DoujinStars
ymsrkwii
ymsrkwii

fanbox


羽川ハスミ先輩に女の子扱いされるのが大好きな正義実現委員会のモブ《女装男子》ちゃんが、ぺ二バンセックスをおねだりしたせいでいっぱい恥かかされた挙句マゾメスアクメキメちゃう話

「やっ、くすぐったいですっ♡ ハスミ先輩っ♡」 「太ももの感度ですらかなり良くなっていますね。いい傾向です。毎日欠かさず焦らしたのではありませんか?」 「っっ♡ そ、れはっ……♡」 「もどかしかったでしょうによく頑張りましたね。こんなに感じやすいなんて、貴女はもう立派な女の子ですよ」 「~~ッッ♡♡」  その無私で勤勉な仕事ぶりからハスミ先輩はツルギ委員長とは違った意味で怖がられがちだけれど、本当は私たち後輩をいつも目にかけてくれる情に厚い人だってことを正義実現委員会のみんなが知っている。  決して私ひとりが特別扱いをされているわけではない。それでもこうして後ろから抱きすくめられながら優しく愛撫されていると、つい思い上がってしまいそうになる。 「ふっ、う、ぁ♡」 「ここはくすぐったいですか?」 「っ、はいっ……♡」  不思議。自分で触るとなんともない場所でも、ハスミ先輩に触れられるとどこもかしこもそこが性感帯みたいになってしまう。はしたないとわかっているのに、背中に生えた羽がぱたぱたと動かすのを我慢できない。  太ももをなぞった指は上へ上へ。鼠蹊部を経て、骨盤の出っぱり、お臍の下、肋骨。特に皮膚の薄い部分の感じ具合を確かめながら登ってきて、やがてその場所へと辿り着く頃にはすっかり刺激を受け取る準備が出来上がってしまっていた。 「先輩っ、そこはっ……♡」 「大丈夫ですよ。痛くしませんから」  女性的な魅力がたっぷり詰まったハスミ先輩の立派なバストとは大違いな貧相な胸板は美しい女体になりそこなった名残でしかない。だから多少乱暴にされても痛くないし、揉みしだかれたところで大きくなる見込みもない、つまらない場所だ。  なのにそんな紛い物を先輩は丁寧に愛撫してくれる。周りの脂肪を集めてつくった膨らみを寄せてあげたり、あるいは広げて伸ばしたり。まるで私の中に散りばめられているメスの素質を集めて整形してくれているみたい。気恥ずかしさを感じる半面、たまらなく嬉しく、そして本当に気持ちがいい。 「ぁっ…あ、ぁっ……♡」  正義実現委員会に入部したばかりの頃はスタイル抜群な女性の先輩に胸を愛撫されることが気恥ずかしくて喘いだものだった。それがこうして毎週可愛がってもらうようになってから少しずつ育ってきて、今ではもうおちんちんに負けず劣らずな性感帯。心なしか胸全体のシルエットも丸みを帯びてきたし、制服の下に着ているキャミソールが擦れるのでさえもどかしい気持ちにさせられる。  そのことについて、実は私にはハスミ先輩に打ち明けなければならないことがあった。いつ切り出そうかタイミングを見計らっていた――といえば聞こえはいいものの、実際には告白するのが怖くて後回しにしているだけ。それでも服を脱がされたら、どっちにしろバレてしまうのでいい加減打ち明けてしまったほうがいい。ちょうどそんな考えが頭をよぎった時だった。 「おや。ブラジャーを着け始めたのですか」 「えっ、ぁ、ぁっ」    指摘されたその瞬間、まるで背中に冷や水を差し込まれたみたいにびくんっと肩が跳ねた。秘密を知られてしまった焦燥感。せめて自分から告白すべきだったのにという今更過ぎる後悔の念。そこに羞恥心まで加わって渾然一体となった激情が私の心臓を握りつぶさんばかりに締め上げた。  トリニティは格式高いお嬢様学校だけあって、女装男子に対する風当たりはそれなりに強い。見ず知らずの生徒にいきなりスカートを捲られたりとか、制服の上から胸を弄られたりといった嫌がらせが未だに常習的な風潮として蔓延している。もちろんそういった行為は正義実現委員会の取り締まりの対象なのだけれど、それでもやっぱり本物の女の子から向けられる悪意と差別の視線は恐ろしい。 「すっ、すみませんっ、すみませんっ……!」  そのためブラジャーを着けることを後ろ暗く感じていた私は二重の意味で自分が罪を犯しているような気持ちになって、相手が理解のある先輩であろうともつい反射的に女の子ぶっていることを咎められたと思ってしまったのだった。 「謝る必要なんて何処にもありませんよ」 「でもっ、こんなの、お、おっぱいじゃないのにっ……!」  粗末な身体を恥じて腕を縮こめ、すっかり委縮した私にハスミ先輩が耳打ちする。 「もう何を言うのですか。ブラジャーは敏感で繊細な思春期のお胸を保護するためのもの。女の子はみんなしていますから、恥ずかしがらなくても大丈夫ですよ」  まるで当たり前のように女の子として扱われ、涙腺がぶわっと緩んだ。  やっぱり先輩にならなんだって打ち明けたい。許してもらえるなら、今からでもすべてを告白したい。心を蝕んでいた羞恥心に真正面から競り勝ってしまうくらいには、私はすっかり先輩のことが恋しくたまらなくなっていた。 「どんな具合なのですか?」 「キャミソールの裏地にっ、ちょっと擦れただけでっ、乳首がむずむずしちゃってっ……♡ それで授業にも全然集中できなくってっ……♡」 「大変でしたね。初めてのことばかりで戸惑ったでしょう?」  強張っていた身体から力が抜けてゆく。胸を隠すように掻き抱いていた腕がだらんと垂れ下がって、ミニスカートの端をきゅっと握った。もう隠さない、嫌がらない。だから触ってほしい、という遠回しなおねだり。それに気づいてもらえたかはわからないものの、再び大きな掌にゆったりと胸を揉みしだかれたときにはそれはもう恍惚とした深いため息を漏らしてしまった。 「もし相談してくれていたら、何かお手伝いしましたのに。選び方はわかりましたか?」 「っ、いえ、そ、そんなっ、恥ずかしくてっ、いえっ、がんばって、調べましたっ……♡ 本当はっ、通販で済ませたかったんですけどっ、勝手が分からなくってっ……それでお、お友達のっ、伊落さんと一緒に…ランジェリーショップにっ……♡」  様々な派閥がせめぎ合っているトリニティの中でも、秘密主義的な組織体質が災いして懐疑的な目で見られることの多いシスターフッド。とはいえ少なくとも大聖堂に勤めるシスターの皆さんは私たち女装男子を差別しないでいてくれる。伊落マリーさんは以前カウンセリングでお世話になったのをきっかけに知り合った穏やかで誠実な方で、そして私の貴重な女の子のお友達でもある。  ところが、伊落さんの名前を聞いた先輩は不思議そうだった。 「シスターフッドのマリーさん、ですか。ええと、少し意外ですね」 「そ、のっ…伊落さんはっ、私なんかにも優しくしてくれる、敬虔な信徒の方でっ……!」 「あぁ、ごめんなさい。そういう意味で言ったのではなくてですね。貴女が私や同じ委員会の仲間に相談できなかったのは、恥じらいの気持ちが強かったからだと思っているのですが……やはりシスターの方はまた別なのでしょうか」 「えっ……ぁ、えっと……?」  カップ付きのキャミソールとはちがって、伊落さんと一緒に買ったブラジャーはずり落ちないで胸を包んでくれている。その感覚を強く意識させられている私は羞恥的な興奮ですっかり頭が馬鹿になってしまっていて、先輩が言わんとしていることをすぐにはかみ砕けずにいた。 「組織や学年の垣根を越えた交友関係、ですね。親しい友人がいるようで何よりです」 「えっ、ぇ……? あっ、ぇっ…?」 「おや、その反応……もしや知らなかったのですか? 伊落マリーさんは一年生です。二年生の貴女からすれば、彼女は後輩にあたりますね」 「ぇ、っ、ぁ、うそっ♡ ぁっ、ぁっ……♡」  今の今まで同級生だとばかり思い込んでいた女の子が、自分よりも年下の女の子だった――。先輩の口から語られた衝撃の事実に私の頭の中は真っ白いペンキをぶちまけられたみたいになった。そのまっさらなスクリーンに、これまで私の瞳が映してきた伊落さんとの思い出が物凄い速さで上映されてゆく。  初めてカウンセリングをしてもらった時のこと。昼休みに花壇をお世話している姿。ミサをお手伝いしたお礼に手作りのクッキーを分けていただいたこと。水曜日は放課後のベンチでたわいもないお話をするようになった。そして、恥を忍んで女性用下着を買いたいと相談をしたあの日も、緊張していた私の手を握ってくださったぬくもり。  まるで走馬灯のように脳裏を駆け巡る伊落さんとの思い出が私の心臓を狂わんばかりに高鳴らせる。  いつから? 勿論、最初から伊落さんは一年生の女の子だった。ということはつまり私は――。 「年下の女の子にお願いをして、そのブラジャーを一緒に選んでもらったのですね?」 「っっ~~~♡♡♡」  それまでのただ優しいだけの声ではなく、『オンナ』を恥じらわせるための艶めかしさの入り混じった耳打ち。同時に乳首の場所を的確に探し当てた人差し指に先っぽをカリカリと引っかかれて、喉の奥から声にならない甲高い悲鳴が漏れ出した。 「バストサイズの計測は店員さんにしてもらいましたか?」 「っっ♡♡」 「なるほど、それもマリーさんに。ランジェリーショップの更衣室に一緒に入ってメジャーを巻いてもらって……では、この感じやすい乳首も見られてしまったのですね」 「う、ぁ、ぁ…ッ♡」  見られたどころの話じゃない。メジャーに擦れるだけで体をびくつかせる私を見た伊落さんは顔を赤らめつつも、『恥ずかしくないですよ、恥ずかしくないですからね』と気遣ってくれていた。しかも私がはたから見て男の子だと思われないように売り場ではずっと手をつないだままだったし、店員さんとの相談やサイズ感の調整もあいだに入ってお世話を焼いてくれた。  そうやってさながら年の近いお姉さんみたいに思って頼りにしていた相手が、つい数か月前に中等部を卒業したばかりの一年生だったなんて。仮に伊落さんが私の学年事情を知っていたとしたら、今回の一件で相当“女々しい”メス男子な印象を強めたにちがいない。あるいは知らなかったとしてもいつか打ち明けた時にどんな反応をされてしまうだろうか。「あぁ、そうだったんですね」と屈託のない笑顔を浮かべるのか、それとも「え、ぁ……そ、そうだったんですか」と意外そうに驚かれるだろうか。いずれにせよ、その場で心を壊される自分の姿が想像に難くない。 「う、ぅ、ぅぅ~っっ……♡♡」 「甲高い呻き声が漏れてしまっていますよ。くすっ♡ やはり、貴女は女の子よりよほど女の子らしいです。羞恥心に感化されやすく、性感帯ではないはずの場所も敏感で、心も体もとってもよわよわしい…♡ ならば、そのよわよわしい身体を包んで守ってもらうために、よりしっかりとした下着を着用するのは至極当然だと思いませんか?」  乳首の先を掠める先輩の指はわずかに残った男の矜持を削り取り、囁かれる言葉はまるで催眠術のようにとろけた脳みその奥深く、私の人格までゆっくり浸透してゆくようだった。抵抗しようとする意志はほとんど残っていない。だって全部、ハスミ先輩の言う通りなんだもの。胸の中央にたったふたつだけ残ったこの場所は性的な快感を享受するためだけにある。  今やっとわかった。私のおっぱいは授乳する機能が失われたわけじゃない。あまりにも感じやすい素質を秘めていたせいで「この個体に乳を吸わせて子を育てるのは無理だ」と判じられ、それで代わりに愛玩動物としての役割を与えられたんだ。本物の女の子様たちの慰み者として嗤われたり、見下されたりするための存在として。 「はーっ…♡ はーーっっ…♡ はーーっっ…♡♡」 「貴女の可愛いところをもっともっと見たいです。いいですか、脱がせても」 「っ…は、はいっ……♡ ぁ、えっと、あの……」 「ふふ、大丈夫。忘れていませんよ。いつもの、ですよね?」 「っ、ぁ、ありがとう、ござい、ますっ……♡」  恥ずかしさを感じていながらも、私はもうすっかり従順だった。  真っ赤な三角タイを抜き取られ、手首を後ろ手に縛られる。そんなことをされなくても咄嗟に弱点を隠したり庇ったりする気は起きないけれど、自由に身動きが取れない状態はすごく興奮する。加えて好きな人に縛ってもらうことで強く繋ぎ止められている気分に浸れるのも、病みつきになってしまった理由だ。  そうして拘束された状態でファスナーが開けられてゆくのをドキドキしながら見守る。白を基調とするトリニティにあってよく目立つ真っ黒なセーラー服。中の下着が透けないことが有難く感じていたぶん、こうして下着を露わにされることへの女の子ならではの気恥ずかしさは新鮮だった。  やがて前がはだけられ、桃色のスポーツブラが露わになる。ホックもストラップもない、初等部生の子が初めて着用するタイプのジュニア下着だ。年齢不相応に幼いデザインである点も二重で恥ずかしい。 「よくお似合いで、可愛いですよ」 「ぅ、ぁ、ぁ……♡」  吐息がこめかみにふきかかり、後頭部をぽよぽよとやわらかい感触が包む。これが本物の女性の胸の感触。一方でそうやって先輩が身を乗り出さなければ上から見下ろせないほど平坦なおっぱいを晒している自覚が際立つ。それでもたった一言褒めてもらえただけで私は羞恥心の中にあっても嬉しさを覚えずにいられず、心の中の伊落さんに何度もお礼を言った。 「ふふ、指先の感触だけでコリコリしているのがよくわかります。初めてのブラジャーがよほど嬉しいみたいですね」 「っ、ぁっ、ぁっ……♡♡」 「とはいえあまり硬くしていると、シルエットそのものが浮かび上がってしまうかもしれませんよ? せっかくこの恥ずかしい性感帯を可愛く着飾ってもらったのに、それでも覆い隠せないなんてことになったら……とてもはしたなくって、いやらしくって……すごく私好みです♡」 「うぅぅ~~っっっ♡♡」  脳内にぶわっと快楽物質が噴き出す。先輩の触り方を思い出して何度も自分を慰めたけれど、それでもやっぱり先輩の指には全くといっていいほど及ばない。羞恥心と興奮で耳の先まで真っ赤に火照って、毎秒のように全身を鳥肌が駆け抜けてゆく感じ。いつもは全然弄らないでいるおちんちんすら、ブラとお揃いのショーツの中でびくびくと跳ねている。私が男の子である以上、本能的に希求してしまう射精への渇望。金玉の中で暴れまわっているオスの名残を嘲笑うかのようにメスの快楽で嬲られるこの感覚にすっかり私は魅入られている。 「こんなに敏感な身体であれば、どんな方にも気に入られますよきっと。そろそろ『愛の器』の役が始まる時節ですし、初めての相手にご希望があれば手配しておきますよ」 「っ、あ、あのっ、やっぱりっ、わ、私なんかがっ……♡ お、お相手を選ぶなんてことをして、良いのでしょうかっ……♡」 「もちろんです。たった一回しかない、『処女喪失』なのですから」  トリニティ総合学園の女装男子は二年次になると、『愛の器』という義務が課せられる。愛を施し、愛を実践する教義に基づいた由緒あるお役目――という名目は形骸化して久しい、つまるところ女子生徒たちの性的欲求を満たすための愛玩係だ。その最初のお相手となる女の子様を私たちのほうから指名して、ペニバンセックスの手ほどきをしていただくのが慣例となっている。 「確か、イチカとは同じクラスでしたよね。彼女はいかがですか?」 「ぇっ……♡」  もじもじしてはっきりと言い出せない様子の私を見て、相手を決めかねていると思ったのだろう。同じ委員会に籍を置くメンバーであり級友でもある仲正イチカさんを推薦され、思わず絹を裂くような悲鳴をあげてしまった。 「ふふ。そんなに緊張しなくても。貴女はこんなに愛らしいのに少々自己肯定感が乏しいので、その点が好相性だと思います。イチカに抱かれて『オンナ』にされた子たちは、それまでの内向的で恥ずかしがりやな性格から一転、一皮剥けたような感じになりますから」  いつも周りにたくさんの女装男子を侍らせているイチカさん。私も以前、たまたま『愛の器』の現場を目撃してしまったことがある。自分よりも背の高い女装男子の方を足元に跪かせてフェラチオをさせているところだった。光を飲み込むような見た目の厳ついペニスバンドをつきたてて、「上手っすよ~」とか「あー、それ気持ちいいっす~」とかって言いながら今にも窒息しそうなメス男子の喉奥を犯すイチカさん。こんなことを言ってはダメなのかもしれないけど、私には暇つぶしで『愛の器』の尊厳を犯しているようにしか見えなかった。それなのに完全に都合のいいメス穴と化しているメス男子の方は苦しいはずなのに同時にうっとりもしていて、そのちぐはぐな関係にぞくぞくした。 「何より、彼女自身は特に束縛をするタイプではありません。『オンナ』として愛される味を知るためにはなかなか良い相手だと思いますよ」  女子生徒のあいだでは気に入った『愛の器』を専属の『オンナ』として囲う風潮がある。誓約書を書かせて正式に娶ったり、あるいはおちんちんごと貞操帯を掛けたり。方法は色々だけど、とにかく一度アナルを犯した女装男子が他の女に靡くのを嫌がる女子生徒は多いみたい。イチカさんみたいな奔放主義というか、『オンナ』に執着しない気質は珍しい。そういった懐の深さを感じさせる精神的な余裕に惹かれて、メス男子たちが自ら囲いの一部となってしまうのは納得だった。 「あっ、ぁのっ、そのっ……♡♡」  私は内股になってもじもじと腰をくねらせた。これはハスミ先輩との間でだけ通じる合図のようなものだ。何か面と向かって言い出せないことがあるとき、腰を振って意思表示の代わりにする。  前後方向への腰フリ運動は肯定のニュアンスを孕むもの。とはいえ言い出しにくいことは往々にして状況の否定を含むものなので、私におちんちんの出し入れを彷彿とさせるピストン機能は必要ない。飾り物の生殖器を目立たせるように、右へ左へとしきりにお尻をふった。 「おや、イチカは苦手でしたか? 身体はすごく期待しているようですが」 「っっ♡ う、ぅ、ぅ~っっ♡♡」 「ふふ、冗談です。貴女はとても甘えんぼさんですから、執拗なくらい愛情たっぷりにイジめてもらうのがお望みなのでしょう?」 「ぁ、や、ちがっ♡♡」 「嘘つき♡」 「~~~っっっ♡♡♡」  それまでの引っ掻いたり削ったりする動きから一転、いきなり両方の乳首を摘まみ上げられて、頭のてっぺんから足の先まで痛烈な快楽電流が駆け抜けた。ハスミ先輩の言葉で『女々しいメス』の自分を突きつけられる興奮と相まって、乳首を起点とした軽度のアクメがじゅわ~っ♡っと広がってゆく。 「処女を喪う機会は後にも先にもこれっきり。自分を偽っては必ず後悔してしまいます。たとえば、『首輪とリードをつけられてメス猫のコスプレで犯されたい』だとか、『最後に男の子の自分とお別れ射精して、それから貞操帯を掛けられたい』だとか、そういった要望まで対応できます。 わかりますか? 貴女はその夜、お姫様になれるんです。本当はこのおっぱいもたくさん愛してもらいたいんですよね?」  イチカさんを無碍に思う気持ちも、自分を偽ろうとしている気持ちもさらさらない。ただ私には心に決めた人がいるだけなのに。だけどそんなふうに囁かれたら、お尻の奥で子宮の名残がじんじん疼いてしまう。返事の代わりに甲高いマゾメス声で鳴く私を見て、ハスミ先輩は満足そうに笑った。指の腹で乳首をぐりぐり押し込む動きは「ほら。初めての夜も、貴女の大好きなこれをしてもらいたいでしょう?」と言っている。 「では、マシロはどうですか?」 「っ、ぁ、マシロ、ちゃんっ、ですかっ……♡」 「ええ、彼女のセックスはひたむきで真摯です。スナイパーは辛抱強さが肝ですからね。貴女のことを先輩として敬いつつも、執拗なピストンで『オンナ』の素質を掘り尽くしてくれることでしょう」  一年生の静山マシロちゃん、彼女とは何度か任務で一緒に組んだことがある真面目な後輩だ。私たちにも分け隔てない態度で接してくれたことを覚えている。でもハスミ先輩の口ぶりから察するに、それはきっと「弱きものは助けるべき」という彼女なりの正義感の結果なのだろう。もしマシロちゃんが「女子が女装男子をペニスバンドで犯すことが正しいセックスのあるべき姿」だと本気で思っていたら、手加減は一切してもらえない。標的を仕留めるために何時間も同じ姿勢を保ち続ける忍耐強さが遺憾なく発揮できる寝バックの体位で覆いかぶさられて、一晩中前立腺《ニセモノの子宮》を擦られ続けられたら男の子なんて簡単に狂ってしまう。 「女装男子が射精欲を捨てられない原因は精液が溜まってしまうから、と考えているようです。そのため、マシロのセックスは睾丸を空っぽにするまで止まらないようで。シーツはもちろん、ベッドのマットレスやスプリングまでよくダメにしていますね」 「ひっ……♡♡」 「あぁ、勿論、行為そのものは事務的なものではありませんよ。むしろ穴の具合をたっぷりと褒めながら愛することで、性自認を書き換えて『男の子を諦めさせる』のが上手です。いかがでしょう?」  年下の女の子からのぺ二バンセックスでメスにしてもらう。お相手もシチュエーションもすごく魅力的で、おちんちんは我慢汁をとぷとぷ溢れさせて咽び泣いている。それでも首を縦に振ることはできない。だって誰の『オンナ』になりたいかなんて、そんなのとっくに決まっているから。  私は喘ぎ声を漏らす勢いを借りて、自分の気持ちを吐き出してゆく。 「あっ♡ぁっ、♡ わ、私はっ、ハ、ハスミ先輩がっ、ぁっ♡ ハスミ先輩がいいですっ……♡ ずっと、ずっとっ♡ 先輩の『オンナ』にしていただきたかったんですっ……♡」 「あら。私ですか?」 「っっ、はいっ♡ せっ、先輩はっ、優しくって、強くって…♡ 素敵でっ、かっこ、よくってぇっ……♡」 「ふふ。素敵でかっこいい、ですか? 本物のおちんちんが生えている貴女より?」 「はいっ♡ 素敵っ、素敵ですっ……♡♡」  先輩の翼が軽く羽ばたいて、私のスカートがめくれそうになる。そう、この大きな翼で何度も守ってもらった。不良生徒から乱暴されそうになった時にはこの翼に包まれて傍らへと引き寄せられた。先輩の大きな手で頭を撫でつけられるとすごく安心した。もちろん今だって、頭の高い位置から降ってくる声に包容力を感じている。そして何より、迫害される立場にある私たちなんかを本物の女の子同然に慈しんでくれて、心と体が勘違いを起こさないはずがなかった。 「すきっ、すきなんですっ……♡♡ ずっと、お慕いして、ましたっ……♡ ですからっ、初めてはっ、ハスミ先輩が、ぁっ♡ 先輩がいいんですっ……♡♡」  本気の告白のつもりなのに乳首をコリコリされているせいで、みっともなく喘いでしまう私。けれどそうやってメスが恥じらいながらおねだりする姿に女の子は嗜虐心をくすぐられるもの、らしい。だから私は私の尊厳を先輩に媚びを売るために惜しげなく使う。 「ふふ、そうですか。ありがとうございます。でも私は先輩ですから、かわいい後輩の前で格好をつけているだけですよ。ほら、ベッドの上では普段と性格がちがう、ということもあるでしょうし」 「それでも あっ、ぁっ♡♡ だいじょうぶですっ……♡ 私、ハスミ先輩にならっ、意地悪されてもっ、ひ、ひどいことされてもっっ……ぁっ♡♡」 「ふふ、私の好きなおねだりまで。なるほど、ようやく合点がいきました。参考までにと言いつつ、『私の好みのメス男子像』を聞きたがってたのはこういうわけでしたか。貴女は私が考えていたよりもずっと健気で、ひたむきで、それでいてとってもいやらしい子だったのですね。わかりました。では、慎んで私が貴女の処女を貰い受けます」 「っっ~~~♡♡」  この身体は母乳も出なければ、新しい命を授かることもできない。自分が女の子の格好をしていることにいつも罪悪感を抱えていたけれど、でも私が男の子でなかったら今の台詞は言ってもらえなかった。これまでに味わった全ての恥辱や劣等感がメスにしてもらうためのいわば味付けの工程だったんだ。そして惨めで情けないエッセンスをたっぷり加えられて出来上がった私という料理が、いよいよ人の口に運ばれようとしている。先輩好みに下拵えされた私を先輩本人に味見していただくだなんてまるで夢のようで、視界がちかちかと明滅した。 「では、来週の金曜日はいかがでしょう。私は放課後に定例会議と他にも細々とした用がありますので、20時ごろを目安に」 「っっ♡ は、はいっ……♡♡ だ、だいじょうぶ、ですぅっ……♡」  あっという間に具体的な日時が決まり、予定がぐっと現実味を帯びてゆく。まだおよそ一週間先の話なのに既にドキドキして胸が苦しい。生活の中にセックスの予定が組み込まれるって、こんなにえっちな気分になるものなんだ……。 「場所はどうしましょう。専用別館の一室を予約できますが、希望はありますか?」 「っ、ぁ、えっとっ…♡」 「ふふ、どちらかの自室でも構いませんよ」 「ぁ♡ っ、じゃぁっ、せ、せんぱいの、お、おへやでも、よろしい、でしょうかっ……♡」 「もちろんです。では、私の巣穴で食べてあげますね♡」 「え、ぁっ…ひゃいっ……♡♡」  精液のなりそこないのようなカタマリのカウパーが、びゅくっ♡とショーツの中に噴出する。好きな人のプライベートな空間を知りたい一心だったけれど、その発言が意味するところを私は全然理解していなかった。  セックスは対等じゃない。捕食と被補食の関係に喩えられるように、挿入する側が優位で挿入される側が劣位だってことは自然の摂理を鑑みれば明らかだ。ハスミ先輩は犯す側で、私は犯される側。その行為の場所に先輩の部屋を希望したということは、草食獣が肉食獣の巣穴に敢えてその身を投げにいくに等しい。  私はとんでもなくイジめられたがりなマゾであることを改まって打ち明けたに等しい。捕食されるイメージを想起してしまい、私は舌を出した犬のようなすっかり浅い呼吸になった。忙しなく暴れまわる心臓のリズムに肺が急かされて息をさせられているみたいだった。 「はっ♡はっ♡はっ♡はっ♡ えぁっ!?♡」  そうやって激しい動悸を繰り返していると、ハスミ先輩の手がブラの中に潜り込んできた。胸全体を大きな手のひらがゆったりと包み込む。本物の女の子様たちみたいに起伏がない分、ハスミ先輩に食べられちゃう場面を想像して胸が張り裂けそうなぐらいドキドキしている私のマゾ度合いがダイレクトに伝ってしまう。それが猛烈に恥ずかしくて、でも同時に嬉しくもあった。 「くすっ。楽しみですね?」 「はっ、はいぃっ……♡♡」 「準備に関してはまたあとで書面の通達があると思われますが、それとは別に、私に抱かれる『オンナ』として準備してもらいたいことがあります。いいですか?」 「っ、ぁ、も、もちろんですっ♡ なんでもっ、なんでもおっしゃってくださいっ♡」 「ふふ、ありがとうございます。ではまず、当日の夜は忘れないように外泊許可証を寮長に提出してください。それと着替え一式の持参も忘れずに」 「そ、それってっ……♡」 「恥ずかしながら私は性欲がかなり強いほうですので、一度抱くと決めたら朝までお部屋に帰してあげられません。そのつもりでお泊りの準備をお願いします」 「ぇ、ぁ、ぁっ♡♡」  こうしてハスミ先輩に慰めてもらえるたった一時間程度の逢瀬でさえ、多幸感に脳を浸されて甘いアクメの中を漂っているような状態なのに。そんな状態が一晩中続いたら、私の中にかろうじて残っている男の子の残滓は綺麗さっぱり濯がれてしまい、完膚なきまでに『オンナ』として作り変えられてしまうかもしれない。 「それと本来はお役目の日までのあいだにハリボテでお尻の穴を広げて準備しておくのが一般的となっています。お尻の穴が裂けて使い物にならなくなってしまう事態を懸念しているのです。女装男子を手荒に扱う生徒は少なくありませんから。ですが、実をいうと私個人として、その風潮は受け入れ難いものでして、ね。ハリボテとはいえ犯す形をしている以上、ディルドもペニスバンドも本質的には変わりありません。だとしたら、おかしいと思いませんか」 「ひぎっっ♡♡」  そこで一旦、言葉を区切るとハスミ先輩は私の乳首を強めにつねりあげた。熱を宿した蕾が人差し指と親指の腹のあいだで圧迫され、私の小さな翼がばたばたと忙しなく動く。無理やりアクメへと押し上げられる感覚を天にも昇る心地だと勘違いしているマゾメスの羽ばたきだ。 「処女を奪う予定のペニスバンドよりも先にハリボテを呑み込むなど、私に言わせればれっきとした不貞行為です。処女を捧げるおねだりをしておきながら、いざお尻の穴をおまんこ扱いされる恐怖であらかじめ耕しておくなど誠実さに悖る行いであり、風情に欠けるではありませんか」  ゲヘナ学園に対する嫌悪感をぶちまける時のように、火花を散らして激情を語るハスミ先輩。その昂りに私の乳首も巻き込まれて圧し潰され、つま先立ちになって全身ががくがくと強張る。それに気づいた先輩は慌てて力を抜いた。 「ぁ、ごめんなさい。痛かったですよね」 「っっ♡ ぅ、ぅ、ぅっ♡♡」  しかし、後ろ手に縛られたままの手で先輩のスカートを引っ張って、私はふるふると首を横に振った。乳首はじんじんと熱を孕んでいる。痛かった、怖かった、このまま潰されてしまうのかも、とすら思った。でも好きな人から浴びせられる、受け止めきれないほどの激しい感情に、今の一瞬で私は骨抜きにされてしまったらしい。  優しい先輩が好きになったはずなのに、好きな人の暴力性をすら注がれて嬉しいと思ってしまう私はどうしようもなく『器』の素質があるみたいだった。 「わ、わかりましたっ……♡♡ 先輩のためにっ、お尻にディルドっ、入れませんっっ……♡♡ 処女っ、貰ってほしい、ですからっ……♡♡」 「あぁ、なんていじらしい…♡ そんなことを言われては嬉しくなってしまうではありませんか」 「わ、私の方こそっ、幸せですっ……♡♡」 「ふふっ♡ あぁ、そうです。もうひとつ確認すべきことが。アナルオナニーの経験はありますか?」 「ぇ、ぁ、ほ、ほとんど、ありませんっ…♡」 「それは重畳。では当日までは『洗礼』の際に受け取る、媚薬入りのローションを塗り込む程度にしておいてください」 「わかり、ましたっ……♡」 「差し当たっては大聖堂の方に予約をしておきましょうか。くすっ♡」 「っ♡」  先輩の言わんとしていることが分かって、私は背中がぞくりとするような羞恥心を思い出した。  『洗礼』と呼ばれる、『愛の器』になる女装男子の手ほどきはシスターフッドの基本業務に組み込まれている。初めて身体に受け入れるペニスバンド様との向き合い方、礼儀正しいご挨拶や奉仕の心得、メンタル管理と――もちろん、己がメス穴のほぐし方に至るまでをシスターの方々にレクチャーしてもらうのだ。 「ご希望の担当はマリーさん、でよろしいですか?」 「っっ♡♡♡ っ、は……いっ……♡」 「貴女が立派にお務めを果たしてメスになろうとしている、そのお手伝いができることをマリーさんは喜んでくれると思いますよ。くすっ♡ 彼女には私からお願いしておきますね。私の『オンナ』の下拵えをよろしくお願いします、と♡ 聞くところによると、両足を宙で抱えるように開脚した格好でメス穴の締め方を教わるそうですよ♡ シスターの方の中指を一本だけアナルに挿入されて、一定のリズムでこれを締め付ける練習をするのだとか……♡」 「ふぅっ♡ふぅぅっ♡」  心根がとても暖かい伊落さん。きっと女装男子の痴態を見るのだって本当は恥ずかしいはずなのに、そんな様子を表に出さないように配慮して「怖がらないで大丈夫ですからね。はい、あー…ん♡」などと優しく指を挿入してくれたり、「いちに、いちに♡ ふふ。お上手ですよ♡」と『オンナ』になる準備が整ってゆく私を屈託のない笑顔で褒めてくれたりするにちがいない。そうやって年下の女の子の友人の手で最後の仕上げが完了した私は、初めてのご主人様となるハスミ先輩へと引き渡されてしまうのだ。 「それから貞操帯はかけますかと聞かれるはずですので、それは断ってください」 「え、ぁっ、ど、どうしてっ……♡」  硬くて長いご立派なペニスバンド様と、貞操帯に監禁され勃起すら許されなくなった女装男子のお飾りおちんちん。その格差を強調させて女の子様が感じる優越感を高めるために、役割の最中の貞操帯着用は最早スタンダードになっている。だがその本当の役目は女の子様が暴走して『愛の器』の生殖器に悪戯をしすぎないようにする保護具だ。それを着けさせないということは、ここにもまたメスを美味しく召し上がるための先輩のこだわりがあるのだろう。 「『洗礼』を受けているあいだ、いかにマリーさんが丁寧な手ほどきをしてくださっていようとも、貴女が従順な態度であったとしても、そのおちんちんだけはまるでオスであることを諦めたくないと主張するように勃起し続けているはずです♡」 「っっ♡♡」 「『オンナ』にされたくない。『おまんこちゃん』にされたくない。そんなふうに駄々をこねている、往生際の悪いおちんちんが我慢汁をたらたら漏らすめそめそ泣き勃起をマリーさんにだけは終始見てもらってきなさい♡」  生まれて初めてハスミ先輩からの命令口調を浴びせられ、その指示は私の意思や都合などをすべて飛び越えて最優先事項に設定される。 「ところで勃起の持続時間の限界を知っていますか? およそ二時間です。それを超えるといかに興奮していようともへにゃへにゃと萎んでしまうのですよ♡ もちろん満たされない欲求不満な性欲はそのままに、ね。そして貴女の中でわだかまった熱は次に宿る場所を目指して、身体の中を移動します。たとえば、このぷっくり膨らんで血色のすっかり良くなった、女の子顔負けな乳首……♡ あるいは、太い神経が表皮の近くに浮き出ている、太ももの付け根、脇腹、首筋、背中といった箇所……♡」 「あっ、ぁっ、ぁ、ぁ……♡♡」 「そして、お尻の穴の奥……子宮の名残に高まった性感が集まるでしょうね。まるでかつて備わっていた、子を孕む機能を恋しがるみたいに。さて、そんな場所をペニスバンドでごりゅごりゅと擦られたら、いったいどうなってしまうでしょうね♡」 「はーっ♡はーっっ♡はーーっっ♡♡」 「ふふ♡ 絶対に逃がしませんよ♡ 私のお膝の上に座らせて対面座位で犯しますからね♡ 腰をがっちり両手で捕まえて、貴女の小さな体を私の大きな翼で閉じ込めます♡ その状態でいったいいつまで自分をオスだと勘違いしていられるでしょうか♡」 「むりっ……♡ むりですっ、しん、しんじゃいますっ……♡♡」 「あら、貴女は言ってくれたではないですか。意地悪されても、ひどいことをされてもいい、と♡ ふふ、やっぱり嘘つきでしたね♡ 悪い子♡」 「ぁ、ぁっ、だ、だってっ、そんなっ……♡♡」 「あぁ、そうです。初夜の様子をハメ撮りしてマリーさんにも見せて差し上げましょうか♡」 「やっ、やだッ♡ やですぅっ♡♡」 「だめです♡ こら♡ 言うことを聞きなさい♡」 「~~~っっっ♡♡♡」  私が命令口調に弱いことをすっかり見抜いていたハスミ先輩は私の乳首をつねりあげながら、もう一方の手でショーツの前の部分を思いきり引っ張り上げた。するとショーツに染み込んでいた我慢汁がまるでおもらしのように滴りながら、おちんちんが強く圧迫されてシルエットが浮かび上がる。  先端まですっぽりと包皮をかぶっている私のおちんちんは、精いっぱい勃起しても女性用のショーツから頭を出すことさえできない。生殖器を自称するのも烏滸がましく、ただ私の発情を周囲に知らしめるだけの公開羞恥スティックだ。ちょうど亀頭の位置に当たる部分に赤いリボンがきていて、おちんちんすら女装させられているみたいになっている。  先の話の中でイチカさんやマシロちゃん、そして伊落さんの視線を意識してしまったことも手伝って、私はまるでハスミ先輩に躾けられる姿を不特定多数の女子生徒の皆様に晒されているような強烈な羞恥心を錯覚した。 「あ、ぁ、ぁ♡♡」  来週の金曜日の夜自分がどんな目に遭うか――その予感というか、もはや確信めいた映像が脳内を走馬灯のように駆け抜ける。  恥ずかしがり屋で臆病なマゾメスの私を優しく諭してくれる伊落さん。そんな彼女の『洗礼』を受けた私はスカートの裏地をカウパー液でどろどろに濡らしながら先輩のお部屋に向かうのだろう。道中には委員会の詰め所の前を横切らなければならない。これから先輩に抱かれようというタイミングで、私は普段通りに彼女たちの目を誤魔化せるかな――だめ、絶対に無理。イチカさんは一目で私のメスの雰囲気を察するはずだし、マシロちゃんの鋭い観察眼はきっと私の勃起を見抜いてしまう。そうして彼女たちの視線を背中いっぱいに浴びながら、ご主人様の下へ赴くのだ。  やっぱり最初はキス、なのかな。もちろん先輩の唇に、じゃない。これから私を『オンナ』にするえぐいフォルムをしたペニスバンド様に。いっぱい愛してください、できれば優しくしてください、でも激しくしていただいても大丈夫です。私は本物のおチンポ様であり、恋してやまないあなた様の想いを一心に受け止める『愛の器』ですから。そんな気持ちをたっぷり込めたフェラチオをして、先輩がもしイラマチオをしたいのなら、喉の奥まで耕されて。そうやって酸欠になってえづいてる私を抱きかかえて、先輩はもう早々にお膝の上に乗せてしまうのかもしれない。恋人みたいな距離で開発済みの乳首をたっぷりペッティングされたりなんかしたらよがり狂うに決まっている。今までは指でしかしてもらったことはなかったけど、吸ったりあるいは噛まれたり。そうやって、えっと……二時間の愛撫、だっけ。やばい、本当に私の中のオスが根こそぎ狩り尽くされちゃう。とにかくこのおちんちんが勃起を諦めるまで、そうやってなぶり愉しんだ先輩はとうとうペニスバンドを私の体内に突き立てる。先っぽを受け入れただけでその凄まじい圧迫感に日和って、そこから下に腰を下ろせない私。そんな私をどういうふうに先輩は犯すんだろう。腰を掴んで無理やり『オンナ』にされちゃうのかな。それとも優しく諭しながら抱いてくださるのかな。どちらでもきっと男の私は死んじゃうと思う。先輩の腕に包まれて、翼に覆われて、体温を感じて、歯型をつけられて、爪で弾かれて、体中を弄られて、ナカを耕されて、最低な痴態を撮影されて――そんな状態で「貴女は私の『オンナ』です」と囁かれたら、もう私はおしまい。本物のおチンポ様に負けを認めたら私のおちんちんは二度と勃たなくなる。だから貞操帯はいらないっておっしゃったんだ。貞操帯なんかつけなくても、もう犯す気概がなくなっちゃうから。気持ちいい射精ができなくなっちゃうから。  だから、今。現実のこの瞬間がきっと、オスである私が最後にする射精――。  女の子用のショーツをぐいぃ~っ♡っと引っ張られて、その中で圧迫されているおちんちんが「もうオスに未練なんかないですぅ~っ♡♡」って降参するための射精。だってこんな刺激で射精するようなおちんちんなんか、おちんちんじゃないってことだもん。 「大丈夫ですよ。安心してオスであることを手放してください。代わりと言ってはなんですが、私の『オンナ』……ふふ、いえ、私のマゾメスになった貴女が望む願いは全部叶えてあげますから♡ ……ほら、イケ♡」  びゅぅぅぅ~~っっ♡♡ びゅくっっ♡ びゅくくっ♡  びゅっぷっ♡ びゅぷっ♡ びゅぷっ、びゅぷぅぅ~っ……♡  女性用の下着を着用している締め付けられ感を存分に感じながら、ハスミ先輩の合図で私は射精した。ペニスに直接手を触れられず、『オンナ』――もといマゾメスにされる興奮と羞恥に心を嬲られながら迎える絶頂はおちんちんが精液を吐き出すことをやめても、私の中にじんわりとわだかまり続けた。  身体がおかしい。いつもの射精のような精液を吐き出したあとに頭の中の靄が晴れるような、正気に引き戻されるような感覚が一向に訪れない。それどころか、おちんちんの根元のちょうど裏側にあたる部分がじゅくじゅくと熱をもっていて、もどかしい感覚に後ろ髪を引かれ続けている。ショーツの中が精液まみれなのに、おちんちんはまだ射精してないよと駄々をこねているみたい。 「ふふっ♡ どうしましたか?」 「っっ♡ せ、先輩っ…♡ 体がっ、おちんちんがっ、おかしいんですっ……♡♡ ずっと、興奮しててっ……♡♡ ムラムラっ、治まらなくってぇっ……♡♡」 「くすっ♡ それは大変ですね♡ では今から保健室にいきましょうか♡」 「えっっ♡♡ ぁ、ちがっ、まっ、まってっ、まってくださっ♡♡」 「今の時間なら救護騎士団のセリナさんやハナエさんがいらっしゃるでしょうし」 「ちがっ、ちがうんです先輩っ♡♡ せんぱっ――」 「ふふっ♡ 今本当に嬉しいんですよ、私。貴女がなんでもしていいと言ってくれたことが♡」 「っっ♡♡」 「ご存じだとは思いますが、甘いものには目がないもので。ですから来週までに貴女にはたっぷり恥をかかせて、甘く熟したところを一滴残らずいただきたいと思います♡ ふふ、ではお姫様抱っこで参りましょうか♡」 《終》

Comments

『白瀬咲耶のメスになる』もそうでしたが、おはこさんの書かれる女装男子受けの小説めちゃくちゃ好きです! 描写のひとつひとつがツボにハマります。最高です…!!

sakuma

また御作が読めたことを大変嬉しく思います。 体格にも精神的な余裕にも、とにかく差があることを刷り込まれるようなお筆はこびはいつもながら唸ってしまいます。 おはこさんにおかれては、お身体お大切に、5月の連休を楽しくお過ごしありますように。

matto


More Creators