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チカヨシモンスター入れ替わり

「これ…何かヤバイかも!っとと…うわぁ!」

危険を察知し逃げ出すチカヨシが転んでしまった理由は、何かにつまづいたからでも足がもつれたからでもなかった。

「なんだ…コレ…?」


のし…のし…。ゆっくりと歩いて近づいてくるモンスターの姿を見て、チカヨシは自分の身に何が起きているかを把握する。

「嘘…だろ…!?逃げ…なきゃ…!」

慣れない尾びれ、動きにくい陸地の上で、チカヨシはじたばたともがくことしかできなかった。そうしている間にも身体の変化は進んでいく。


「やめろ!!来るんじゃない!!」

陸に上がった魚のように不自由な体のチカヨシにできるのは、叫び声をあげることだけだった。

「ファイアァ…ボォル…!」

自分の顔をしたモンスターが詠唱した呪文は紛れもなく自分の声で。

「熱っっ…!!」

魚の焼ける臭いは、間違いなく自分の体から。

「こ、こんな…ことが…!!こんな…ことがァッ……!!」

次第にモンスターの声しか出せなくなる喉に、自分が完全なモンスターになり果てた絶望を抱えながら、チカヨシは意識を手放した。


(BAD END)

チカヨシモンスター入れ替わり チカヨシモンスター入れ替わり チカヨシモンスター入れ替わり

Comments

今年も更新お疲れ様でした。 今年も沢山のイラストが見れて嬉しかったです! お身体に気を付けて良いお年をお過ごしください!

ゼピサ


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