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龍生
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ドデカ爆乳太ももムチムチ金髪お嬢様の下僕になっちゃうお話③(前半・日常シーンのみ)

「というわけで、わんこにはわたくしの使い魔として戦ってもらうのだわ!」

「絶対嫌だ!」

「なんでなのだわー!?」

 金髪女のパイズリで搾精されてしまった後、俺は湯浴みと着替えを済ませた彼女から使い魔の仕事と役割、そしてどんな目的があって使い魔を呼び出したのかについて話を聞いていた。

 その結果、なんと俺は雑用どころではなく戦闘のために呼び出されてしまっていることを知ったのだ。地下室の冷たい床に座っていたのが、今では金髪女の部屋のフカフカなベッドに座れていること以外、事態は悪化していると言っていい。


「むぅん……おかしいのだわ? 使い魔はもっと従順な存在と聞いていたのだわ……」

 金髪縦ロールをゆらりと揺らし、はてな? と不思議そうに首を傾げる慧眼の美女は、先ほどまで来ていたドレスから着替えて、身動きの容易そうな純白のネグリジェに身を包んでいる。彼女こそが俺の主人、ベアトリーチェ・ポン・アフォルスタインだった。不本意なことに。


 本人の身体よりも肉厚な大きい豊満な乳房が苦しくないようにか、ネグリジェは胸元の中心部分、ちょうど左右の乳房が密着する部分に大きな穴が空いていた。

 言ってしまえば胸元に穴が空いていて、谷間が見えているだけ。だけなのだが——

(でっか……)

——バストそのもののサイズが大きすぎるせいで、空いた穴から覗く部分だけで並の女性の胸と同じだけのサイズがあるのだ。穴のサイズだけですら俺の顔の輪郭と同じだけの大きさがある。

加えて、やはり大きすぎる乳房に対してネグリジェが小さいのか、乳肉が穴からはみ出ており、深い谷間を盛り上がらせる形で見せつけてきている。ムチムチ、むちゅっとしたハミ乳と窮屈そうな谷間がどうにも扇情的で、俺は興奮してしまわないように目を逸らす。


(あの胸は反則だろ……!)

 ドレスとは違って胸を補正する機能がないのか、ネグリジェを着ていても豊満な乳房はボリュームそのままのサイズで金髪女の腹部を完全に隠してしまっている。それどころか、なんとベッドの上に正座している金髪女の太ももに乗っかってしまっているのだ。


(俺はまだ納得してないからな……)

 ついさっきまで彼女の爆乳を用いた誘惑に負けてしまい、ぱふぱふとパイズリで射精させられてしまったことを思い出し、歯噛みする。あそこで負けていなければ、いや、彼女の胸があんなに大きくなければ使い魔にされずに済んだのかもしれないのに、と。


 そう。俺は彼女に完全に屈服して服従させられたのだ。だから、今更どれだけ抵抗しても拒絶しても無意味なのはわかっている。それでも抗うのは、もはやプライドと意地の問題だった。

 いや、いきなり戦えなんて言われたことにも戸惑っているが、そんなことよりも素直に従うことがとにかく腹立たしい。


「もしかしてわんこ、わたくしの説明がわからなかったのだわ? 恥じることはないのだわ。わたくしも何度も聞き直してやっと理解したくらい複雑なことだもの!」

「一回でわかったわ。貴族が武勇と知恵を見せつけ合う大会に、お前の使い魔として出て他の貴族の使い魔と戦うんだろ」

 ついでに、それに優勝すればそこそこ高い王位継承権だったり、現王子や王女との婚約権だったり、領土や賞金だったりが貰えるらしい。どれも異世界人ではない俺には全く関係のないものばかりだが。


「合ってるのだわ。わんこ、もしかして頭がとってもお利口さんなのだわ? 流石わたくしの使い魔ですわね♡」

 金髪女はそのまま、お利口さんのいい子なのだわ〜と言って俺の頭をわしゃわしゃと撫でる。その手つきが本当に犬を可愛がるもののようで、俺はバカにされているのか誉められているのかわからなくなる。


「魔法はバッチリだけど魔力を宿さないわたくしと、魔法は使えないけど魔力たっぷりで精液を介して魔力の譲渡が出来るわんこ、まさにベストパートナー! 絶対優勝間違いなしなのだわ〜っ!」

 そう言っておーほっほっほっ♡ と誇らしげに高笑いをあげる金髪女を見ながら、俺は深いため息を吐き出す。


(だいたい、俺に魔力が宿っているなんて急に言われても……)

 どうやらこの世界では魔力を用いて魔法を行使することが可能らしく、金髪女の言うことには、俺の身体にも魔力が宿っているらしいのだ。それも、異常に潤沢な量で使い道が豊富なものを。

金髪女は独りで盛り上がっているが、俺の方はまったくついていけない。


「そういうわけで、わたくしとわんこの二人なら何も問題ないのだわ! 大勝利間違いなしですの!」

「断る。他に使い魔を召喚して、そいつと仲良くやってろ」

「使い魔は生涯に一人しか召喚できないのだわ」

「それこそ俺の知ったことじゃない」

 自分の都合ばかりを口にして要求してくる金髪女に、気持ち以上に冷たく頑なな態度をとってみせる。半ば八つ当たりでもあり、意地っ張りでもある。


(ちょっとはこいつも困れば良いんだ)

 まるで拗ねているようで大人気ない気もするが、これで少しでも俺の扱いが良くなったり交渉が有利になれば儲けもの。そう考えてわざと冷たく突き放したのだが——

「うう……ど、どうしてそんな酷いこと言うのだわ……?」

——金髪女の反応は、俺の予想を全く裏切るものだった。


「わ、わたくしはわんこが使い魔で嬉しいのに、わんこは、わたくしが、嫌いなのだわ……?」

 綺麗に整った顔をくしゃくしゃにして碧眼からポロポロと大粒の涙を流し始めた金髪女に、俺は呆気に取られる。

「わたくし、わたくし、魔法が使えなくて、使い魔を呼べるかすらわからなくって……不安で、でも、わんこを呼べて、嬉しくって……」

「ご、ごめん。悪かった……」

 両手で顔を覆って本格的に咽び泣き始めるベアトリーチェ様に寄り添い、声を掛ける。


しかし、それでもベアトリーチェ様は泣き止まず、俺はオロオロするばかり。

「な、泣くことはないだろ、なぁ。わかった、わかったから……」

いくら慰めても一向に泣き止む気配はなく、俺は完全にお手上げになってしまう。

(どうすれば良いんだ……)

 泣かせるつもりなんてあったはずもなく、俺は戸惑いと罪悪感でとにかく謝罪を繰り返すことしか出来ない。

 そうだ。俺は別に彼女を、ベアトリーチェ様を泣かせたいわけでも傷付けたいわけでも、ましてや嫌いなわけでもない。

 ただ自分が、納得出来ていないだけなのだ。


 そこまで考えて、どうして自分がこんなにも抵抗するのかやっと理解した。

(自分で決めたわけでもないのに、簡単に服従して言うこと聞いたりしたら悔しいもんな……)

要は、自分で納得して落とし所を作れるまでは一切言うことを聞きたくないと考えているだけ。何故なら、自分で納得して引き受けたわけじゃないなら、責任感を抱くことも出来ないから。

俺は、彼女の使い魔として働くことにちゃんと責任を負いたいのだ。

(だから、自分の意思で決めたいのか……)


自分の意思が介在していない。結局俺はそこが引っかかっていた。自分の意思でベアトリーチェ様に仕えることを決めるのではなく、ただ呼び出されて使い魔だから従う、というのに耐えられないから、俺はいつまでも駄々をこねるような真似をしているのだ。

だから、何かしら納得できる理由さえ聞ければ、俺は彼女に付き合ってやれるのだろう。


「どうして、俺の力が必要なんだ? 何の為に俺を頼ろうとしている?」

 ただ慰めるのではなく、問い掛ける。ただ断るのではなく、自分自身が納得出来る答えを求めて。

「わ、わたくしにはっ……夢がありますのっ……」

 今度はベアトリーチェ様もただ咽び泣くばかりではなく、嗚咽の中に確かな言葉を交えて返してくれる。これが、恐らくは俺と彼女が初めてちゃんと成立させたコミュニケーションだろう。


「夢? 王位継承権を手に入れることや、王子様と婚約することか?」

「そんなのどうだっていいのだわ!」

 涙を振り切ったベアトリーチェ様が、身を乗り出してこちらにズイっと迫ってくる。そのあまりに真剣な様子に、俺は息を呑む。

 一体、ベアトリーチェ様の夢とはどんなものなのだろうか? 王位も王子様も「そんなの」扱い出来る彼女の夢はどれほどのものなのだろうか?

俺は、なんだか彼女の次の言葉を聞くのが楽しみになっていた。


「わたくし、ベアトリーチェ・ポン・アフォルスタインには、ベアトリーチェランドを作るという夢があるのだわ!」

 碧眼をぱあっと輝かせて、、それこそ星が瞳に浮かぶほど満点の笑顔になったベアトリーチェ様が力強く叫ぶ。

目を輝かせ、口を大きく開けた笑顔は今まで見た中で一番アホっぽくて、ポンコツ臭がして——

「ベアトリーチェランド……?」

 ——とびっきり、可愛かった。


「そう! わたくしのでっかい銅像を建てた、誰もが楽しめて誰もがわたくしを崇め称えられる、夢と希望と娯楽の国を作りますの!」

 ベッドの上で立ち上がり、ビシィ! 天を指さして(その先にあるのは天蓋である)高らかに宣言するベアトリーチェ様。

 俺は、彼女の余りに突拍子のない言葉に、思わず笑い出してしまっていた。


「な、何がおかしいのだわ!? わんこもわたくしの夢を笑うんですの!?」

「悪い。突拍子がなさすぎて」

「そんなにわたくしの夢がおかしいのだわ!?」

 頬を膨らませ、顔を赤くして再び目に涙を溜め始めるベアトリーチェ様に、俺は微笑んで返す。

「ああ、おかしくておかしくて……笑いが止まらないほど最高だ」

「だわ?」


 この世界のことを、俺は何も知らない。

 ベアトリーチェ様のことだって、何にも知りやしない。

 でも俺は、彼女の「ベアトリーチェランドを作るのだわ!」という言葉に、ワクワクして笑ってしまったのだ。それはもう、心の底から。

 何より、いいなぁと思ってしまったのだ。突拍子もなければ高尚でもない彼女の夢が。それを出会った頃の貴族の高慢さのようなものを無くし、目を輝かせて語る彼女の子どもっぽさが。

「わ、わんこ? 笑いすぎですの! えぇ〜! わんこが壊れちゃったのだわ〜っ!?」

「俺もお前の夢に乗った!」

「だわ!?」

そして、付いて行きたくなったのだ。この、アホでポンコツで、目を輝かせて突拍子のない夢を語るお嬢様に。


 今なら言える。俺は、ベアトリーチェ様の夢のためになら使い魔になっていい、と。

「付き合ってやる。お前の、いや、ベアトリーチェ様の夢に」

「わんこ……」

 どんな無茶をさせられるのかはわからない。そもそも戦闘なんてできるのかどうかすらわからない。

 わからないけど、やってやろうと思った。それくらいの無茶をしないで、どうして誰よりも無茶をするつもりのベアトリーチェ様に付いて行けるだろうとすら思えた。

「元の世界に変える方法を探すのは、ベアトリーチェランドが出来てからにするさ」

「わんこ〜っ!」


 今度は感動で涙を滲ませたベアトリーチェ様が、ほとんど跳ね飛ぶように抱きついてくる。それも、ちょうど俺の顔が豊満な爆乳の谷間に仕舞い込むような形で。

「待っ……」

全体重をこちらに預けてのハグを唐突に受けてしまい、俺はそのまま背中からベッドに倒れ込んでまたもやベトリーチェ様に押し倒されてしまう。


Comments

読んでくださりありがとうございます! 身体めっちゃえっちなのに頭ちょっぴりアホなお嬢様めちゃくちゃ好きです……!

龍生

ちょっと頭が足りなくてアホなベアトリーチェ様可愛い。 身体のエロさとのギャップが良い感じですね。 自分もわんことして飼われたいです。 後半のエロシーンも楽しみ!

farubumu13


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