夏の島。
日本の夏。田舎の夏といった風情。
風光明媚といってもいいだろう。
だがその印象は美麗さというよりも懐かしさという感覚が先にくる。
そんな類いの島である。
◆
「この地を平定するのが目的というわけですね」
セーラー服の少女。
恵春女学園の生徒も手伝ってくれる。
恵春の生徒を助けた事もあり、このセーラー美少女達は蒼生大和に協力してくれるものも多い
「あたち達もがんばるニャンニャン」
ブル猫もいる。
「どうなってもしらねぇぞ☆」
「申し訳ありません。主様のお手を煩わせてしまいました」
配下の者達が頭を下げた。
「気にするな。俺がやるのが一番だからな」
島から異常な理力がでている。放っておくには危険、強力な魔物がいる可能性が高い。
今は人員の消耗は抑えたい。
◆
「おぴょおおおおお!海ですいすいたのちいにゃ~~ん」
ご満悦の偵察ブル猫!
「ニャンニャン!平和だニャン☆」
「異常なしだにゃん!!いやあるにゃん!おまんちょがぬれぬれだニャン」
「あたちのケチュの穴もヒクヒクだニャン!!」
それ、いつも通りだぞ☆
「たのちいにゃ~~ん」
「つれてきてくれてありがちょにゃ~~ん」
めっちゃ楽しんでる!
いつもの蒼生大和の海でも泳いでるブル猫だが、これはこれで楽しいのだろう。
こいつらの情報は……まぁ参考程度に!
「平和だニャン!あたちのおまんちょもよろこんでいるニャン」
「なにかあったら大声でよべよ」
「あいあいにゃああああああ!」
「泥船にのった気でおまかせだにゃん!!」
海の魔物が心配だ。なにかあったらすぐ知らせるように念をおした。
大丈夫とは思うがブル猫である。油断はできねぇ!
◆
「こちら、異常ありません。ただ、少し奥に不穏な気配が……」
「……行ってみるか」
「……では私達が先に」
「危険だ、俺が先にいく」
「で、ですがあなたが危ないのでは?」
「このあたりの魔物の強さにはムラがあるからな。強いのにあたったら、死人がでる」
「…………」
ゴクリ、と少女達が息を飲んだ。
「……すいません。お役にたてなくて」
「十分役に立っているぞ!!」
「そ、そうですか?」
間違いない。
恵春の生徒は可愛くてエロい!
見ているだけで元気がでる!
「助かってる。ありがとう」
「いえ、あなたには……蒼生大和には命を助けられた身ですから……これくらいは当然です」
「あ、ありがとうございます」
恵春の娘達が笑顔を浮かべる。心からの安心の感情があった。
訓練を受けている彼女達だが、死ぬのが怖くないわけはない。生存率があがるのは間違いなく喜ばしい事だろう。
「その……休憩する時は……いってくださいね」
夏の日差しがまぶしかった。
アリーヴェデルチ
2023-06-24 03:24:09 +0000 UTConiQ
2023-06-24 02:11:56 +0000 UTC