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貞操帯管理主のダウナー系美脚JSなんかに心までは絶対屈したりはしませんが?(うぅ……❤︎あんよとセックスさせてっ……❤︎)《約13,000文字》

 人口飽和が社会問題となって久しい現代において、個々人の生殖は管理され、男性の射精は嗜好機能となった。精通を迎えた男子は例外なく貞操帯の着用が義務付けられ、性衝動を常に監視され評価される。その中で性欲と決別し理性的な生活を営むことができると判断された“模範男性”だけが、晴れて性欲を自分自身のものとし、女性との交際・婚姻・性交渉の権利を獲得できる。  “模範男性”になるまでのあいだ、男たちは若年層の女性に貸与され、情操教育に役立てられる。つまり誠に不本意ながら、射精をさせてもらいたければ、ペニスの管理権限を握る年端もいかない少女のお顔色伺いをしなければならないのである。  俺たちが性欲を金玉の中へ強制幽閉されている一方で、なんの苦もなく悠々自適に過ごしている女には心底腹が立つ。特に許せないのは、奴らに自分たちが特別扱いされている自覚がないところだ。冗談ではない。少し考えれば分かることではないか。最も手近な例を挙げるならば、『細身のくせにむっちりとしている』だなんて矛盾した印象を抱かせる、艶めかしくも美しい身体つき。それはこの世界を創り上げた全能の存在が、人間の女という種の性別を格別に愛している裏付けだ。万物に等しく敷かれるはずの物理法則をも捻じ曲げて、彼女たちを贔屓しているのだから。 「ふーッ……ふーッ……」 「今日、6時から塾なんだから。早くしてよね」 (そんなに恵まれてるなら、ちょっとぐらい優しくしてくれたっていいだろうがっ……! なぁっ、はやくっ……♡ はやくっ、射精させろっ♡ 射精させてくれぇっ……♡)    女を軽んずる言葉を口に出せない俺に代わって、貞操帯に囚われたペニスがカチャカチャ揺れる。しかしチンピクおねだり虚しく、俺の管理主たる少女――エリカちゃんは見向きもしてくれない。ベッドに寝そべりながら、たいした興味もなさそうにSNSのタイムラインを流し見している。目的のないスマホ弄りは暇を持て余している時の時間潰しの常套手段。彼女はそういう面倒くさがりの現代っ子なのだ。男にとって一週間ぶりの射精がいったいどれほど大切なものなのかに全く興味はないらしい。必死こいて射精を懇願する俺を傍目に、ただつまらなさそうに待っているだけ。    ぽた、ぽたっ……。 「……じゅーご、じゅーよん」  銀皿の上に水滴が弾ける音で、エリカちゃんが数字を数え下ろす。カウパー氏腺液三十滴。それが貞操帯を外す目安となる、ちんぽ焦らしの標準的な推奨値。射精のためにはまず管理主の目の前で“射精したい汁”ことカウパーをたっぷりと搾り出し、限界を訴えて女の子様の慈悲を乞うことを義務付けられている。だがステンレス製の強固な貞操帯によって、ペニスに刺激は届かない。となれば必然的にペニス以外の性感帯を弄り回すことになる。 (そうじゃなきゃ、誰が好き好んで、ち…乳首なんか弄るかっ……♡ 俺はっ、射精がっ、射精がしたいのにっ……♡)  乳首弄りは嫌だ。オスが生来持つ闘争本能をこそぎ落とされているような感じがする。触れば触るほど頭の中に白いモヤがかかる。元々は色素も薄かったはずなのに、度重なるセルフ愛撫によって悪目立ちする真っピンクに色づいてしまった。乳頭は親指の先程度に肥大化し、こうしてクリクリと人差し指と親指で圧迫されると、意志に反して甘い声が漏れてしまう。 「っ、ぁ、ぁっ……♡」 「…………きも」 「ッッ♡♡」  ぽた、ぽたっ……。 「……じゅーさん、じゅーに」 (声っ、漏らしただけだろうがっ♡ ちがうっ♡ 俺はっ、好きで、乳首なんか弄ってるわけじゃないっ……♡ 仕方なくっ……射精のために仕方なくっ、こうしてるんだっ♡ な、何が、きもいだっ……♡ ガキのくせにっ、大人を見下してっ♡ せめてっ、こっちみろっ♡ こんなに一生懸命っ、恥さらしながら射精おねだりしてるだろっ♡ 見ろよっ、乳首弄ってカウパー搾ってるとこ見ろぉっ…♡)  エリカちゃんは週に一度の射精の世話を、さながら面倒な学校の宿題と同程度に考えているらしい。厳重に保管するよう言われているはずの俺の貞操帯の鍵はあろうことかランドセルのキーホルダーにぶらさげているし、前戯とも呼ぶべきこのカウパー搾りだって面倒な待機時間くらいにしか思っていない。真面目に射精管理に取り組んでくれる子は、直接のお手伝いをサービスしてくれたり、カウントをこっそりちょろまかしてくれたり、もっと手心を加えてくれるらしい。一方で俺の管理主の少女はといえば、進学のための内申点を稼ぎつつ、そうはいっても世話をやくのは面倒がって、きっかり“カウパー三十滴”を守らせてくる。 (くそっくそっ♡ 誰のせいでこんなに乳首敏感になったと思ってるんだっ♡ お前が怠惰だからっ、全然オマケしてくれないからっ、こんなになっちゃったんだぞっ♡ ホントは男は乳首なんかで感じたりなんかしないんだよッ♡ 始めからおっぱいが性感帯なお前ら女とはちがって、ちがってなぁッ……♡ そうだ、そうだよっ、お前らだって乳首弄り回されたら、ひぃひぃよがるんだろうがっ……♡)  心は屈していないと悪し様に罵ってみせるも、その勢い任せの罵り自体が墓穴を掘る羽目になる。  エリカちゃんの背中をいくら凝視してもあの独特な下着の形はちっとも透けて見えない。察するにブラジャーデビューを果たしていないのだろう。肩紐がちらりと見えるから、せいぜい着ていてカップ付きキャミソール。つまるところこのメスガキの乳首はまだ弱点として芽吹いていない。擦られると身を捩りたくなるもどかしさも、多少痛くしても弄り続けてしまう中毒性も、身に沁みて知っているのは俺の方だ。 「……はぁ」 「っ♡」  不意に聞こえたため息の続きが、頭の中で幻聴する。 『はぁ……本当に男って頭が悪いわね。っていうか、そもそも私、乳首弄りなんて命令してないでしょ? 手伝ってやるのが面倒くさいから、適当に放置してただけ。そしたら勝手に乳首弄り始めたのはそっちじゃない。自分で自分の乳首を、女子○学生よりも感じやすい、弱点性感帯へ仕上げたのよ? 人のせいにしないで。大人なのにそんなことも分からないんだ? ば〜〜〜〜か』 (ぜったい馬鹿にしてるっ、馬鹿にしてやがるぅっ……♡ くそ、くそぉっ……♡)  ぽたたたっ、ぽたっ……♡ 「……はち」  被害妄想でグツグツと煮立つ金玉。増産された精液に押し出される形で、カウパーの悔し涙が漏れる。  この生意気なメスガキにこれ以上阿りたくない。そのために俺ができる抵抗はせいぜい、射精までにかかる時間をできるだけ長引かせてやることぐらい。もし週一の定期射精が無しになれば、管理主の内申点評価に響く。そうなって困るのはエリカちゃんの方だ。だから今日くらいは時間いっぱい我慢しきって生意気な態度を改めさせてやる、と毎週強く決意を固めて臨んでいるのだが――悔しいかな、誘惑に勝てない。ひとたび乳首弄りでカウパーを搾り出し始めると、一週間ぶりに精液をひり出すことが頭の中で勝手に最優先事項へ繰り上がってしまう。財力も、腕力も、人生経験の長さだって何もかも俺のほうが上なのに。かけ算の計算ドリルに取り組んでいるメスガキが相手なのに。  だがそうはいっても性感帯はデリケートなのだ。乳首ばかり弄っているといい加減刺激に慣れて、そろそろカウパーの出が悪くなってくる。まさにそんなタイミングを見計らったのか、あるいは痺れを切らしたのか。ともかくエリカちゃんの足がリズミカルにバタつき始めた。 (っ、うわ、うわっ、足なっがっ♡ やっぱりおかしいってぇ♡ こんなの、みっ、見惚れちゃうだろうがぁっ……♡)  俺よりも頭ひとつ以上身長が小さいくせに、その足は寝そべるととんでもなく長く、それでいて不思議なことにむっちりと肉づいて見える。バタ足の動きに応じてぷるぷると揺れるのは、まぎれもなく女体の肉付きだ。JSの分際で太ももにやわらかさを演出するための肉が過不足なく実っている。きっと手のひらを這わせただけで、艶めかしい駄肉が指と指の隙間を埋めるように吸い付いてくるだろう。無論触ることを許されれば、の仮定の話。  さらに言及するとエリカちゃんの足は美しさにおいても秀でている。日焼けのシミや怪我の跡など一切見られない。街歩きをしていて、これまでに何度も美脚読者モデルのスカウトに捕まっているらしく、その筋のプロから見ても造形は折り紙付き。オスを魅了するのにとどまらず、同年代の女の子にまで羨ましがられる、むっちりした肉付きと美しさを兼ね備えたおみ足。  そんな生意気な足をこれ見よがしに揺らさると、ついつい視線がそちらになびいてしまう。端正な横顔をこちらに振り向かせたいがために反抗意識を燃やしているというのに一向にエリカちゃんの興味を惹けず、俺だけが彼女に夢中になってゆく。 (足えっろ、えっろぉっ♡ はやくっ、はやくそれに擦りつけさせろっ♡ 今日こそっ、今日こそ、男らしい腰振りを見せつけてっ、お前に一泡吹かせてやるっ……♡ あっあっ♡ やばいっ♡ 足の感触思い出すっ♡ エリカちゃんっ、エリカちゃんっ……♡ ほら見ろっ、貞操帯の中でちんぽ涎垂らしてるんだぞっ♡ だから早くこの鍵はずせぇっ♡ 見せびらかしてないで、とっとと外せよぉっ♡ おい聞いてんのか、このメスガキがっ♡ 大人が一生懸命乳首弄って射精おねがりしてるだろッ……♡ このぉッ……♡ せめてこっち見ろよぉっ……♡)  口に出せない苛立ちを乳首弄りにぶつけるしかないせいで、腹が立てば立つほど自分で自分を追い詰めてしまう。  例えば足元を覆っている、フリルトリムのクルーソックス。日中はこれを履いて学校に通ったのだろう。なのにほとんど汚れていないように見える。きっとエリカちゃんには昼休みに外で遊ぶなんて選択肢は始めから存在しないのだ。それをいっぱしに“美脚の価値を損なわないためのケア”とでも考えながら、大人ぶって外で遊ぶ男子を幼稚だなどと見下している。 「フーッ、フーッ……♡ フーッ……♡」  腹が立つ、腹が立つ、自由にチンポが暴れまわれなくってもどかしい。立っている時は俺の二の腕ぐらいの太さだった腿がこうして寝そべるとだらしなく弛緩してむっちむちに見えるのも、足をばたつかせるたびに短いスカートの端がひらひらしているのも。どれもこれもエリカちゃんからのサービスではない。端から俺は脅威として見られていない。そうでなければ発情した成人男性とふたりきりの自宅で、自慢の足を軽率にぱたぱたと無防備に見せびらかすものか。 「……ねぇ、まだ?」 「フーーッ……♡ フーーッッ……♡」 (そう思うならっ、お手伝いぐらいしろっ♡ スマホやめろぉッ……♡ おかず、おかずぅ♡ 金玉から我慢汁吐き捨てるためのエロいオカズ寄越せぇッ……♡) 「いつまでもチクニーしてないで、早くおねだり汁出しきりなさいよ。“へコリーヌ”」 「〜〜〜ッッッッ♡♡♡」 (その呼び名やめろってぇッ……♡♡)  どぷっ、どぷぅっ、びゅくびゅくびゅくぅぅ……♡  まるで蛇口をひねったみたいに、勢いよく銀皿を跳ねる透明な汁。オスの神経を逆撫でする馬鹿にしたあだ名呼びによって金玉が突沸させられ、中に残っていた全ての我慢汁がびちゃびちゃと吐き捨てさせられたのだ。男が腰を振る動きを揶揄する“ヘコヘコ”という擬音語と、ご主人様におねだりを媚びる姿を“犬”と見立てた、ダブルミーニング。 「あーぁ、カウントわからなくなったじゃない。……まぁ、八滴くらいは出したでしょ。知らないけど。じゃあ、外していいわよ。鍵そこ。いつもみたいに準備できたらベッド上がってきなさい」  とうとう一瞥ももらえないまま我慢汁を搾り尽くされ、心底不本意極まりない。が貞操帯解禁の許可が出た今、そんなことに一々めくじら立てていられない。ぽたぽたと滴を垂らす貞操帯の下で銀皿を構えながら、俺は一目散に勉強机の側面にかけられたランドセルに近寄ってゆく。そして防犯ブザーやらキーアクセの束の中から、俺のチンポを監禁している憎たらしい鍵を発見すると、震える指で解錠を試みる。これが一番効率的だから仕方ないのだが、JSのランドセルに腰を突き出して鍵を外そうと奮闘する姿は到底、他人に見せられるようなものではない。 「べたべた触らないでよね」  しかも、こんな時だけエリカちゃんの視線を背中に感じる。いくら俺が必死に乳首を弄っていても見向きもされなかったのに、自分の持ち物にオスが不必要に触れないか監視の目を向けているのだ。 「……っていうか、その恰好何。ランドセルに腰突き出して……ふっ。ばかみたい」 (ふざけんなぁっ♡ お前が触るなって言うからっ……♡ それに元はと言えばこんなとこに鍵ぶらさげてるからだろうがっ♡)  カチャカチャやっていると、やがて拘束解除を知らせる電子音の合図とともに、軽快な音を立てて鍵が回る。一週間ぶりの自由なペニス。貞操帯から取り出されると瞬く間に先端まで精気が漲り、みるみるうちに勃起していく。そのえもいわれぬ開放感は、思わず腑抜けた顔で恍惚としてしまうほど。  とはいえ、長くやってもいられない。抑圧を解かれた性欲が一刻も早い射精を急かしてくる。エリカちゃんの言いつけに従っていそいそ準備をしているようで大変癪だが、目の前にごちそうをぶらさげられては体裁を取り繕っていられない。俺は机の上のハンカチに手を伸ばして我慢汁を拭き取ると、封を切ってコンドームを着用してゆく。一度も性交を経験したことがないのに、これをつける所作だけ手慣れてしまったのには理由がある。 「準備っ、でき、ましたっ……」 「ん」 「セックスっ、させて、くださいっ……」 「誰と?」 「エリカちゃんの、あんよと、セックスさせてくださいっ……!」 「ちがうでしょ、もっと甘えた声出せ」 「あ、あんよとセックスさせて、ください〜〜っ……♡♡」 「だっさ」 「うぅぅ〜〜っ……♡♡」  エリカちゃんの「だっさ」は罵りでありながら、お預けを許す「よし」の合図でもある。許可をもらってベッドに上がり、両足にまたがって覆いかぶさる姿勢を取る。まるで美しいおみ足を、女の子そのものに見立てて押し倒しているような恰好だ。顔の前には丈の短いミニスカート包まれたまんまるのお尻。今までの鬱憤晴らしに両手で好き放題揉みしだくことができたら、いったいどれだけスカッとするだろうか。獰猛な性欲を持て余した男の恐ろしさをその生意気なメスガキ性根にわからせてやったら、脳内が快楽物質で溢れかえり征服欲が満たされることだろう。  しかし、エリカちゃんに乱暴する邪な妄想をはたらかせるたび、脳の最奥に植えつけられてしまった日の記憶がちらついてしまう。初めてエリカちゃんと邂逅を果たした日。その小さなお手々でいきなり俺の金玉をひとつずつ鷲掴みにされ、『逆らったら、これぎゅーぎゅーするから。一生、お射精取り上げられたくなかったら言う事ちゃんと聞け』などと初対面の女子○学生に脅された。その時、感情の起伏の乏しいぞっとするくらい端正な顔立ちと真っ直ぐな上目遣いに、逆らえなくなる“杭”を打ち込まれてしまったのだ。思い出すだけで動悸が激しくなる、あの目。あの目が俺をおかしくさせた。 「フーッ……♡ フーッ……♡ お尻にっ、キスしてもいい、ですかっ……♡」 「だっさ」 「う、ぁ♡ 失礼、しますっ……♡」  「よし」の合図をもらい、深く息をする。香ってくるのはエリカちゃんちの柔軟剤の匂い。それから少女が女になる過渡期のミルクのような幼さと艶めかしさが混ざり合った、やわらかな甘さが鼻孔をいっぱいに満たす。JSのお尻を嗅いだだけで生殖本能をガツンと揺さぶられ、背筋がゾクゾクと震え上がる。辛抱たまらなくなって、スカートの上から尻谷間に鼻先を埋める形で顔を押し付けた。下着とスカート越しだというのに、もちもちとした弾力に顔面が優しく包み込まれてゆく。 「す〜〜〜っっ……♡♡ ッ、っっ♡♡♡ むぐぅっ♡ んむっ♡ むぅぅ〜〜っ♡♡」  やはりどれほどむちむちに見えていても、顔を埋めてみるとお尻の小ささが際立つ。成人男性の顔面が過不足なく受け止められるくらいの小ぶりなお尻は、まだ彼女が成熟途上の蕾であることを雄弁に物語っている。いくら大人びた雰囲気を醸し出していても、まだブラジャーもつけていない義務教育真っ只中の少女なのだ。 「こら、ちゃんとキスしろ」 「ん、むぅ〜っ……ぷ、ぁ♡ はぁっ……♡ はぁっ♡ ……ちゅぅっ♡ ちゅっ♡」  わざとリップ音を鳴らしながら、チェック柄のスカートの上から口づけを落とす。射精解禁日には“模範男性”になる為の予行演習を兼ねて、セックスの作法を実演練習させるのが鉄板だ。だけど俺の唇が触れるのを許されているのは、エリカちゃんの腰から下のみ。こうしてエリカちゃんのお尻へ求愛させられるのが常となっている。  普段、お尻に接する場所なんて椅子くらいなもの。上から顔面を埋めている俺のほうが押し倒して攻めている構図のはずなのに、お尻に踏みつけにされている感が否めない。いやそれよりももっとひどい。この恰好は見方によっては、俺が自分からお願いして踏んづけられにいっているように取られてしまう。人間の身体の中でいちばん地面から離れている大切な場所を、年端もいかない少女の尻に踏んづけてもらいながらキスの雨を降らせる惨めな求愛行為。 「おねだり」 「く、くぅぅ〜〜〜ん♡ くぅぅ〜〜んっ♡♡」  甘えた犬の泣き真似をしながら、俺は自分の尻をゆらゆら揺らす。そうして勃起チンポを自分の腿に叩きつけびたんびたんと音を鳴らし、足とのセックスごっこを媚びるのだ。これがエリカちゃんが言うところの『前戯』であり、セックスの前には必ず女の子にお伺いを立てなければならないと教えられている。およそ150時間ぶりに勃起を許されたチンポは、こうして自分の腿にぺちぺちしているだけで射精感が込み上げてくる。 (はやくっ……♡ はやくはやくはやくぅっ……♡ 生殺しつらいっ♡ あんよっ♡ エリカちゃんのあんよとセックスっ♡ いっぱいチンポ擦りつけてっ、俺がもう“模範男性”になれる男だって証明してやるっ♡ だからっ、早くっ♡ 言いつけどおりっ、犬の泣き真似してチンポ振り回してるだろっ……♡ はやくっ、はやく射精ぃ…っ♡) 「きんも。かっこわる。恥ずかしくないの?」 「〜〜ッッ♡♡ くぅぅ〜〜んっ♡ くぅぅぅ〜〜んっっ♡♡」  おもむろにエリカちゃんがスカートの端を摘んで捲りあげ、その中身が露わになる。顔を埋めたさっきは小ぶりに感じたはずなのに、実際に目にすると太ももと尻たぶが互いにせめぎ合って、その境目となる一本線をくっきり描いている。どこからどう見ても肉付きのいい臀部だ。むちむちに見えて慎ましやかだったり、そうかと思えばやっぱり美しい駄肉をたたえていたり。やっぱり女の子はずるい。物理法則を都合よく改変して良いと特別な寵愛を受けているとしか思えない、いっそ神々しい身体つき。  その真っ白なもちもち柔肌を包むのは、淡いピンクの下着。洋服のセンスも賢ぶった態度もどこもかしこも大人ぶっているくせに、履いているのは肌触りの良い、伸張素材の子供綿パンツ。そこにまんまるな白い尻を無理やり詰め込んでいるせいで、パンツがみっちみちに食い込んでしまっている。  ふりっ、ふりふり……っ♡  べちっ、べち、べちんっ♡ (うっ、ぁっ……♡ 舐めた口きいてくる癖にッ、やっぱりガキじゃねぇかっ♡ こんなのっ、下着じゃないってのっ♡ おパンツだぞ、おパンツ……っ♡ こんなの履いてるかぎりっ、いくら背伸びしたってガキなんだぞっ♡ メスガキなんだぞっ、お前はっ……♡♡ うぅぅっ……♡ こんなっ、男に見せることなんか全然意識してない、無防備な下着っ♡ 自分が性の対象にされることなんか微塵も考えてない下着なんか履いてっ、このっ、何がエリートだっ♡ 何が美脚モデルだっ♡♡ お前なんかただの○学生のガキなんだぞッ……♡ うぅっ、そんなメスガキのあんよと、セックスっっ……♡♡)  ふりふりふりふり♡♡  べちんっ♡べちんっ♡べちんっ♡ 「うっさ。チンポうるさいよ、“へコリーヌ”」  べちべちべちべちっっ♡♡ (だって全然っヘコらせてくれないからっ♡ もうっへコリーヌでいいからっ♡ チンポ擦らせてっ♡ セックスさせてっ♡ ヘコヘコ擦りつけさせてぇッ……♡♡) 「馬鹿にしてほしい?」 「くぅぅ〜〜〜んっっ♡♡」 「即答きも。きも、きん…も。だから“模範男性”になれないんだよ? ずっとチンポに鍵かけられたまんま」 「くぅぅ〜〜〜んっっ♡♡」 「何? 馬鹿にしてあげたじゃん。お礼くらい言え」 「あっ、ありがとぉ、ござい、ますっ♡♡」 「……ってうわ、もうこんな時間じゃん。サイアク。……ほら、“だっさ”」  俺の“セルフちんちんビンタおねだり”にはまるで意味がなかったらしい。時間をかけすぎたからという、なんとも自分本意な子供さながらの理由であっさり許可が出た。だが頭に昇るはずの血流はチンポにばかり集まってしまい、やっとチンポを気持ちよくできる快感のほうが怒りを塗りつぶす。  エリカちゃんの綺麗に閉じたふくらはぎの隙間にチンポの先をあてがう。自分の身体が邪魔で見えないが、目視で確認するまでもない。ゴム一枚隔てたチンポでも分かる、むちむちすべすべの膨らみ。さっきは無邪気にバタバタとさせてオスの視線を拐かしておきながら、俺の乳首弄りを無視し続けたおみ足。そこにとうとうチンポを擦り付ける。大人の強さを思い知らせることができる。 「へ、ヘコらせてっ、いただきますっ♡」 「早くしろ」 「〜〜ッ、こん…のッ♡」  ぬぷぷぷぷぅぅ♡♡ 「あっあっ、ぅ、ぁっ♡ うぅぅ〜〜ッ♡♡」  挿入した瞬間、チンポの芯にじんわりと快楽が浸透してゆく。まるで真冬の寒気で底冷えした身体で熱い風呂に浸かり、神経が今一度全身の隅々まで通う感覚に似ている。つまりはこの世に存在するありとあらゆる開放感の中で、最も幸せな瞬間だと心底信じられる法悦の時。  チンポ自身が自分が性感帯であったことを思い出し、快楽を得るためのアンテナが全開になる。するとどうだ、“エリカちゃんをぎゃふんと言わせる格好いい腰振りをする”なんて目標は消し飛んでしまう。ひたすらチンポを気持ちよくして精液を搾り出すという、大人げない我儘志向のもと、腰が勝手に動き始める。  へこッ♡ へこっ、へこへこっ♡ へこっ♡ 「……うっわ、相変わらず下手すぎ。まじでだっさ」  一定のペースで、リズミカルに。それが及第点をもらえる腰振りの最低条件であることなんて分かっている。分かっているけれど腰が止まらない。すべすべのふくらはぎを亀頭が掻き分けている間はお尻がくねくねと揺れ、引き抜く時は敏感なカリ首にひっかかってしまうせいでぎこちない逃げ腰になってしまう。散々大人を馬鹿にするなと舐めるなよガキがと反抗心を燃やし、“わからせ”を誓っておきながら、おみ足とのセックスになると戦う意欲が性欲に上書きされてしまう。“わからせ”されるのは俺のほう。獰猛な牙だと思っていたものは所詮犬歯で、それを剥き出しにしながら柵の内側からきゃんきゃん吠えていた犬コロに過ぎないと思い知らされる。 「っっ……♡ ふぅっ、むぐぅっ♡ ふぅぅッ……うぅぅっ……♡♡」  “情けない喘ぎ声を漏らしたくない”一心でパンツ越しのお尻の谷間に顔を隠す――というのは建前だ。本当は俺を軽視しヘコらせるこの少女の匂いをいっぱいに吸引して、射精への助走をつけるため。自分からお尻に埋まっておきながら、“潰されるっ……♡ 顔っ、メスガキのお尻に踏まれてるっ、くそっくそぉ……♡”などと被害妄想を膨らませて悔しがれば、金玉の中がぎゅちぎゅち♡縮こまるのが気持ちよくってたまらない。 「あ、もしもし、ちーちゃん? 塾ちょっと遅れるかも、先生に言っといてくれない? んー。ん……そう。射精管理。へコリーヌがサカッてて」  こちとら足ヘコに夢中になっているのに、俺を差し置いて友達といつの間にか通話なんか始めてしまっている。ただでさえ構われていないのにこれでは完全に蚊帳の外だ。放っておかれている間に射精してしまったら、と焦りがこみ上げる。エリカちゃんを振り向かせたい、なんとか注意を引き戻したい。そう考えた俺は残った思考リソースを総動員した結果、とある妙案が閃いた。  手のひらでは決して触ることができないため、鼻先と頬ずりを駆使して尻たぶのパンツをどうにかこうにかズリあげてゆく。すると片方だけTバックのように、真っ白なぷりぷりのお尻が剥き出しになった。そこへルール違反にならない範疇で、唯一俺の痕跡を残すことができる方法を実践する。 「ちゅぅっ♡ ちゅっ、ちゅちゅっちゅ〜〜〜〜っっ♡♡」  わざと音を響かせて、思いっきりキスをお見舞いする。大人のオスの本気の吸啜音。そのまま呼吸が続く限り吸い続け、ちゅぽんっ♡と唇を離すと、見立て通りくっきりとキスマークがついている。美脚自慢の生意気JSのお尻にキスマークをつけた、それは俺にとって生まれて初めての女への反逆であり、胸がすくような思いというものを身をもって感じた。 (エリカちゃんのお尻にっ、俺のっ、俺のキスマークをつけたッッ……♡ してやったっ♡ してやったぞぉッ……♡♡)  これまでとは全く異質な興奮に胸が高鳴り、俺はひとつまたひとつと、どんどんキスマークを増やしていく。 「ちゅっ♡ ちゅぅぅ〜〜っ♡♡ ちゅっちゅ〜〜〜〜っっっ♡♡♡ ちゅっ……ぽんッ♡♡」 (どうだっ、ガキがっまいったかっ♡ このっ、このっ思い知れっ♡ お前の自慢の足っ、綺麗なお尻っ……♡ 鬱血跡だらけにしてやるっ♡♡ お前の尻たぶにいっぱい跡残されてる音を、友達に聞こえるくらい鳴らしてっ恥かかせてやるっ……♡♡ ほら、こっち見ろっ、こっちみろぉ……♡♡)  エリカちゃんの焦り声、あるいは恥ずかしがる声を初めて聞けるかもしれない。そんな期待に胸を高鳴らせている俺の耳に聞こえてきたのは、今にもため息をつきそうな、呆れ返った声。 「ん、うるさくってごめんね。……そう、そう。足とセックスごっこさせてる。うん、射精日だから貸してあげてるんだけど、お尻にめっちゃキスしてくんの………うん、うん。ねー? “自分の頭の位置はこんなに下の方です〜”って、言っているようなもんなのに。ね、ほんと馬鹿だよね」  脳髄の中枢に直接電撃を流し込まれたような感覚。俺の頭の中で最も賢い部分がばちばちとショートする。一世一代の俺の反抗は、オスが女性の尻に敷かれる絶対的格下であることを声高に主張する、哀れな敗北宣言に他ならなかったのだ。 「うっ、うぅぅぅ〜〜〜っっっ♡♡」  へこっ♡ へこっ、へこっ♡  へこへこへこへこ〜ッッ♡♡  羞恥心の限界に達し、今度こそ本当にエリカちゃんのお尻に顔を隠さざるをえなかった。腰振りのペースも心の荒れ具合を映し出すかのように制御が効かず大暴れ。射精に向かって一目散に逃げてゆく。 「ちーちゃんは、どうやってイかせてやってるの? ……うん、うん。……足コキ? なにそれ。へぇー……足の裏で射精ってできるんだ。……うん、うん、ちょっとやってみる。ん、ありがと。はい、はーい、またあとで。……こら、勝手にイこうとするな、“待て”」 「うぅぅ〜〜っっ♡♡ うぅぅ〜〜〜〜ッッ♡♡」 「金玉ぎゅーするぞ」  ヘコヘコっ、ぴたっ……♡  女子○学生からトラウマをえぐる脅しをキメられ、射精のための動きが完全に停止する。俺の身体はオスの本能や俺が下す命令よりも、エリカちゃんに服従することを選んでしまった。 「“へコリーヌ”、セックスの場所、もっと下にしなさい」  言われた通り、丸めていた身体を伸ばしてチンポの場所を少し下にずらす。さっきまでふくらはぎ同士がしっかり密着して“穴”を成していたのに、隙間が広くなってしまっている。これではチンポが包まれない。 「もっと下」  更に下へ。すると今度はコリコリした感覚に変わる。おそらくここは足首の骨。 「もっと下」 「ふぐっ!? ふむっっ♡♡ むぅぅッ♡ むぐぅぅっ♡♡」  一体何をさせようとしているかようやく理解できた俺は、お尻に顔を埋めたまま、慈悲を求める声をあげる。だって足首よりもっと下なんて言ったら、もう残るは足の裏しかない。人間の身体の中でいちばん下。地面と接する、もとから何かを踏みしめるためにある場所。  しかも足の裏なんて、エリカちゃんの身体と俺のチンポとの間に更にもう一枚、あの真っ白なフリルソックスを隔てることを意味する。ゴム越しなら擦り付けてもいいからとせっかくコンドーム着用でおみ足ヘコヘコセックスを許されてきたのに話がちがう。  おそるおそるゴム越しチンポをふたつ並んだ足裏に擦ってみると、悔しいが思いの外、ソックスはすべすべでそれなりにやわらかい。 「そう。そこ。今までは太ももにヘコらせてたけど、今日からお前のセックス相手は足の裏ね。お前にはそこがお似合い。椅子踏んづける場所にキスしながら、地面踏んづける場所で射精なさい。わかった?」 (う、ぁっ……♡ や、やだっ……♡ こんなとこでヘコるのにハマっちゃったら“模範男性”になれなくなっ「オ゛ッッッ♡♡♡」 「ま……いいわ。今日だけ特別。次からお前の方からおねだりするようにしてあげる」  突如足裏が両側からチンポを捕縛した。散々一方通行の快楽に慣らされたせいで、ペニスを嫐る意志を以てはたらきかけてこられるのは刺激が強すぎた。互い違いにすりすりと擦り潰す足裏の動きを浴びせられ、腰が逃げるための姿勢を作ろうとする。だがきつくきつく足裏でぎゅぅぅっっと圧をかけられると、もう逃げられない。  しゅにっ、しゅにっ……♡ しゅにしゅにっ……♡  しゅにしゅにしゅにしゅにしゅに♡♡  しゅっこしゅこしゅこ♡♡ しゅこしゅこしゅこ♡♡ 「〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡」  カリ首を集中的に擦り上げられ、抗いようのない快楽がチンポに流れこんできて俺はなすすべなく悶絶する。じわじわと熱くなっていく亀頭に目が眩み、脳内のシナプスが過情報を処理しきれず火花を散らして弾けていく。そうしてまっさらになった頭の中へ、気怠げな声が染み込んでくる。 「ほら、これが女の子のペースのセックス。自分がどれだけ甘っちょろいごっこ遊びしてたかわかった? 怖いでしょ、セックスって。ほーら、セックスこわーいセックスこわーい。お尻にキスマークつけたくらいで、たくさんイキれておめでたいでちゅねー。じゃ、とっとイかせちゃいまちょーねー」  間延びしたやる気のない声色とは正反対な悶絶必至の高速足コキをお見舞いされ、反対意見を練り上げることができない。自分の体を強制的に絶頂へと押し上げる絶対的な強者から聞かされる言葉は、まるで全て正しいことのように聞こえてしまう。 「それとね、私は別に男の人が嫌いなわけじゃないの。お前を見くびってるのは……お前がなっさけないマゾオスだから。……わかったか、マゾオス」 「うぅ〜〜〜っ♡ むぅぐぅ〜〜〜ッッ♡ うっ、う゛ぅ〜〜っっ♡♡」 「マゾチンポのくせに“模範男性”になんかなれると思うなよ。ずぅっと足とセックスしてろ。ほらイケ。……だっっさ」  びゅるるるるるっっ♡♡♡  びゅーっ♡ びゅくぅぅっ……♡ びゅぅぅ〜っっ♡♡  びゅっっぷっ……♡♡ びゅぷぷぷぅ……♡♡ 「だっさ、だっさ、だっさ。マゾオスだっっっさ。何が大人だ、ば〜〜〜〜か」  尿道の奥からダマになった精液がびちゃびちゃと漏れ出してきて、亀頭の先でコンドームの鼻提灯をつくる。エリカちゃんの足に圧倒され、実にあっけなく射精を迎えさせられた強烈な射精体験がイク間際の罵りとともに、二度と掬えない澱となって心の底へ沈んでゆく。悔しさを溶かし込んでたっぷり150時間煮詰めた煮こごり精液なのに、エリカちゃんの素肌に触れることもなく、ものの数十秒程度で実にあっけなく搾り取られたのだ。俺の反抗心を支えとなっていた部分をぽっきりと挫かれてしまったような感覚。恐ろしいほどの虚脱感に苛まれているくせに、未だ背筋は興奮で総毛立っている。 「はい、おしまい。じゃあ、とっとと掃除して。私の準備終わる前にね。……ほら、早く。精液チビりゴム外して、チンポ差し出しなさい。また一週間、鍵預かってあげる」  縮み上がって空になった金玉を、トドメと言わんばかりに拇指球と指でぎゅーぎゅー握られ、俺は膝から崩れ落ちた。 《終》


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