃ!!』  内太腿をコショコショと触られると、エリナは再び電気を帯びた様な震えを全身にさせ悲鳴を上げ始めた。ルルシア嬢はその反応を真顔で観察しつつもゆっくりと下へ下へと手を移動させ続けた。 『うっっぅぅぅ……くぅ! ぅぅっ……』  膝の裏、脛、足首……と順番に触って行くと、エリナの反応は一旦は落ち着きを取り戻すが……それとは反比例して彼女の心臓は張り裂けんばかりの高鳴りを始める。  手が次にどこへと向かうのか……それが分かり切っているのだから、自然とその場所への刺激を想像してしまい不安と恐怖に駆られ心臓は早鐘を打つように鼓動を早めてしまう。  ワキや尻であれだけこそばゆかった彼女の責めなのだから……その責めが足裏に到達したら自分は一体どうなってしまうだろうか? エリナはそれを必死に想像しようと頭に血を巡らせるが、いくら考えようとしても想像しきれない……  不安と恐怖が焦りを生んで、エリナの思考能力を著しく低下させてしまうのだ。  とにかく怖い……とにかく不安だ……  エリナはその程度の事しか考えが浮かばない。頭が混乱してその様な思考しか生まれてこないのだ。 『フフフ♥ いよいよココまで手がやってきたのだけど……触られる覚悟は出来ているかしら? これから、この完全に無防備を晒してしまってる“足の裏”をくすぐろうと思ってるけど……笑う準備は整っているかしら?』  カカトの上に指先を乗せて眼下に足裏を見下ろしながらそのように尋ねるルルシア嬢に、エリナは首を激しく横に振って拒絶の意を彼女に返す。  しかし、そんな反応を見てもルルシア嬢の手は止まらず……  まずはカカトの膨らみを触られる反応を見ようと人差し指だけを肌に付き立てて、指先をコソコソと小刻みに動かしながら彼女のカカトの周囲を刺激し始める。 『ひっっ!? いひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ!! だ、だ、だめ……ひぐぅぅっふふふふふふふふ!』  足裏に最初に駆け巡ったその痛痒い刺激は、すぐにエリナの脳内の“笑いたい中枢”を刺激し顔を笑いの形に歪ませる。  カカトに広がるゾワゾワとした気色悪さは、やがて痒さを伴ったこそばゆさへと変換されエリナの下腹部から笑いを引っ張り上げようと強力な引き圧を生み出してしまう。  その引き圧に笑いを喉奥まで引っ張り出されたエリナは……刺激が“土踏まず”に到達した瞬間に爆発的な笑いを吐き出す事となる。 『それぇ~♥ コショコショコショコショ~~♪』  カカトの膨らみから一気に滑り落ちる様に土踏まずへと移動した人差し指は、エリナの最も敏感な土踏まずの肌を掻き毟る様にコチョコチョとくすぐり始めた。その刺激が与えられるや否やエリナは“待っていました”と言わんばかりに口を大きく開いて…… 『ぃっっっっギャ~~~~~~~~~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、ひぎゃ~~~っはははははははははははははははははははははははははははははははははははは、そこぉぉっほほほほほほほほほほほほほほほ、そこダメぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!』  っと、およそお淑やかな彼女らしからぬ馬鹿笑いを吐き出して暴れ出した。 『ぎゃ~~~~っはははははははははははははははははは、やっっはははははははははははははははははははははははははは、そこ弱いぃひひひひひひひひひひひひ!! わたくじぃぃひひひひひひひひひひひ、そこ弱いれすぅぅふふふふふふふふふふふふぁはははははははははははははははははははははははは!!』  たったの指一本が土踏まずの肌をコソコソ触っているだけなのに、エリナの笑いは腋を強くくすぐられた時以上の激しさで吐き出されている。そのあまりに大袈裟な反応を見たルルシア嬢は、その場にしゃがみ込んでエリナの足裏に顔を近づけ間近で観察するような格好を取りくすぐりを続けた。  土踏まずの窪みを右に左にと往復させてみたり、上に下にと縦の動きでくすぐりを入れてみたり……素早く引っ掻く様なくすぐりにしてみたり、逆にゆっくり撫で上げるような刺激に仕立ててみたり……  指一本で様々な触り方を土踏まずに対して行い、エリナの反応を見て正確な“データ”を蓄積していく。  足の側面を左右から複数のこけし状のモノに挟み込まれ圧迫されて拘束されているエリナの足裏は、言うまでもなく完全に無防備を強いられている。足指の横から圧を掛けられている為足指も動かせず……複数のこけしが側面から力を加えている為足全体も左右に振ったり上下に曲げたりという動きもさせて貰えない。まさに無防備の中の無防備を強いられていると言っても過言ではない。  そんな無防備で無抵抗を強いられた足裏をルルシア嬢は悪戯するかの様に人差し指を這わせてコチョコチョとくすぐり回していく。エリナはその刺激に大笑いを強いられているが、それを行っているルルシア嬢は至って真面目に……真剣に……真顔のままエリナの足裏と彼女の反応を見比べていた。  さながら弱点を研究する研究員の様に……土踏まずのあらゆる箇所を触って反応の違いを確かめていく。 『あんたの足、デカいから触り甲斐があるわぁ~~♥ 肌はツルツルだし角質もない……少し汗かいてるから滑りが良いわで言う事なしね♪』  右の足裏だけを集中的にくすぐってみたり、左足を全体的に責めてみたり……両足を一緒に触ってみたり、右と左を交互に刺激してみたり……  ルルシア嬢の“反応の確認的なくすぐり”にエリナは体力の続く限り笑わされ、顔は涙と汗と涎にべっとりと濡らされた。 『よしよし……まぁあんたの事大体分かってきたわ。感度の確認はこんな所で良しとして、ココから本格的に“くすぐり責め”を開始しようかしら♥』 『っは、はぁはぁ……はぁはぁはぁはぁ、ゲホゲホゲホ!! 感度の……確認? まさか今までのくすぐりが……確認のためだけの責めだと……仰りますの? ゲホッ、ゴホッ!!』 『そうよ? だって私まだ……少しも本気を出してなんていないのだもの♥』 『う、嘘……でしょ? こんなに……笑わされた……のに……』 『それはあんたが弱過ぎるからでしょ? うちの奴隷ちゃんでもこの程度でここまで笑い狂うのはいないわよ?』 『う、うぅ……うぐぅぅ……』  悔しそうな表情を浮かべるエリナにニヤリと笑みを浮かべ彼女の上半身の方へと戻っていくルルシア嬢。彼女はエリナの胸横付近に立つと仰々しく手を上げてパンパンと叩いて見せ、彼女付きのメイド二人を自分の元へと呼び寄せた。 『貴女達? 今の私の責め……しっかり見ていたわよね?』 『はい、お嬢様……』 『ここから私は上半身を集中して責めるから、貴女達は下半身の責めを担当して頂戴』 『承知いたしました』 『よそのお客さんだからといって手を抜く必要は無いわ♥ いつも通り、お仕置きする時の責めでくすぐってあげなさい?』 『……はい♥』  ルルシア嬢の指示に同時に返事を返した二人のメイドは、テーブルの上に用意してあった“樹脂製の付け爪”を拾い上げ、それぞれの手にそれを装着させていった。  各指にしっかりとベルトで固定し外れないよう施されたその爪は、指をくねらせるとそれと同じようにくねる動きを見せ、それらが指と一体となって動く事をお互いに見せ合う。  そしてその爪を装着し終えた二人のメイドは早速と言わんばかりに右と左の足の方へと赴き、手を伸ばせばすぐに足裏を触れる位置にそれぞれが陣取った。  指が少しでも動けば爪同士がぶつかってカチャカチャといかにも無機質なプラスチックが当たる音が鳴り響く。その音は硬いものがぶつかり合う音ではあったが、同時にしなやかさを感じさせる余韻を音の最後に残していく。  その音を聞いてエリナは再び顔を真っ青にして頭を小刻みに震えさせ始める。  ルルシア嬢だけの責めですら耐え切れなかった自分が3人に責められればどうなってしまうか……想像できない筈がない。いや、笑ってしまう事はむしろ確定事項ではあるが、その先……自分が限界を超えてどこまで笑っていられるかなどは想像すら出来ない。  故に結局ココからの責めも未知であるとエリナは恐怖する。  疲労困憊まで追い込まれた身体に、これから本番の責めが加えられるのだ……  体力はもとより、意識や気力が何処まで保てるか……正気をいつまで保っていられるか……それはエリナ本人にも想像できない。想像できないから……不安と恐怖が天井知らずに高まり続けてしまう。  怖い……。  怖いけど……自分の体は拘束され、彼女達のくすぐりからは逃げられない。  ルルシア嬢のあの手が怖い。あの手にくすぐられれば……嫌でも笑いを搾り取られてしまうのが分かっている。  笑えばすぐに苦しくなる……辛くなる……拒否反応が身体を暴れさせようとする……  でも、自分の体は拘束されてあるから……どんなに辛くても弱点を晒した状態を維持させられる……  どうする事も出来ない。逃げる事も抵抗する事も何も……  エリナは自分の状況を改めて自覚し……絶望する。顔からは血の気が引き、唇はガクガクと勝手に震えを起こしてしまう。  笑いたくない……もう、少しも笑いたくなどない……と、心の底からそう思っているが…… 『よし、じゃあまずは貴女達のくすぐりを見せてあげなさい? このデカ胸敏感女に……』  と、ルルシア嬢から下された無慈悲な指示にメイド達の責めが開始されてしまう。  先程のルルシア嬢のくすぐりとは比べ物にならない程のこそばゆさを生む……  足裏へのくすぐり責めが……  →#76へ


More Creators